わたしたちの本棚
この家にはお気に入りの本棚がある。以前住んでいたマンションでわたしたちの持ち物をチェックをしたうえで、建築家がデザインしてくれた。
本は、この家に引っ越してくる際、相当数処分したので幾分すっきりはした。ただ、本でぎっしり埋めず風通しの良い棚にするという願望(野望)達成にはまだ遠いかもしれない。
わが家のメインテーブル側からはこんなふう(↑)。これを背景にオンライン英会話を受けていると、先生から「素敵な本棚!」とよく言われる。それと、めちゃ知的に見えるらしい。大学の教授?医者?と聞かれることも(笑)
反対側のわたしの寝室からはこんなふう(↓)。両側から収めることができて収納力抜群。
ちと乱雑で恥ずかしいですが。。
具体的な本たちは、何から紹介しようかな。やっぱりまずはこれ。わたしの原点、『大草原の小さな家』シリーズ。ローラの物語ね。
原書にも挑戦してます。『Little House on the Prairie』は15年ほど前にNYの本屋さんで買ったやつ。
ローラとくれば、アンも(って何のつながりもないけれども。わたしの中で好きな本としてつながっているだけで…)。
ちょっとずつ洋書も増えてきている。
カズオイシグロの新作『KLARA AND THE SUN』は日本語訳を買おうと思ったんだけど、原書の表紙が素敵過ぎていわゆるジャケ買いした。わたしの今の英語力では難しいだろうとわかっていたんだけど。案の定苦戦し半年くらいかかったんじゃないかな。。
ちなみに日本語訳は絵本風なかわいらしいイラストが描かれていて、それも好みではあったけど、原書の魅力には負けた。かっこよすぎ。
村上春樹のコーナー。もちろんハードカバーも多数所有。村上春樹の英語訳も読んでみたいな。
さてところで、これは「わたしの本棚」ではなく「わたしたちの本棚」。ということで、夫の本も並んでいる。これが、笑ってしまうほどジャンルが違うのだ。一例として切り取ってみるとこんな感じ(下段はわたし)。トンボ、チョウ、スミレ、花、虫。。
そして。
こんなんばっかり! どうしてイカの心を探ったり、ミジンコに教わったり、イモムシのふしぎに迫ったりしなくちゃいけないのか、わたしにはさっぱりわからない。
背表紙が目に入るたびに「イカの心なんか知らんでええわ」と心の中で突っ込んでしまう。
気を取り直して(笑)、いつも面白い本ばかり出版していて気になる出版社ミシマ社さんが出している雑誌『ちゃぶ台』。これ面白いですよー。内容も、製本の仕方も何もかも面白い。改めて紙の本っていいよねって思わせてくれる。
というわけで以上、「わたしたちの本棚」の紹介でした!