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2025年冬アニメ収穫ゼロ。だから2024年私撰10作と2025年注目作を挙げてみる

2025年冬アニメ、収穫ゼロ。

理由は単純で、観たいと思う作品がなかったから。気になるタイトルをいくつか試しに1話だけ観てみたんですが、どうもピンとこない。話の展開もキャラクターも、どれも「悪くはないけど特別面白くない」って感じで、自然と手が止まってしまいました。

毎シーズン、数本は「おっ、これは!」って思える作品があるんですけど、今回はそれが見つからず。これだけ本数があるのに刺さらない。わたしの好みがちょっと厳しすぎるのかもしれません。もちろん、自分の好みに合わなかっただけで、作品自体が悪いわけじゃないんですけど。

※ 実際は 薬屋のひとりごと 第2期 をサブスクで観る予定です。いまは見ないということで、2025年冬アニメは現時点視聴ゼロです。


だから、2024年アニメを振り返る。


2024年、アニメ業界は風のように駆け抜け、止まることを知らぬ勢いで新しい名作を生み出しました。どんな作品でも、それぞれの人の心に響くものがあり、そう考えながら2024年のアニメを振り返ると、自分にとって記憶が積み重なっていったのだなと感じます。

2024年に制作された300を超える作品の中で、私はごくわずかしか観ていません。そう、もともと、あまり多くの作品に手を出してはいません。観た本数こそ少ないですが、それでも1つ1つが強い印象を残してくれました。

わたしが触れることのできた作品はほんの一部だから「どれが一番良かったか」といったランキング的な話はできません。私が観た10作品を放送期間の順で並べて、それぞれにちょっとした感想を添えていきます。

もちろん、これはわたし個人の視点に過ぎません。もしかしたら偏っているかもしれませんが、それも作品への読解の一つだと思います。

あまり堅苦しくなく気楽に読んでいただけると嬉しいです。

2024年10作品を放送期間の順で並べてみる。

1 葬送のフリーレン 第1期:2023年9月29日 - 2024年3月22日

原作の魅力をそのまま活かし、静かな絵力で心を打つ2024年の傑作。『鬼滅の刃』戦略を踏襲しての、小学館コミックでのアニメ化成功例。制作会社マッドハウスの底力、『チ。』でもまさに発揮されてますね。

第1期 第8話

このシーンでノックダウン。でも、いつ終わるともしれない『葬送のフリーレン』で、早々に諏訪部順一さん(リュグナーCV)でキメてしまってよかったのでしょうか。観る者すべての記憶に焼き付けられる名シーンだったのは疑いの余地はありません。

そして、このシーン、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破』Mark9降臨シーンのオマージュなんです。

2 薬屋のひとりごと 第1期:2023年10月22日 - 2024年3月24日

『光る君へ』と同じく後宮が舞台となり、まずは二人の関係が気になり、次の話へと切れ目なく進行する「アタッカ(attacca)」な構成が魅力的な作品です。ところで、なぜ2つのコミカライズが存在するのでしょうね。

第1期 OP2

3 ゆるキャン 第3期:2024年4月4日 - 6月20日

学生時代に原付や400ccバイクを乗り回し、バイク旅行を楽しんでいたので、その懐かしさを感じつつイッキに観ました。

第5話

その気持、わかります。

4 響け! ユーフォニアム 第3期:2024年4月7日 - 6月30日

京アニの悲願とも言える宿題を締めくくってくれました。感謝の気持ちでいっぱいです。わたしはアニメを正篇と捉えます。

第1期 第8話
第3期 第12話

5 鬼滅の刃 柱稽古編:2024年5月12日 - 6月30日

最終話しか見ていません。TV放映で見せていただけてよかったのだろうか。
まさに映像に命が宿る、次元を超えたアニメーションで、ハリウッド映画をも超える、世界最高峰の映像体験をさせてくれました。無限城編への期待が高まります。

柱稽古編 第8話

6 無職転生 第2期第2クール:2024年4月8日 - 7月1日

シルフィエットのパーソナリティ(自分を「僕」と呼ぶ女子)が苦手で、学園編(原作未読)はダレ気味かもと不安でしたが、うまくリープして、心にそっと響く感動をもたらし、次への扉を確実に開いてくれました。

第2期 第20話

7 負けヒロインが多すぎる!  2024年7月14日 - 9月29日

とにかくちくわ。ラブコメ定番な設定とストーリに、奇策な演出をこれでもかと散りばめた作品です。相当思い切ったアニメ化でしたね。原作未読ですが、原作を大胆に再創造したことが伝わってきます。

第1話
第1話
第8話

いいシーンが多くて、どこを挙げようか悩みます。

8 〈小市民〉シリーズ 2024年7月7日 - 9月15日

可愛らしさがそっと香るケーキを、知的で落ち着いた雰囲気の店内で、静かな時間の中で堪能するような。米澤穂信さんは映像化に恵まれていますね。〈古典部〉シリーズ続編『いまさら翼といわれても』も映像化してほしいです。

第3話

9 〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン 2024年7月6日 - 10月19日

〈物語〉シリーズとしてのクオリティを損なうことなく、アニメ化をどう続けていくかを模索する試作でもあったように感じます。この施策は成功だったのではないでしょうか。

第6話

10 ダンダダン 第1期:2024年10月4日 - 12月20日

レトロさを感じさせつつも斬新な魅力が溢れる作品でした。コミックの持つ画力が見事にアニメで生かされ、映像と演出が圧倒的な存在感を放っていました。サイエンスSARUによる2026年の『攻殻機動隊』アニメ化にも、期待が膨らむばかりです。

OPとED

人気あるみたいですね。でも見ない。

  1. この素晴らしい世界に祝福を!  第3期:2024年4月10日 - 6月19日

    • 今後、続編を見ません。

  2. 怪獣8号 第1期:2024年4月13日 - 6月29日

    • 原作が終わったら読む(観るではない)。

  3. 狼と香辛料 第1期:2024年4月2日 - 9月24日

    • ハマる人には良作なんだろう、ごめんなさい。

  4. 僕のヒーローアカデミア 第7期:2024年4月6日 - 10月12日

    • 人気あるみたいですね、以上。

  5. 【推しの子】【シーズン2】:2024年6月27日 - 10月3日

    • アニメの1話とコミック最終話だけをキセルするで十分でした。

  6. チ。-地球の運動について  2024年10月5日 -

    • コミック既読。放送が終わったらまとめて観るかもしれません。

2025年、注目・期待している作品

なんとなくの順番。期待順ではありません。

1 メダリスト  (いったん脱落)

うーん。。。。原作ファンです。『月刊アフタヌーン』での連載でずっと読んでます。コミック独特のダイナミックな絵柄ゆえに、アニメは絵が綺麗すぎるというか、アニメでは「すこし違う」な印象を受けます。

2 Re:ゼロから始める異世界生活 第3期 反撃編

それほど。。。なんだけど、人気作だけあって、クオリティの高さが保証されていて、とにかく楽しめます。

3 薬屋のひとりごと 第2期

第2期では、あの「玉藻」まで進展するだろうな。とすると、全24話? 第2期全話が揃ってからイッキに見ます。とても楽しみにしています。

4 ダンダダン 第2期

最強妖怪カシマレイコが出てくる、"ダンダダン"でもっとも伏線をめぐらせた宇宙人編までは進みそう。期待が膨らみすぎて、鏡の中で眠りながらその時が来るのを待っていたい。

5 九龍ジェネリックロマンス HP

ヤンジャン連載の原作は非定期連載、かつ、現在迷走中な感じ。『恋は雨上がりのように』と同じく、Wメディア化終了とともに、原作も完結に向かうのでしょうか?主題歌はAimerさん?

Aimer『Ref:rain / 眩いばかり』

5 雨と君と HP

ヤンマガで唯一手に取っているコミック。ショートな形式をどうアレンジするのか、好奇心が渦巻いてます。ものすごく好きな作品だけに、期待とドキドキが止まりません。アニメ最終話には、もっとも長いエピソードである第70話「渡れない河」(第6巻に収録)が来るのでは? もしくは「君」と出会った日の物語 第67話『雨模様』(第5巻に収録) でしょうか?

二階堂幸『雨と君と』第70話(第6巻に収録)

この第70話「渡れない河」は、連載時ではヤンマガ2023年42号収録98話でした。『雨と君と』はコミック化にあたり、収録されていない話がいくつかあります。だから雑誌ヤンマガの方もチェックしておかないといけないんです。

二階堂幸『雨と君と』第6巻

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