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産後メンタル回復のためにやってよかったこと【新米ママの育児日記⑤】

 産後はメンタルが不安定だとはわかっていても、やはり辛い、気持ちの浮き沈み。そのメンタルを回復させるためにやってよかったことついてまとめていく。


はじめに「産後の気持ちの変化」

 私の場合、とにかく悲しい気持ちになることが多かった。あとは、【産後ガルガル期】というが、些細なことにも非常に敏感になって不安な気持ちを感じることが増えた。
 旦那に対してイライラすることはなかったが、里帰り出産をしていたため、自分の親に対してイライラすることがとても多かった。
 例えば、自分の親に「娘を抱っこさせるのが不安」とか。正直、触られるのもちょっとイラっとした。
 あとは、涙もろくなった。ふだんならやや鼻で笑いながら見ている恋愛リアリティーショーを見て、号泣したり、ニュースのオリンピック特集ですら涙を流して見たりしていた。
 また、社会から孤立していくことへの不安感も感じた。妊娠前までは、超絶仕事人間で生きてきたので、「早く仕事に復帰したい!!」と思った。
 また、夜間3時間おきの授乳からくる睡眠不足もつらかった。特に、最初のころは、細切れ睡眠に慣れていなくて、眠いけれど寝れないこともつらかった。
 ホルモンバランスの変化だとわかっていても辛いものは辛い。育児が大変なことも少しずつ慣れてくるだろうとは思うのだが、やはり不安感は消えない。
 そんな状況下で自分の心を助けてくれたものを紹介したい。

1 よかったこと①誰かに話しを聞いてもらう

 1番は、【旦那】の存在である。訳もわからず夜な夜な泣いている私の話をただただ聞いて、ハグしてくれた。翌朝には、一緒に改善策を考えてくれた。ちなみに、付き合った当初から、「私のメンタルがいかれているときは、ただただ真剣に話を聞いて、ハグしてくれ。」と言い続けていたので、それを律儀に実践してくれている。感謝である。
 女性とお付き合いしている世の男性全員に言いたい。「話を共感的に聞いて、抱きしめる。」これができれば、パートナーとの関係は大抵安泰である。
 あとは、【助産師さん】の存在もとても大きかった。2週間検診の際には、助産師さんに質問しまくった。時間を気にせず、ゆっくりと話を聞いて不安を取り除いてくれた助産師さんには感謝しかない。また、市の助産師訪問にも申し込み、家にも来ていただき、娘の様子について相談にのってもらった。
 不安な気持ちを1人でため込まず、相談するということの大切さや、助けてくれる存在のありがたさを痛感した。

2 よかったこと②美味しい食べ物を心ゆくまで食べる

 【睡眠欲】【食欲】は、私の人生の中で非常に大きなウェイトを占めている。【睡眠欲】は、夜間授乳のおかげで満たされにくかったので、【食欲】に全ぶりすることにした。
 体重なんて気にすることなく、好きなものを好きなだけ食べることにした。お寿司やレア肉、生卵など妊娠中に食べられなかったものを食べた瞬間は至福であった。あとは、3時のおやつタイムには、デカフェとケーキを平らげて幸せを感じた。

3 よかったこと③数分でも赤ちゃんと離れて一人時間をつくる

 授乳やらおむつがえやら、謎の泣きやらで、なかなか自分の時間をとることができない。しかも、タイミングがわかればいいのだが、いつ泣き出すかわからないのが赤ちゃんだ。新米ママの私は、常になんとなく気が張っている状態である。
 なので、意識してその気が張った状態を一瞬でも緩和するために、数分の一人時間をつくることにした。
 具体的には、【お風呂】【犬の散歩】この2つの時間だけは確実に一人でボーっとしていられた。最初は、犬の散歩は旦那がやってくれていたのだが、私の気分転換のために、散歩を担当することにした。これが非常によくて、わずか10分程度であるが、気分転換になった。

4 よかったこと④産後初の1人お出かけ

 1カ月検診までは、あまり外出をしないように。と病院から言われる。そのため、ほぼ1日家にこもりきりの生活をしていた。なので、1カ月検診後に初めて、1人で2時間程度外出をした。これが、本当に最高すぎた。
 まずは、【運転】。大好きな音楽を爆音で聞きながら、運転をする。これだけなのに、涙が出そうになるぐらい楽しかった。
 次に、【セリアで買い物】。一人でプラプラ買い物をすることにこんな喜びを感じる日が来るとは想像しなかった。
 最後に、【ミスド爆食い】。ミスドのドーナツを好きなだけ買って、好きなだけ食べる。幸せの極み。
 わずか2時間の外出だったのに、すごくリフレッシュできた。でも、わずか2時間なのに、娘に会いたくてたまらなくなった。たかだか2時間の外出にこんな幸せを感じる日がやってくるとは知らなかった。

5 まとめ

 産後のメンタルはジェットコースターである。まるで「自分が自分でない」ような感覚に襲われる。だからこそ、自分を大事にしなくてはいけない。でも、赤ちゃんのお世話でかかりきりになるとなかなかそんな余裕はない。
 旦那が育休でそばにいる私でさえそう感じるのだから、ワンオペのお母さんはもっと大変だと思う。
 産後1週間の時の自分と比べれば、今はだいぶ心穏やかである。まだまだ授乳がうまくいかなくて焦ったり、他の子どもと比べて不安になったりすることはあるが。
 1日の終わりには、「今日もなんとか乗り切った!自分も赤ちゃんも偉いぞ👏」と言って1日が終われるようにしたい。また自分の周りに不安な気持ちを感じている人がいれば、私に寄り添ってくれた助産師さんのように、そっと寄り添ってほんのわずかでも心をほんわかすることができるような人になりたい。


 
 


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