
永劫
自己実現の成れの果てに住まう道理のようなものを超越して、厭世観なんかに騙されずに、人道に反しては、自分の儲けばかりを大切にするような、退嬰的な敵愾心が、さまざまな憎悪を利用し、嘘の情報や常套句なんかにより、偏った思想が抱える怒りのようなものが、模倣する理由から乖離し、理解なんて要らないから、観点すら、あやふやで、怪しいものであるし、あらゆる偏見が生み出す退屈な互換性や、延滞金を支払うだけの日々の中で、確信なんてものも、モラルなんかを謳っては、道徳心に訴えかけ、君を騙し続ける先々に、もたらされる事案や、簡単に利用されるだけの、惰性な毎日に注ぎ込む熱い鉄や、愛玩として、誰かに飼い慣らされてゆくほどに、補填され、供給され続ける憎しみの道具として、偶像崇拝を続けるだけの、傀儡として、あらゆる悲劇を受けたような顔をして、儲けるシステムが、情緒を破壊し、誰もが求める愛の配下として、群像に溶け込むとこしえの悪魔や、何かに固執するほどに、孤立しても尚、この闘争本能だけが、あらゆる普通を打ち砕き、新たな価値を生み出す頃、道理なんてものは、不必要であると、何もかもを排除したがるのは、弱者の方であるし、強者はあらがい続け、嫌疑をかけられ、懐疑的な輩が振り回す鉈や槍や、約束を突き破るほどの、端的な怒りの端々に発症する新たな病や、過ちを認めずに、見繕うもののほとんどが、貧相なものばかりであるし、あらゆる偏見を加速させるために、生み出された分断をつなぎ合わせるために、用いる針と糸も汚れているし、この内から溢れる力やパッションや、法律に騙されずに、善悪を翻し、誇張されるものとは、自分を守るためだけに、叫ばれる事であるし、この空疎な世界の中で、埋め尽くされる悲しみを昇華させるためだけに、無益であろうがお構いなしに撒き散らす尽くが、健気であるし、ままならぬ日々の中で、生きやすいとか、容易いとか、根絶やしにされたとか、降り注ぐミサイルの雨などを避ける傘になるべく、毎日の偏向報道を蹴散らし、軽快に走り去る私に自由など要らない。