息子の世界を彩るポケカ事情
小学生男子の息子は大多数の例にも漏れずポケモンが大好きである。彼とポケモンの出会いはアニメから始まり、メザスタと並行しながら現在はポケカ、ポケモンSV熱が最高潮となっている。
早朝5時に起きて登校までの時間をポケカ動画を見ながら過ごす姿は微笑ましいような、なんともいえないような、複雑な思いはあるけれども。好きなことは応援してあげたいと思うので、やんわりと見守っている。
ポケカ対戦は相手が居ないと出来ない
ポケカといえば高額カードのことばかり騒がれている昨今ではあるが、そもそもポケカはカードゲームなため、対人対戦が主な楽しみ方である。
彼の対戦相手はもっぱら親である私たち。宿題を手早く終わらせて「ポケカ対戦しよ!」と健気に誘ってくる姿はとても可愛らしい。それが夕飯作りやお風呂の時間でなければ尚良いのだが。
夫は仕事のため帰宅が遅く、産休中の私が一番誘いやすいのは道理なわけで。毎回は難しくとも3回に1回くらいは対戦に付き合うようにしている。
私のポケカ歴は、自身が小学生の時に妹の付き合いで少し齧った程度。他のカードゲームはやったことがない。つまり息子ともども初心者同士になるため、対戦相手としては丁度良いらしい。
ちなみに夫は学生時代、MTGにどっぷりハマっていたという経緯がある。代わりに遊んであげて欲しいと切実に思うのだが中々そうはならず。なんでなの。
運を味方につけたら勝ち
ポケカ対戦していると毎回思うのは、運次第というか、手札の引き次第だなということ。大体運が悪い方が負けている。混ぜ方が悪いのか、はたまたデッキが悪いのか。まだそこまで判断出来るほど2人とも対戦回数を重ねていないので正直分からないのだが。
息子はミライドンが好きすぎるため、ミライドンが2枚入っているデッキを自分なりに模索して作っている様子。毎回違う強いポケモンが出てくるので見ていて面白い。
ちなみに私は最近出たランダムで封入されているexスタートデッキの、ピクシーデッキを2個混ぜて使っている。個人的にデカヌチャンが好きなのでいつかパックから出たら使ってみたいなぁと思いつつ。デカヌチャンかわいい。
私は毎回ピクシーデッキを使うのに弱点タイプのデッキを使うことを思いつかないあたりがとても微笑ましいので、そのことは敢えて言わないでいる。とてもとてもかわいいね。
ルールは少し緩く、何よりも最後まで楽しめるように
我が家で対戦するときに気をつけるのは、少しだけルールを優しくしてあげるということ。ルールを全て守りきることはまだ難しいと感じるため、今回は特別にいいよ!とその時々に合わせてルール緩和を図り、負けそうな時でも癇癪を起こして投げ出さないように気をつけている。
ここは賛否両論あると思うが、私が息子と対戦する上で重視していることは、楽しんで取り組めるようにすること、負けが見えていたとしても最後まで諦めないこと。この2点を達成出来るように調整している。あくまでも我が家の場合は、です。
ただ、今後大会に出たい!と言うようになったら話は別となるので、緩くしすぎない程度に、特別対応は1対戦に1回だけとしている。もし大会出場ということになったら、そのときはまた対応を考えていきたい。当分先の予定ではありますが。
熱中出来ることがあるのは素晴らしい
夢中になれることはそれが何であれ、とても得難い経験であると思うし、子どもの集中力は計り知れない時がある。
大好きなことをたくさん増やしてあげて、それを広げていくようなキッカケ作りを親が出来れば最高だと、日々関わりながら思っている。ただ、子どもには多くを求め過ぎないように気をつけながら。過度な期待は時に子どもを潰してしまう。
大人になった時に振り返って良い思い出と思えるような、そんな関わりが出来たら親としてはとても嬉しい。
要するに私もよくある子煩悩ということ。子どもの可能性を広げてあげられる親でいたいと切に思う。
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