見出し画像

フラッシュバックとは過去と現在を行ったり来たりする愛の反復作業だった

考えたくないのに考えてしまう。そんな自分がキライ。後味はかなり悪い。罪悪感。思い出した後は気持ちはカラッカラに渇ききっている。日常の些細な出来事から大きな出来事まで----。なんとまぁ種類いるが多いこと量が多いこと。

まず始めにフラッシュバックとはなーんぞや?ということについて書いていきます。                            ふつう人って過去に嫌だった出来事を思いだしたりしますよね?あー、そー言えば前職で上司にあんなことを言われたーとか、皆の前で怒られて恥をかいたー、アイツと喧嘩して嫌な気持ちになったーなど、皆それぞれ色んな人が生きている中、思い出す嫌な出来事も十人十色だと思います。でも酷いフラッシュバックになると、1日に嫌な同じ出来事が何往復も頭の中で繰り返しリピートします。気持ちは過去にタイムスリップして何度も何度もしてやられた相手と戦っている状態なんです。これがかなり厄介で……そこにエネルギーを全て持っていかれるので気持ちは疲弊するわ、自己肯定感も無くなるわ、自分に余裕が無くなって人に優しく出来なかったり日常の細かい雑務を出来なくてほぼ寝たきりになったり、1人で出かけることが怖くなって引きこもりになったり……

よく街中やショッピングセンターで1人でブツブツ言っては1人で怒鳴っている人を見たことありませんか?まさにあんな感じです。私は人前で声を荒らげて怒鳴りませんが目つきは、今人ひとり殺してきました的な形相になっていると思います(^^;

他にもフラッシュバックで引き起こす2次障害というものがありまして、発作、動悸、パニック障害などです。

かなり深刻な病気です。でもそれって見方を変えてみるとどうなるか……について話していきたいと思います。  何度も繰り返し思い出すことによってしんどくなる。終いには2次障害も併発。でもそれは悪い面で見るとそうなる。一方で見方を変えてみると辛かったことを思い出すことで当時の自分の気持ちに想いを向けてあげることが出来る。あの時誰も自分の味方をしてくれなかった。周りはともかく、自分でさえ自分の味方をしてあげれなかった。でも、思い出すことによってあの頃へタイムスリップし庇ってあげることができる。愚痴を聞いてあげたり、虐めてくる奴らから守ってあげるシュミレーションをできたり……       「本当に辛いよね」「今まで1人でよく我慢してやってきたね」「こういうときは1人で堪えずに怒っても良いんだよ、悪態ついて良いんだよ」  恐怖に怯えているあなたを慈しんであげれる。

このとき、虐めた奴らに対する憎い感情はそこには無くて、とことん自分に溶け込んでいく感じ。

ちょっと宇多田ヒカルさんの「First love」の歌詞を抜粋しますね。

you are always be my love

直訳すると「あなたはいつまでも私の恋人」という意味なんですが、フラッシュバックの意味で解釈すると、、、、

今のわたしの歳とあなたの歳(辛い目にあってた当時の自分ですね)とはだいぶかけ離れてしまったけども、あなただったりあなたの気持ちに対する愛しさは忘れない。いつまでも、いつまでも傍にいてあげるよ。

I will remember to love you taught me how

「あなたが私に教えてくれた愛し方を忘れない」という意味になります。

初めてした辛い経験から、これからも何度も起こるであろう辛い出来事、、。でも、どんな酷い経験をしても気持ちがその度に壊れても私はあなたに寄り添うことを辞めない。という感じでしょうか。幼いながらに背負ってしまった罪を一緒に背負ってあげたい。見ないフリをするのではなく。何度でも、いつどんな時でさえも傍にいてあげたい。

これが、フラッシュバックの本当の愛し方なんじゃないかなぁと思って書いて見ました。まだまだ宇多田ヒカルさんのこのFirst loveの歌詞にフラッシュバックと共感することがいくつかあったのでまた日を改めて書いていきたいと思います。ここまで読んでくれてありがとうございました*´ㅅ`)"

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?