日記 夏の風物詩はかき氷以外認めません
暑すぎる、ありえないくらいに暑い。
天気予報は「今日は猛暑日になる」だとか言うけど毎日が酷暑日。
暑いというか、もはや熱い。
太陽の熱線が肌を貫通するんじゃないかと思ってる。
外に出る度に死を覚悟する。
本気の「行ってきます」を言う。
日傘で多少はマシになるとはいえやっぱり暑い、熱い。
外出た瞬間から水浴びたい。
外出た瞬間から冷房ガンガンの部屋でアイス食べて、城本クリニックのCMみたいにごろごろしたいの。
このクソ暑いのに夏の風物詩だとかいって風鈴チリンチリン鳴らす人は水を浴びるなりして一度頭を冷やしたほうがいい。
熱風に乗ってやってくるチリンチリンという鬱陶しい雑音は涼しさなんてものは運んでこない、やってくるのは最高のイライラと変わることのない酷暑だけだよ。
夏の風物詩といえば、この時期になると「冷やし中華はじめました」ののぼりが立ち始める。
「冷やし中華」は夏の風物詩として必ずといっていいほど名前が挙がる食べ物だが、私は冷やし中華がめちゃくちゃに嫌いだ。
だって冷やしという割には麺がぬるいし、中華要素は中華麺しかない、具材のどれも年中食べれる食材のくせに夏感を謳っている。
何よりあのスープが嫌い。
夏は暑いからスープのすっぱさで食が進むだとかそんなこと言いつつ、ゴマだれに逃げたりしてしれっとテーマから逸れたりする。
なんて怠慢な料理なんだ。
「温度もやる気もぬるい中華麺」という料理名に変えた方がいいと思う。
そもそも「冷やし中華はじめました」ってなんの報告なんだ。
誰に向けてるんだろ。
冷やし中華を待ち望む人ってどんな人なんだろう。
「お、やってるねえ」
ってなるのかな。
冷やし中華、別に始めなくても良いと思う。
始めてもいいけれど、知らないところでひっそりと始めてひっそりと終わっていて欲しい。
何ならそのまま永遠に終わってくれてもいいと思う。
そもそも「はじめました」と大々的にアナウンスするなら、終わるときにはちゃんと「冷やし中華おわります」くらいのアナウンスした方がいいと思う。
「いやぁーマスターまた来ちゃったよ、冷やし中華ひとつ、お願いね」
「あーごめんねえ、もう今年は終わったから」
なんでいきなり終わるんだ。
冷やし中華を食べれなかったからって成仏できない人間が一人は存在しているんだろうなあ。
気の毒だけどあんたが悪いよ。
冷やし中華みたいな気まぐれ怠慢ぬるぬる料理を望むからそうなるんだよ。
やっぱり冷えてる麺なら、そばがいちばん。
てんぷらといっしょに食べたいよ。
ズズーっっっ!!
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