発表会終わりました。
先日、2年ぶりの、シニアだけのピアノ発表会が無事終わりました。
その日は朝からしとしと雨降り。
数日前には梅雨入り発表された地域がすぐそこまで迫ってきて。
5月らしからぬグズグズ天気に体調を崩す生徒さんもふたり出て、2日前のレッスンは大事をとってキャンセルになりました。
「もう弾けとるで大丈夫よー」
と電話口でなぐさめます。
(方言全開 )
しっかり休んで、どうか元気になりますように。
♡♡♡
会場はこの田舎まちの、
小さな商店街の中にある
小さな小さな個人経営のホール。
間口が狭く、隠れ家のようです。
うちのような少人数の教室にとって
本当に使い勝手が良く、ありがたいのです。
ピアノと客席に段差がないワンフロアー。
高い所に上がっただけでドキドキする人にはまずありがたい。
(私も)
当日。
10時30分からリハーサル開始。
一人ひとり時間を指定しています。
休んでいたひとり、来れました。
ほっ。よかったー。
無理してないかな?
みんな徒歩か車で10分以内なので、弾いたら一旦帰宅してもらいます。
午前の最後に自分の演奏のリハ。
そして娘が買ってきてくれたコンビニの助六寿司を一緒にぱくり。
一息つこう。
☆☆☆
前夜は
腹をくくって早く寝るつもりが、なかなか寝付けず。
あ、水筒忘れないように出しておかなきゃ。
あ、アラーム3重くらいにセットした方が安全かな?
あ、ストッキング!出してない!
、、、、なぜあなたはもっと早くにきっちり準備ができない?
そんなこと言われたって知らんがな。
自問自答しているうちに笑えてきて、
思い付いたことをちゃっちゃかやってから、
ストレッチと深呼吸をしているうちに眠りました。
☆☆☆
午後リハは
1時から。
隣の市から参加の人。
と、体調崩してお休みしていたもうひとり。
お顔を見て安心しました♡
そのまま最後まで居てもらいます。
リハーサル終わり、集合時間が近づくにつれ、ひとりふたりと集まってきます。
「はーるかぶり(久しぶり)ですねぇ」
そんなご挨拶があちこちで聞こえます。
ううう、この光景、泣ける。
出演するしないは自由、としているので、
今回は「聴く参加」の生徒さんも二人、
にこにこ顔で到着しました。
♡♡♡
軽くみんなで肩を回しカラダをほぐして、
2時、開演です。
「皆さんがこうして無事集まれた様子を見ていて、
ほんっっっとうに嬉しいです。
こんな幸せなことがありますか、としみじみ思いました。
もうね、
うまく弾けたとか、弾けなんだとか、
もう、そんなことど~うだっていいわ。って思います。」
なんちゅう挨拶だ。
みんな笑ってウンウン頷いています。
第1部はソロ演奏。
それぞれの個性全開 (笑)
つまづいてもなんのその、
戻ったりスッ飛ばしたりしながら
丁寧に真剣に進みます。
途中なにがあっても、
終わって立ち上がったその顔には
やり遂げた人の輝きがあります。
てへっと照れて頭をかく人。
恥ずかしそうに体をちっちゃく丸めて小走りに戻る人。
ああ、嬉しいなあ!
おもいっきり拍手。
うちの生徒さんたちのありがたいところは、
お互いを大切にするところ。
いばる人もいないし、
私なんてと卑下する人もいません。
30年選手もルーキーも、
たまたま同じ時代に同じ趣味を持つというご縁を楽しんでいます。
最後に私の演奏。夏は来ぬ。
☆☆☆
しっかり15分間、換気と休憩をして、
第2部は連弾です。
全部で8曲。
うち7曲は私がお相手を務めました。
どの人も楽しそう。
素晴らしいです。
あとの1曲は、そう、
このコンビ、もう最高でした。
最初、ずれにずれて、
出だしからまもなくの所で止まってしまいました。
どうにも進めそうにありません。
「さてと、仕切り直しますかね~」
と声を掛けると、
ハイ!
とすぐに気持が切り替わったようです。
そこからはもう、二人の世界。
楽しい時間は過ぎるのが速い。
すべての演奏が終わりました。
一人ひとりに花束と封筒をお渡ししました。
karuさんに作っていただいたポストカードに、
心をこめて書きました。
どうぞ心に届きますように。
恥ずかしいからお家に帰ってから開けてね。笑
karuさん、本当にお世話になりました。
ありがとうございました!
さらにSpecial Thanks
noteを始めて半年近くになります。
スキやコメントでたくさんの方に応援をいただきました。
お一人おひとりのお名前は書きませんが、
本当に力をいただきました。
ありがとうございました。
昔からひとりで抱え込み、
なんとかしようとする癖があります。
今回、みなさんに応援していただいて、
全く違う景色を見ました。
清々しくて、気持が安らいでいます。
ありがとうございました。
あと、これ。
ハンドメイド作家のたま( ^ω^ )さんにいっぱいわがままオーダーして、
自立するしっかりしたレッスンバッグ(楽譜入れ)を作っていただきました。
これが最高なんです。素晴らしい。
楽譜も水筒もアレもコレも詰め込んで、
会場に連れて行きました。
ほんとは気が小さいので、
とっても心強かったです。
たま( ^ω^ )さん、本当にありがとうございました。
最後に夫と娘へ。
(娘とは連弾しました。楽しかったね。)
(夫がいると変に緊張するので、いつも留守番してもらってます。 笑)
いつも本当にありがとう。
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