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国内MBA受験のための準備‐早稲田大学大学院夜間MBAまでの道のり-

前の記事で記載したとおり、受験を意識したのが11月。
・働きながら夜間で通える
・来春の入学にスケジュール的に間に合う
・2年と数百万円の投資に値する場である

この3点だけでも入学する学校が絞られました。
最終的に出願したのは早稲田大学と一橋大学でした。

一橋大学はなんといっても学費が安いのが魅力で
早稲田大学は生徒数も教授も豊富で楽しそうなのが魅力でした。
早稲田大学は、夜間主総合というコースで入学したのですが冬受験がそのコースしかなかったからでもう少し早くMBAを検討していたらおそらく私は夜間主プロマネジメント専修コースに興味があったと思います。
ただ、結果的に夜間主総合コースでよかったなとも思っています。(そのあたりもまた別記事で・・・)

思い立って出願するまで約1か月。インターネットで購入したのはこの2冊。

とりあえずMBAとは何かと小論文対策だけ

あとは、3歳年上の兄と夫のLINEグループでひたすら志望動機とこれまでのキャリア、研究計画の3点を壁打ちしました。
ちょうど早稲田大学の出願締め切りが年始だったので、
年末年始は兄を拘束し、泣きつきながら文章を何度も見てもらいましたw

一橋大学については会場で小論文を書く形式の筆記試験があったのですが、もうみんな「専門のスクールに通って受験対策してきました」と言わんばかりの赤ペン入りの原稿を複数持参しているような人だらけで会場で怖気づいてしまい…準備も対策もしていない私は時間切れで惨敗。

一方の早稲田大学についてはコロナ禍の影響で前年に続き筆記試験が免除されており、書類選考と口頭試験だけだったのでこれも運命だと勢いづきました!
ちなみに社会人になってから転職を何度かしていますが、面接は得意なので自信がありました。

結果的に早稲田はこれまでにない最高倍率でかなり狭き門であったようですが、無事合格を勝ち取ることができました!

ちなみにこんなnoteを書き始めましたが、事前の情報収集は全くしていません。時間がなかったのもありますが、調べるより挑戦してみるほうが早いと思ってしまうタイプなのでどんな授業があるか、どんな先生がいらっしゃるか、タイムスケジュールはどんな感じかもほぼ何もわかっていない状況で受験したので、合格後に急いで調べました。

そんな形で短期決戦だったこともあり、家族以外の周囲には誰にも受験のことは相談せず合格通知をもらってから関係各所に報告しました。
合格後に仕事の調整をしてくれたボードメンバー、自チームのメンバーには心から感謝しています。

誰にも相談しないで受験したことは個人的にとっても良かったと思っています。

有難いことに当時登壇の機会などもチラホラいただいていた立場だったので
「今から学校で何を学ぶの?」という疑問のお声や
「ただでさえ仕事がハードなのに大丈夫?」という心配のお声
加えて、
「お子さん大丈夫?その年のお子さんにとってママの存在は大きいよ?」
「10年後でも勉強は始められるよ」という謎にテンションを下げさせるだけの声もあったのは事実です。
(いやいや、今目の前の課題を解決するために学びたいんやし、
客観的にみてインターネットベンチャーに所属していて、IPOを経験していて、女性執行役員で・・・といった下駄をはかせてもらっている今が一番受験に適しているし、ママの存在うんぬん言われたらもう働くこと自体意欲無くすわ・・・10年後に挑戦て、私のMBA挑戦を定年後の楽器習うぐらいに思われてんのかいな、なんて心の中で突っ込んでいました)

一方で
「入学してみて、無理なら退学しちゃえばいいじゃん」とアドバイスしてくれた方もいました。

そうです、入学さえしてみれば自分の意志で退学も休学もできるのです。

周囲からの雑音があると心が折れてしまう可能性もあったなかで
短期で合格通知を得るところまできたことがよかったなと思っています。

なお、先日のイベントでとっても質問が多かった家族の反応ですが
夫は自分が2年前にMBAを修了しているのもあり大賛成。
同居の実両親も毎日残業しているのと変わらないよねという部分と、土曜日の授業に関しては夫が娘を見てくれるので心配はしていませんでした。
もちろん、ただただ身体の心配はしてくれていました。
意外と身近な家族はしっかり話せば応援者だったりする。
雑音は関係のない人の声ばかりだったりするのです。

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Megumi Sakamoto
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