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本の内容とおしゃべりとシチュエーションがその場でリンクしてしまうお話。
子ども図書館に娘と行ったら、先生たちが麦わら帽子かぶってジューンベリーを収穫していて木から「〇〇ちゃーん、あたまをつかったおばあさんどうだった?」と声をかけられる。
そのシチュエーションがもうこの本の世界で
私、ドキドキ!リンクしている。
「面白かった」と答える娘。
子どもが何を借りたか覚えててくれるのも素敵。
続きもあるけど読む?と。
こっくり頷く娘。
「ジャム作るんですよ〜」という先生方は、
赤いジューンベリーがいっぱい入ったカゴと共にキラキラしてて、図書館の中の先生に、
○○ちゃんに本を探してあげてと指示。
中に入れば、
この2冊を用意してくれてました😊✨✨
素敵だな、
本っていうのはその内容もそうだけど、
どんなシチュエーションで誰と分かち合えたかとか
その読んだ時の空気感が暖かく記憶に残るもの。
愛情が巡るものが児童書や絵本だと思う。
それを大切にする先生たちとここで借りる本は
いつも忘れられない「体験」になることが多い。
とにかく朝から晩まで暮らしの知恵が可笑しい
おばあさんの物語、
畑やって収穫して薪をとりにいって暖炉でスープ作って、赤い実を飾って、帽子作って、ガチョウの羽で布団作って、動物たちの世話して寝床に寝かして。
そんな本の貸し借りのタイミングが
ジューンベリーの木からとは。
私も子どもの頃、
子ども図書館での記憶は一つ一つ静かなのに
衝撃的だった。
静けさの中に子どもの奥を揺するすごい感覚があるのが図書館という宝の場所だと思う。
わざとではない
偶然が重なる本人しか知らない衝撃。
それを娘も濃く体験してて、羨ましい場面もある。
小学生になって
コロナ禍にもなり、
図書館は貸し借りのみ、
1人で行くようになった。
なのに何十分経っても帰宅しないので、
心配になって図書館に行ったら
広いホールで、
ロウソク🕯に火をつけて、
娘1人、貸し切りで読み聞かせされていた。
じーっと物語に入ってる娘を
外から見て、
クスリとこっそり
見なかったことにして家に帰った。
本を読む時につけるロウソクは、
消すときに願いが叶うと教えてくれている。
3歳から毎週読み聞かせに通って
もう5年!
その願いはいまだに一つも教えてくれないけれど、
きっと全部叶うんだと思う😊✨
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