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虚飾

化学兵器を撒き散らす猿の軍団、たちまちにチフス菌やら、王冠を奪うための風なんかを呼び覚ます原理的な少女の枷、あらゆる偏見を剣に変え、終わらない戦争のために、運ばれていく子供たち、家畜たちは、猛毒の棲家で、死よりも残酷な処理を行われ、天体を食べる河馬たちや、蓄積する暗黒物質や、ふやけた感情や、銀河系の行政では、不死の騎士たちにより汚職が繰り返され、エデンの園で浮かぶ宇宙船や、センチメンタルな薬により、接続される永遠性の中で、断続的に磔にされては、サタニズムを敷衍させる夜行列車に乗る暗殺者たちや、パブロフの犬の脳内では、報酬系の物質により、加速していく垂涎による永久機関を作り出しては、打算的な奴らが示す差異や、性悪説に差し込まれるコンセントや、センテンスを破壊するための道理を、コンテンツ化しては、さめざめとした空気を孕んだ大気を頬張る誇大妄想のゾウや、ケミカルなものを圧縮し、苛むだけの今に渇する愛が、自らの愛欲により、自らを、駆逐するための、戦闘機を呼び、倫理観を模写した本の中で、正義とは、絶えず今に悪を生み出すだけだ、とディベートを繰り返しながら、さようならを連呼する値の中で、可視化するものも、単なる光の屈折で見え隠れするような、幻想に過ぎないのであるし、やがて、活路すら無くなって、滑落するだけに至らせるための、定理な麓で、酩酊を続けるだけの、悪意が角膜に絡みつく。

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