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ジョブズは我が子にスマホを渡さない。「スマホ脳」を書評。
これまで99.9%狩猟と採集で生きてきた。
だから今でも脳は狩猟と採集時代のまま。
by.人間の脳
(本書にこんな記載はありません)
いつまでゆうてんねんである。いつまで槍持ってる時代を引きずってんねん人間。未練タラタラ脳。
だが本書はこの考えが軸。ここがズレることなく、理論として納得させてくれるため気持ちよく読み進められる。(おい情緒)
2020年11月18日に翻訳にて発売された、世界的ベストセラー「スマホ脳」をなるべく最後まで読んでもらえるよう楽しく書評していきたい。(お願いします)
冒頭にもお伝えした通り、「いつまで引きずってんねん脳」が軸で話が進む。
・飢餓脳が残ってるから高カロリーに手が伸びる。
・注意散漫(狩猟時代脳)現代ではADHD。
・高い所やヘビは未だ怖いのに、現代死率が高いタバコやシートベルトは怖くない。など。
全ては過去人間が生きていく為に必要な"脳力"が名残まくっているということ。未だえげつないということ。
これが本書のミソである。ご納得頂けそうだろうか。
私の低レベ脳ミソであっても、関連付けには多分に頷けた。
さあそして本書、キーになるのがストレス。(キーとか軸とかミソとか黙れ)
生き延びるために必要だった瞬時の反応。狩猟時代にストレスを感じれば=死の危機。『闘争か逃走か』状態になり、それ以外のすべてのことを放棄する。
現代でも名残があるので、ストレスがかかると睡眠や消化すべて後回し。そして身体に負担。
またストレス=危険な環境にいる。と脳に認識されるのでその環境から遠ざけるために、感情や気分を落ち込ませ引きこもらせる。不安や現代うつの多発である。
そして脳を今、ストレス状態に晒すものは何か。
そう、それがスマホだ。
やっとスマホ出てきました。ここから本題です。もう少しお付き合い下さい。
「スマホ脳」 著 アンデシュ・ハンセン
(言ってない)
1日平均4〜5時間のスマホ。SNSのいいねがほしいや、
noteのスキがほしい。
など、欲求もストレスに変わる。物凄くスキを貰ってる人、文章が死ぬ程上手な人が無限に見える。自分は最下層だと勝手に認識する。反応しすぎる。ストレスだ。(一例です。)
過去も今も人間は競い合うが、今は見る、競う相手が多すぎる。9人に1人が鬱の時代。さらにスマホによって睡眠、運動など無視し続けより悪くなってしまう。
なにより、スマホはドーパミンらしい。
ドーパミンの最重要課題は行動する動機を与えること。
そこに木の実ができてるか行ってみようとさせる役割。過去の生きる為の重要な物質。ドーパミン。
新しい知識やわからない不確定なものに、よりドーパミン報酬は活発になる。スマホはその役割を果たしている。無意識に10分に1度触る=10分ごとに情報をスクロール、ドーパミンを補給してくれる。
なのでスマホを失ったらストレス。無くさなくてもスマホ依存者はストレス過多。ガンジガラメ。四面楚歌。
この人間特性をわかった上でのSNS企業の策略、スマホ依存の対処法など、こみいった話は是非本書を手に取って確認してほしい。
明日からきっと、スマホ触らなくなるよ!(スマホで文章作成)
ps.本書で私的に一番タメになった情報。
自分の話をするというのは脳的にはセックス、食事等に反応する領域が活性化するらしい。ふーん。なので出来る営業マンは聞き役にまわるのだろう。ふむふむ。
私もこれから頑張って女性を口説くのでなく、聞き役に徹するとしよう。女性は私に自分の話を気持ち良くすることでセックスしてる感覚になるということだからね!なるほどね!聞きヤリチンね!なるほど!これならクソおやじでもできそうだね!了解了解!OKです!
本日のハイライト。