こどもに見える未来
今から10何年も前のこと
おさんぽ中の娘ちゃんが教えてくれた。
「あと何十年かたったら、
このあたりの家は
みーんななくなって
緑がたくさんの、
自然いっぱいの世界になるよ」
その時は、
これから先、日本が、世界が
大きく変わっていくことになるなんて
知る由もなかった。
ったく何言ってるんだかー、
子どもの頭のなかは訳分からないや。
まあ、私も子どものころは
空想の世界に住んでいたから
分からないでもないけれどさ。。。
そんな事を思いながら
結局、娘ちゃんをスルーしてしまった。
(ゴメンネ。娘ちゃん)
それから何年も経って
地震、台風、ハリケーン、洪水、森林火災が・・・。
世界中ののあちらこちらで
見慣れた町並みが姿を消していった。
あらためて娘ちゃんの言葉が
頭によみがえってきた。
もしかして、
こういうことだったの?
けれども自然界の生命力は
途絶えることはなかった。
人間の見えないところで
命は育まれ、新たに芽吹いていった。
まるで、
永遠の命を生かされているようだった。
私たちは
どうだろう・・・。
思いの大切さに気づかされたよ。
離れていても
顔も名前も知らなくても
ともに哀しみ
ともに寄添い
ともに分かち合い
生かし合おうと
心の底から
思ったよ。
目には見えなくても
一人ひとりの思いが
どれほどのエネルギーになって
この世界を変えていくかを
目の当たりにした。
生きる意味って
どう生きるのかって
私たちは何者かって
見えてきたと思う。
みんなは、どう思う?
noteの世界から
みんなを笑顔に
ハッピーに!
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