就活を経験して
留学から戻ってきてすぐに就活を意識し始めてから早1年以上が経過してやっと、就活を終えられそうな2024年5月上旬。この状態が世で言う「納得就活」なのかはわからないけれど、とりあえずここまでの1年間に感じたこと・考えたことをここにつらつらと書き残しておきたい。
いつかこの文章を読み返すときに「ああ、こんな風に考えてたんだな」ってわかる程度には読みやすいものであるように心がけることにする。
<プロフィール>
25卒。エンタメ業界しか見てないロマン就活生。
国立文系でガクチカはゼミ活動。見た目もやってきたことも大真面目のくせして趣味はエンタメ大消費。ただし経歴にはパワーワードしかないので面接の大半が説明必須。(具体的な内容は100%身バレするので伏せておく。)
プロフィールから始めたのは良いとして、ここから書きたい項目が多すぎる。どこから始めればいいのかわからないから、まずは直近のことからにしようかな。
内定はもらえたけど・・・
はい。無事もらえました。合計2社、2業界。片方は完全に滑り止め、片方は本命のエンタメ業界(中小企業)。
※このカッコがどうしても気になってしまっているのが現状で、大手に目がくらんで興味のない(言い過ぎ)職種で出しまくったのが選考も通り過ぎてしまって焦ってる。
閑話休題。滑り止めの企業に関しては、就活初めてすぐ(2023年5月)に登録したoffer box経由のところ。出会ったのは確か2023年9月あたり。業界自体は1ミリも興味なかったけど、純粋に事業内容が面白かったし、人事部のお姉さまがかなり好印象だったから選考を進めた。
わたしみたいな「海外志向強めな学生」を欲しがってそうだったし、入社することになっても同期より覚えの良い優等生になれそうな良い塩梅の会社だったから。「もしエンタメ全部落ちちゃったら、ここでいいかな」って思ってた。これはガチ。
ちなみに内定承諾の期限も、「エンタメ業界は全体的に選考の進みが遅い」って説明したら引き延ばしてくれたし、お姉さまは「就活を経験した1人の先輩」として何度も面談してくれた。大阪本社もめちゃくちゃに綺麗だったし、社員の方々の雰囲気もほんとうに良かった。悪い印象が一切ない(全国転勤とか残業時間に関する嘘は置いといて)企業だったので、名前は出せないけど普通におすすめしたい(笑)
そして2社目にあたるエンタメ企業。以降は「A社」とでも呼びたい。内定をもらったのは先月の下旬。ちなみに最終面接の次の日だった。電話で内定をいただいたときにすぐに承諾して、そのまた次の日には本社で内定承諾書にサインした。社長さんが2日前に面接したばかりの学生がもう会社に来たもんだから、さすがに驚いてたし笑ってた(あはは)
ここに関してはかなり行く可能性が高い、というより現時点100%なので”企業について”深く言及することは避けておく。選考中のわたしが考えていたこと、それから現在のわたしが考えていることについて書こうと思う。
ちょっと時間を戻して2024年1月。子供のころから第一志望だった企業に書類落ちして以降、新たな第一志望として掲げていた企業とほぼ同じ事業をしているA社。ただ規模感の差は火を見るよりも明らかだったから、正直どの選考フェーズにおいても気乗りしてはいなかった。大手に入ることしか眼中になかったわたしにとって、A社は間違いなく滑り止め。1次面接で答えた志望動機なんて、いま思い返してみればよわよわ過ぎて、どうして通してもらえたのかさっぱりわからない。2次面接も一応対策はしたけど、「その企業でしかできないこと」と「やりたいこと」が明確になっていなかったから、面接後のフィードバックではそこを突かれた。(ちなみに1つずつ面接後にフィードバックをくれる超優しい企業)
だから最終面接に向けて、本気でやりたいことを考えた。誰よりも愛が大きいコンテンツに関する「こういう商品をこういう風に売りたい」っていうプレゼン資料(脳内)で作って、面接に挑んだ。
そして当日、面接がほんとうに楽しかった。好きなことを仕事にするっていうのはこういうことなんだって気づいた。
興奮状態でプレゼンしてたから、目はガンギマリだったと思う。自分の人生で1番大好きなコンテンツについてだったから、「これに関してであれば同世代にはだれにも負けない自信があります」って言った。見事に面接官を笑わせることができて、正直「勝った」と思った。案の定それ以降はこっちのペースで持っていけた。プレゼン後に面接官はちょっとひねりを聞かせた質問をしてきたけど、しっかり下調べ(という名の、就活中にもかかわらず大好きなコンテンツに合法で触れていられる幸せ時間)をしていたのが功を奏して、どんな質問をされてもちゃんと納得した頷きをもらえる回答ができた。
結果、内定を無事にいただけた。すぐに承諾した理由としては、面接が進むにつれてほんとうに理念に惹かれていったし、「そういうことがしたい」と本気で共感するようになったから。いまでもこの思いは変わってない。
だとしたら、どうして笑顔で就活を終えないのか。答えは一択。
大手病だから。
過去の投稿を見てもらえばわかるかもしれないけれど、わたしはかなり承認欲求が高い方の人間だ。残念ながら自覚している側でもある。
見出し後の冒頭にも書いたけど、これが原因で志望動機よわよわのまま大手の面接が通ってしまっている。(自慢のようだけれど、頭の回転が速くてそこそこ口も上手ければ、最終面接前までは通れると思う。)
ただ、志望職種として出しているのが、A社で就くものと全然違う。そして重要なのが、本当にやってみたいことはA社で就くものってこと。しかもかなり少数精鋭の会社だから、やってみたいこと+αまでついてくる。これが良いおまけかどうかは実際に入社してみないとわからないことなのだけれど。
そしてそして、大手でわたしが志望している職種というのが、もし「この会社やばいじゃん、転職しよ」とか「スキルアップ目指して、さらに大きな会社に行ってみたいな」っていうのができないっていうのもめちゃくちゃネック。
これに関して親と信頼できる友達に相談したら、「何を悩む必要があるの?A社でしょ」って感じで回答もされてる。
4か月前に諦めた夢を掘り返して「どうして行きたかったのか」を考えてみると、「大好きな作品にかかわって、その続編か、もしくは新しいプロジェクトに参加して、その一員として名前を刻みたかったから」だなって気づいてる。(ざっくり簡潔に言えば、「わたしが大衆に向けて”なにか”を生み出して、それで喜んでいる人がいる」これがわたしが目指す将来だ。)
今後就活を控えている後輩たちに向けた就活tipsの投稿にしたかったはずが、自己暗示というか、自分の思考を整理して、納得させるためのものになっちゃった。(そんな予感はしてた。)
うーん、まとまりない文章だし、かなりの分量になっちゃった。
とりあえず第1弾はここまで。
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