ファンタジーじゃない
2024年5月27日
さとなかほがらかさんの単独ライブ「ファンタジーじゃない」を拝見した。
恥ずかしながら、ピン芸人の方の単独ライブを拝見した経験がかなり少なく、私がどうこう言えるものではないなと思ったのですが、どうしても書きたくて書かせてもらっています。
さとなかさんとは、私がスタッフとして入らせてもらっているお笑いライブで知り合った。
Wなどで勝手に存じてはいたものの、それまでに面識があったわけではない。
ライブで関わらせていただくようになり、
ライブ参加当初、不慣れな私に対し、いつも丁寧に接してくださり、いつお声がけしても快くご対応くださるのがとても素敵だなと思った。
舞台に上がると人が変わったようになるのがとても印象的で、あの切り替えがどうなっているのか、さとなかさんのどこにそのスイッチがあるのか、ずっと不思議で仕方なかった。
今回、単独を拝見して、パワフルで力強いさとなかさんらしいネタばかりでとても面白かった。
どこまでをネタバレと呼ぶのかなど、いまだに分かっていないのと、ネタのプロではないので特筆はできないが本当に面白かったです!
さとなかさんにネタ提供をしていた3人(徳原さん、谷口さん、荻野さん)が「彼女にやってほしいネタ」と言って提供していたネタが全部狂っていたし、「さとなかさんにどんなイメージを抱いているんだ」と思わざるを得ないくらい色々なベクトルに飛んでいた。
それを自分のカラーに染めつつ披露しているさとなかさんがすごかった。
ぶっ飛んでいた。
最後の歌ネタはさとなかさんの人柄が全部出ていたのではないかと思うくらいあたたかい空気とネタだと思った。
自分が過去にやらかした失敗談を用いながら笑いを取り、「みんな偉い」と真っ直ぐに他人を鼓舞できるさとなかさんがかっこよかったし、真っ直ぐに突き刺さってしまった。
失敗談は多分自分がやってたらかなり笑えないし、めちゃくちゃ辛いと思う。それを笑いに変えて他人に提供できる事がカッコ良すぎた。
「さとなかほがからとは?」という幕間でも流れていて、その瞬間は「さとなかさんが?」と思ったが、改めて振り返ると少しだけ「浅井のジャンヌダルク」と呼ばれている所以がわかった気がした。
個人的な話になるが、「お笑いプラス」という会社のYouTubeでオープニングのナレーションをお願いしている。
「もう一回取り直していいですか?」と私のざっくりしたオーダーに真っ直ぐに向かって来てくださるところが大好きで、素敵だなといつも思う。
これは仕事で関わって感じました。
さとなかさんは1に対して120で応えてくれるような素敵な方だ。
雑談をしていた時に、私の経歴や大学の専門分野、今の仕事に至った経歴を話したところ「面白い」と言ってくださった。
そんなそんな。
私なんか比べものにならないくらい人間として面白いのがさとなかさんだ。
素敵なライブを拝見できて良かったし、
こんな素敵な方の最初の単独ライブを拝見できた事が嬉しすぎる。
私の中では、
さとなかさんは全然ファンタジーです!
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