僕、まがりかどの個人情報を公開しています。
どこか遠い場所に消えていってしまいたい。 そういう願望がずっとあった。 ここではない場所にどこでもいいから行きたい。 でも、最低限の生活はしたい。 みんなで夜を明かしたい。 ちょっとした非行もしてみたい。 一日中本を読んでいたい。 こういう願望が自分の中にいくつも潜んでいる。それで、山月記の李徴のように、なにかの節に弾けてしまいそうな気がする。 いま、もし、家出ができるのなら、したい。 いや、ほんとうはできるんだ、家出なんかは。 できるけど、その後の自分の人生の失敗に怯えて
ここ一週間何もしてない。 昨日短歌の連作を作ろうと思い立ったが眠気には勝てなかった。 あとは元カノ関係の物を、軽く整理しようとして、やめた。 僕の主義として、「人からもらった手紙は残しておく」というのがある。それが苦手な人でも、もらってから10年も会ってない友人でも、雑に書いた文でも、少し恥ずかしくなるような文でも、主義を掲げ始めた中学以降のものはすべて残している。 最近は文通なんてほとんどしない。あって小学校低学年にすこしだけ流行った交換日記みたいなのだけじゃ無いだろう
僕がこれまで聴いてきた曲のプレイリストを作成した。本当に好きな曲しか入れていないので、よかったら聴いてみてほしい。そしておんなじような趣味の人間が見つかったら嬉しい。 今後も追加していく予定なので(あくまで予定だけど)楽しみにしておくこと。 ▼Apple Musicユーザーはコチラ ▼Spotifyユーザーはコチラ
今日誕生日です、ばんざい。
◆ 出会いは終わりかけの夏だった。 気がついたら「全て飲んでしまったら、このジュースはもう飲めなくなってしまうから、ほんの少し残しておこう」で残った分くらいしかなかった。(我ながら何を言っているんだろうか) オーイシマサヨシというミュージシャンが、弾き語り配信をしていた。アニメの主題歌をよく歌っていたし、その歌を、彼のことを気に入っていたので迷わずその配信を見て、そこで出会った、と思う。 ⚫︎19:15〜 恋とマシンガン 爽やかなギターが、太陽のよく当たる自分の部屋に風
◆ 出会ったのは五月の終わりだった。なぜか、村上春樹を読みたいと思った。そのままブックオフの110円コーナーでそれを買い、その日に読んだ。 驚いた。たったいま、完璧な文章はないと否定されたばかりなのに、この文章が完璧な文章だと思った。 最初の一文というのは、立ち読みしている読者を引き込むために存在する、と誰かが言っていた。僕はまんまとその鼠取りに引っかかってしまったらしい。慌てて抜け出そうとしたが、作品の魅力から逃れるには、もう遅かった。 ◆ ハルキストになりたくない
◇ ※本記事はちょうど一年前の読書記録から一部添削して掲載しています。 ◆ 笑える小説を久しぶりに読んだ。 文章の節々にユーモアがあり、終始一種のコントの様な雰囲気をもっていたのは、又吉本人が芸人だからなのだと思う。 笑えるシーンがいくつもあり、本当にすらすらと読み進めることができた。ただこれはエンタメ小説ではない。終盤はずっと涙を堪えながら読んでいた。その時は帰りの電車、静かな車内で読むことができたからかもしれないが、読み手の喜怒哀楽を激しくさせる小説だ、と思った。
人生で初めて愛した人がぼくの元から去り、人生などくだらないものだと考えている期間も過ぎた。 さいきんの流行りはただどうしようもない寂しさである。このどうしようもない、というのは、ぼくが数ヶ月前までこの寂しさを、キャッチボールではなくドッチボールの形で彼女にぶつけていたからどうしようもないのである。 ああなんて悲しきモンスターだろう、愛情を注ぎ込んでくれる母親以外の人生初の相手を、自分の行動で失ってしまい、もうそのときには愛情なしでは生きていけないからだになってしまったとい