砂糖仕掛けの☆牡蠣

手広くやってます。埼玉ショパン同好会所属

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マガジン

  • 埼玉ショパン同好会

    • 6本

    「ピアノの詩人」と呼ばれる1800年代前半に活躍した音楽家、 フレデリック・ショパン愛に狂った2人が、 ショパンの魅力をほんの少しでも伝えようと、 様々な角度からショパンを語った濃度の高いショパン本。 まとめて同人誌として印刷、販売しておりますが、ひとつだけ読みたい…という方にも気軽に読んでいただけるように、記事1本ずつご購入いただけます♬︎♡ 読めばあなたもショパンなしではいられなくなる… ことを願っております。

最近の記事

ショパン展の記憶

 先日、何ヶ月ぶりかの電車に乗り、練馬区立美術館へ足を運んだ。展覧会も美術館も、最後に行ったのは確か1月の終わりだった。引きこもりを極めすぎていたので、前日は結構緊張した。  駅から美術館に歩いていくと、ショパン展の旗(?)が様々下がっていた。上野とかでもよく見る展覧会の旗(??)なのに、ショパンの顔がデカデカと載っていると、なんだか嬉しさと照れで参ってしまった。戦いはこれからだというのに……。  練馬区立美術館に来るのは初めてだったため、入り口がわからず、少し右往左往した。

    • フォンタナありがとう1

      1.フォンタナという人  ユリアン・フォンタナという人物をご存知だろうか。ショパンについてある程度の知識を持った人ならば、名前に聞き覚えがあるだろう。そんな彼はショパンの友人であるが、ただの友人ではない。彼はショパンの遺作出版に関して重要な人物なのである。  今回からのシリーズでは、ショパンの遺作を通して、フォンタナに「ありがとう」を伝えていきたい。そして知名度の向上とあわよくば資料の増加を期待したい。  以下では、まず、遺作に関する経緯、次に今回取り上げる「幻想即興曲」につ

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      • 交遊録 フォンタナ編

         ショパンと同じくエルスネルの門下生であったユリアン・フォンタナは、ショパンを仕事面から支えた友人である。  本稿では、ショパンと、ポーランド時代からパリに至るまで交友を持ったフォンタナとの関係に見ていきたい。以下ではまず、学生時代、次にパリでの関係、最後にフォンタナの胸中に思いを馳せたい。 1. 学生時代 ショパンとフォンタナの関係は、同じ高等学校に入学したところから始まる。学生時代の彼らの様子は、学友やその家族たちによって残された資料からうかがい知ることが出来る。ショパ

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        • ショパン布教大作戦

           私は、仲間がほしい。ショパンやクラシック音楽の話を、昨日見たテレビの話題のように、最近伸びているYouTuberの話題のように、自然とできる仲間が……。  では、ショパンを布教し、その良さを広く知ってもらう有効な手段はなんだろうか。本来、この企画ではクラシック音楽全体について考察をしていたが、そちらはまたの機会に発表したいと思う。本稿ではショパンに限定し、布教するためにはどうしたらよいかを検討していきたい。  以下では、「音楽」と「人物」に焦点を当て、ショパンの布教方法

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