あかね

好奇心旺盛な繊細ガール、リアルな心情を思うままに綴るnote。花に関わる働き方がしたい…

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好奇心旺盛な繊細ガール、リアルな心情を思うままに綴るnote。花に関わる働き方がしたいとOLさんからフローリストになりました。フローリスト2年目。

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    よく読んでいただけている記事をまとめてみました。

  • フローリストへの道のり

    花に関わる働き方をしたくて一歩踏み出した私の出来事、心の動きを記録しています。

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    みんなのフォトギャラリーに投稿している写真たち。noteのみでの使用に限ります。

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頑張らなきゃいけないんだ、ずっとそう思っていた。

いつのまにかそれが口癖になっていた。 まわりの頑張ってる人たちをみて、「よし、私も頑張ろう。」と思える。それっていいことだと思っていた、前向きな気持ちだと思っていた。 でも、ふと疑問に思ってしまったのが先日のこと。 頑張るって何をだっけ、私は何を頑張りたいんだろう。何のために私は頑張らなきゃって意気込んでいたんだっけ。 そんな問いが頭に浮かんでからというもの、私は脳みそは完全に思考停止してしまった。形のみえないモヤモヤが頭の中を覆い尽くしてしまったかのように。 ・・

    • 一年後の自分へ、あなたはこの手紙を読んで何を思いますか

      いまの気持ちをそのまま手紙に綴ってみよう。 そう思いついた途端、わたしの心はうきうきしはじめる。その足で近所の本屋さんへ向かい便箋を購入。いつぶりだろうか、便箋を買うだなんて。 花が描かれたもの、キャラクターのもの、さまざまあったけれど、わたしは青色の罫線だけが書かれているシンプルな便箋を選ぶことに。自分のために言葉を残しておきたい、そういう目的だったからシンプルなもので十分なのだ。 よし、準備はできた。自分で淹れた珈琲をお供にわたしは真っ白な便箋に「29才の自分へ」と

      • 28歳、仕事と恋愛を天秤にかけてみる

        またひとつ年を重ねて、私は28歳になった。 かつてはだいぶ先のことだと思っていたアラサーという肩書きも、さすがにもう受け止めなくちゃいけない年齢に差し掛かっている。 もう28歳、いやまだ28歳。そんな葛藤を自分の中で日々繰り返す。 気持ち的にはまだ28歳、なんとでもなるでしょうと楽観的に思えてしまう。けれども一歩外に出ると、もう28歳なんだからと選択の自由が狭まったような感覚を覚える。 自分がいいと思えればそれでいいのに、つい標準をまわりに合わせてしまうのはなぜなんだ

        • 恋人と二人っきり、贅沢空間で過ごす一泊二日のサウナ合宿

          先月、サウナ好きの恋人とサウナ合宿をしてきた。 正直なところ私自身はサウナに好んで入るタイプではなく、サウナがある場所にいっても別にいいかなとお風呂だけで済ませてしまうこともしばしば。 サウナの良さがいまいち分からない、そんなことを話すと「いっしょにサウナに入れたら楽しみ方を教えられるのに」と恋人は残念そうに呟く。 とはいえカップルで楽しめるサウナは案外見つからないもの、個室サウナを見つけても男女一緒は不可なんてこともザラじゃない。 そうしたら今年の春、いっしょにここ

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          フローリスト2年目へ

          来年の母の日は自信をもってお客さんの想いをカタチにできるようになりたい。 フローリストになり初めて迎えた母の日。怒涛の日々を終えた私は、一年後の自分に向けてそんな決意を綴っていた。 当時はフローリストなりたて。注文を受けることさえままならず、自宅用の切り花だったらまだしも花束やアレンジメントを頼まれるととたんに不安になり先輩フローリストにサポートをお願いしに呼びにいくこともしばしば。 去年の今頃の私はできないことだらけだった。そんな自分に落ち込んでばかりじゃ何も変わらな

          フローリスト2年目へ

          フローリスト2年目になり迎えた2度目の母の日、無事乗り切れた。去年の自分よりできることが増えて、ちゃんと成長できてたのでは、そんな感想。感謝の気持ちを込めて花を選ぶって素敵なことだなと改めて思わされた母の日です。花屋で働く皆さん、お疲れさまでした◎

          フローリスト2年目になり迎えた2度目の母の日、無事乗り切れた。去年の自分よりできることが増えて、ちゃんと成長できてたのでは、そんな感想。感謝の気持ちを込めて花を選ぶって素敵なことだなと改めて思わされた母の日です。花屋で働く皆さん、お疲れさまでした◎

          初めて花束を贈った日のこと

          花束を贈る、それが私にはなんとも照れくさかった。 花が好きで、花に関わる働き方がしたくてフローリストになった私。それなのに今まで一度も誰かに花を贈ったことはなかったのだ。 お客さんの思いを乗せてその人にとっての贈りたい相手のために花束を束ねる。そんなことは日常茶飯事。けれど、自分が贈りたい相手のために、は思いつく限りは一度もない。 花の仕事をしているのに、と我ながら不思議に思う。 けれども、ついに花束を贈るという出来事が私の身にも起きた。 *** それは三月末のこ

          初めて花束を贈った日のこと

          気持ちや言葉のすれ違いからうまくいかないことばかりだった先週。面と向かって話し合って、「いろいろあったけれど、これからも末永くよろしくお願いします。」と、そう照れ笑いしながらもハグして仲直りできたのが昨日のこと。これからも君と一緒にいたいから、お互いを想い合って行動していこうね。

          気持ちや言葉のすれ違いからうまくいかないことばかりだった先週。面と向かって話し合って、「いろいろあったけれど、これからも末永くよろしくお願いします。」と、そう照れ笑いしながらもハグして仲直りできたのが昨日のこと。これからも君と一緒にいたいから、お互いを想い合って行動していこうね。

          貴方がいるから、お店に立つ楽しさってこれなのかもしれない。

          雨の降る日曜日、お店にきてくれたとあるお客さんが私にかけてくれた言葉。 その言葉は私が抱えていた悩みも不安も、週末にかけて溜まっていた疲労もなにもかもを軽く吹っ飛ばしてくれた。 素直にうれしかった、そんな小さな喜びの出来事をここに綴っておこう。いつかつらくなってしまったとき、お店で働くことの楽しさを再び思い出せるように。 *** いまの花屋で働くと決めたとき、中国語を話す機会はまずないだろうと思っていた。でもいまの私はそれで構わなかった、中国語を仕事で使いたい!と意気

          貴方がいるから、お店に立つ楽しさってこれなのかもしれない。

          【2024年ver】やりたいことリスト100

          今年もやりたいことリスト書かなきゃ。 わくわくしながら私が言うと、あなたは本当にそういうの好きだよねと目元をくしゃっとさせながら恋人がそう言葉を返す。 しなきゃという語尾を使うとやらなきゃいけないタスクのように聞こえてしまうけれど、私にとってはもはや毎年の恒例行事。書かないとなんだかそわそわしてしまう。 今年も無事書き上げることができたので、noteに残しておこうと思う。 ▼2023年のやりたいことリストはこちらから 恋人と八街ヴィラで日帰りサウナを楽しむ✔️ 文

          【2024年ver】やりたいことリスト100

          花に関わる働き方がしたいに舵を切ったら理想が現実に、2023年振り返り

          あけましておめでとうございます、そんな挨拶とともに私も仕事始めの日を迎えた。 31日までつづく繁忙期を乗り切ったら年始休み、あともう一踏ん張りだ。そう自分を鼓舞しながら過ごしていた昨年末が、もうすでに懐かしく感じる。1週間あった長期休暇もあっという間に過ぎ去っていってしまった。 そんな感想とともに綴りはじめてみた2023年の振り返りnote。 このnoteは2023年はどんな年にしたいのか、そうわくわくと思い描いていた一年前の自分にあてた報告を兼ねたお手紙でもある。

          花に関わる働き方がしたいに舵を切ったら理想が現実に、2023年振り返り

          急がなきゃ、を手放していこう。

          子どもをなだめるかのように、恋人は私にそう言った。 こういうとき、恋人はいつも声と話し方がちょっぴり優しくなる。 そっか、たったの2分しか変わらないんだ。 なんだそれだけか、と私はエスカレーターの右側を急足で駆け上がろうとしていたのをやめて自動で動くスピードに身を任せることにした。 *** 25日、恋人と過ごしたクリスマス。 私たちは映画を観にいったのだけれど、モールの5階にある映画館は想像していたより距離があってあと数分で始まるというタイミングで私たちはまだ1階

          急がなきゃ、を手放していこう。

          自分にとっての心地よさとは。

          クリスマスメドレーに耳を傾けながら、手元にあるのはユーカリやコニファーなど自分で切り分けた葉物たち。 私の視界は花と緑でうめ尽くされていた。 どこにこれをいれてあげようか、どの場所にいれたらこれが活かされるだろうか、そんなことを考えながらただただワイヤーを片手にリースをつくっていく。 できあがったリースを眺めながら、私の心が求めていたものってこれだったのかもしれないと感情が少し動いたように思えた。 自らの手でつくりあげる、目の前のことに没頭する、そんな時間。 針葉樹

          自分にとっての心地よさとは。

          再び恋人へ、続編を綴る日がやっと訪れた

          甘酸っぱさが残るこんなnoteを綴った日から三年半ほどが経った。いまでも覚えている、23歳の春のこと。 あれから月日は流れ、私は27歳に。 そして先日、私たちは「改めてよろしくね」と言葉を交わし、再び恋人へと戻った。 *** 簡単にわかりやすく言ってしまえば「復縁した」ということになる。 復縁、それはつまり関係性が元に戻るということ。 たしかに肩書きは「親しい男友達」「元彼」から「恋人」へ戻った。けれど付き合っていた当時の関係性に戻ったんだねと言われると、あのとき

          再び恋人へ、続編を綴る日がやっと訪れた

          土日が仕事じゃなければ、そんなことを考えてしまうなんて

          私のいまの働き方は平日休み。 世間が明日から仕事かと嘆く日曜日の夜、私は明日から休みだと一人うきうきした夜を過ごしている。 平日休みは人混みがあまり好きではない私には案外合っていた。カフェは休日より断然過ごしやすいし、たまにいく料理教室も美容院も予約がとりやすい。 でもここ最近、いまの働き方をふとしたときに思い悩むようになってしまった。 わ、このイベント気になる。今年もあのマルシェやるんだ。花火大会いいな、蚤の市いきたいな。 そんなわくわくとともに開催日を確認して、

          土日が仕事じゃなければ、そんなことを考えてしまうなんて

          あのとき想像していた27歳とは程遠いけれど

          27歳ってすっかり大人で、その頃にはきっと結婚しているんだろうな。 まだ小さかった頃、なんとなく頭の中で描いていた将来像。当時の私には27という年齢は遠い先の話のようで、人生経験を積んだちゃんとした大人だと思っていた。 そして今日、私は27歳になった。 遠く彼方にみえていたはずの27歳という数字に、いつの間にかたどり着いていた。 いまの自分は27歳という肩書きを持たされているだけで、中身はまだまだ子供のように思えてしまう。だってかつて想像していた27歳は、一つの場所に

          あのとき想像していた27歳とは程遠いけれど