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一枚の氷の舟に 乗って私は 暗い海を 一人漕ぎ出す とぷとぷ 氷は海に浸み出す とぷとぷ…
やすらいでいたい 膝を抱えて ゆうるりと 水の中にふわふわと漂うように 守られていたい …
目が覚める 今日も午前4時 もう一度夢を見たいと思わないから ベランダに出て空を眺めてみ…
黒い猫と目が合った帰り道 明るかった月も見上げる間に雲に隠れる アパートの階段を上る途中 …
楽曲への作詞に初挑戦します。マーキー様の楽曲「Sky(仮)」へご提案させていただくものです。…
(続・鏡のピエタ) ◆◆◆ ――手に足に巻きついたそれは、じわじわと僕を動けなくし、海の…
――もしも 君がぼくで ぼくが君なら。 ぼくが君なら同じようにそれをいさぎよく選んでしまえたか? ぼくはずるいから、迷いながらそれを選べないまま。 死しかその、 船底からじわじわと浸食する、 沈むのが決まっているような冷たい、 君自身の、 あるいは繰り返される輪廻のような苦しみを、 葬り去る手段はなかったか? その水は掻き出せないだろうか、 別の船に移れないだろうか? ぼくはまだ期待してしまうのだ、この期に及んで。 ぼくに、ぼくは、どこか。 決ま
感情の森に飛び込んで 君を救いにいく 救いにいくよ この音を掴み取って 離さないでいて つ…
あなたという恒星を眺める 半生以上 遠くからずっと あなたの光を辿っていた ついに私は…