梅雨　（つゆ）

もうすっかり梅雨ですね。
田畑を潤す恵みの雨は通勤の私の足を早めました。
恵みの雨、必要なのは理解しますが、通勤の時間帯だけ止んでもらいたいものだといつも思ったものです。

子どもの頃は、雨は雨でそれなりに楽しんでいましたね。
アジサイの葉に出てくるカタツムリを探したり、水たまりの深さを長靴で測ってみたり、いつもより時間をかけて通学してたように思い出します。
いつもと違う風景を目にしながら歩くことにも楽しみを覚えていました。

歳とともにやらねばならぬことも、責任も増えて、気持ちにゆとりが無くなってきているかも知れません。
仕方の無いことと言ってはそれまでです。
私はこの時期に、行く先でゆっくりコーヒーでも飲めるくらい早く家を出てみたりしました。
そして新聞、雑誌を読むもよし、一日やこれから先の事を考えるのもよいでしょう。

私はなるべく仕事以外の事を考えるようにしていました。
詰めて考えてしまうとよい考えは、かえって浮かんで来ないものです。

そして大事なことは歩きながら考える事が多かったです。
意外なアイデアが浮かんだりします。

子どもの頃もそれなりに案外大切な事を考えて雨の中を楽しんで通学していたのかもしれないですね。

だとしたらあまり進歩の無い私ということになりますね。