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クリエイター用のデイリープランナーを作りました。(無料ダウンロード)

今年に入ってからジャーナル(日記、または記録情報帳)を始めたのですが、良い変化が多いので、日本のクリエイターの人にぜひ広まったらいいなと思ったのと、日本語だと何故かぜんぜん売ってない(あっても中のコンテンツがない、罫線のみ)だったので、自分で日本語向けのものを作ってみました。

今回はお試しもかねてコンテンツを多めに使い、A4で大きく作っています。実際に自分のノートで使う時はA5ノートで自分のよく使うコンテンツを書き込むほうがいいと思います。(A5はまた別で作ります)ここで使っているコンテンツを使ってみてください。

ダウンロードはboothで

https://meyco.booth.pm/items/2655150
クリエイター用のA4デイリープランナー。サンプルデータも入っています。

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これは何?

クリエイター用のデイリープランナーは、創造的な仕事をしている人や、創作活動をする人が、日々のスケジュールやタスクを管理するためのツールです。
このノートは【作業者向け】です。なので、それ以外の用途だとちょっと使いにくいかもしれません。作業記録をとり、何にストレスを感じているのか、作業に対しての満足度はどれくらいか?(これは燃え尽き症候群を監視するための部分です。)などの情報を書き込みます。

デイリープランナーの意味とポイント

クリエイターの場合、創造的な仕事に取り組むために、時間やタスクの管理が非常に重要です。デイリープランナーのポイントは、その日にやるべきタスクをリストアップし、時間を設定することで、タスクの優先順位や緊急度に応じて、適切に時間を使うことができます。

また、何かを作る時というものは『あ!あれがない!』『実は使いたいものが使えなかった』の連続です。そういった時に情報やタスクの優先順位、困ったことをメモする場所を用意するためにあります。

使い方

  1. まず、作業しない曜日を決める。これは、自分に対して罪悪感を抱かない様にするためです。仮に、木曜、土日は作業をしないことにします。

  2. 次に1日の作業前にどれだけの作業時間をやるか決める。自分に対して約束をすることが重要です。まずは30分や1時間など、少なめの時間を見積もっておき、確実にこえられるようになったら増やすといいと思います。(人間の集中力は2時間半程度と言われています)

  3. Todoを書き込む。この時、Todoは限界まで分解したものをタスクとして書き込みます。例、ゲームの開発を進める→セリフを実装する、アニメ~ションを実装する…→数が決まっているセリフを実装する→セリフを10個実装する。という感じです。 簡単でゴールが決まってるタスクから始めるといいです。

  4. 作業前チェックリストをチェックする。これはうつ状態や、燃え尽き症候群、ストレスをチェックする項目として使います。この4つに常にチェックがつくように生活、計画立てするようにしてください。逆に、チェックがなかなか全部埋められない場合は、計画をもっと細分化するか、私生活に問題があるかもしれません。

  5. あとは作業後の感想と次のタスクを書き込みます。

  6. 他は、都度都度書き込む様にしてください。完璧に書き込もうと思わないでください。抜けがあってもいいです。それぞれの性格や生活スタイルが違うので、抜け漏れがあっても全く問題ないです。

  7. まずは3回分やってみるといいかなと思います。続けられたら7回(1週間)を目指しましょう。

データはboothで配布しています。無料なので、家やコンビニのプリンターで使ってみてください。
また、これを元にして、自分で別なノートに書き込んでもいいと多います。

https://meyco.booth.pm/items/2655150
クリエイター用のA4デイリープランナー。サンプルデータも入っています。

ドイツで使っているジャーナルについて

ここから先は私が使っているジャーナルの感想とジャーナルの紹介です。
私が今使っているのはEin guter PlanとEin gutes Projektというジャーナルです。ベルリンで作られたもので、独立系出版社の人気があるジャーナルです。デザインが中性的で、男女ともに使えるのがいいです。

Ein guter Plan

https://einguterplan.de/zeitlos
日々の日常のジャーナル。マインドフルネス寄りの内容ですが、これはウクライナとロシアの戦争で強くダメージを負った心に役立ちました。日記は本当に鬱に効果があるとわかったのがよかったです。ちなみに、日記は生まれて初めて1ヶ月以上続いています。今は4ヶ月に入ろうとしています。
このジャーナルは、今持ってる感情の名前はなんなのか、自分の性格の傾向はなんなのか?自分が本当に価値があると思っている感情や状況ってなんなのか?を知るのに役立ちます。あまり、ビジネス、昇進目的な内容じゃないのが気に入ってます。あと、鬱やインポスター症候群などを乗り越えるためのヒントが毎週読めるのもいいです。論理的な説明も多いのがドイツっぽい。
ドイツ語ですが、サンプルPDFはこちら。
https://einguterplan.de/wp-content/uploads/2023/02/EGP-Zeitlos_2023_Leseprobe.pdf

Ein gutes Projekt

https://einguterplan.de/eingutesprojekt
プロジェクト達成にフォーカスしたジャーナル。努力ではなく、理論と科学の知識でモチベーションを高めようとしてくれるのが気に入っています。読み物がたくさんあるので、文章を読むのが苦手は人はおすすめできません。
これはマインドフルネスな内容はあまりなく、いかに科学のベースに則し、効率的な方法ができるか?に焦点をあててる感じです。このノートがやってることは仕事のプロジェクトマネジャーとほぼ一緒なんじゃないかなと思います。

プロマネがどれくらい重要なのかがわかる人は、この本が何をしてくれるのか理解できるかと思います。ただ、この本は自分を律しないといけない部分は多いかもしれません。
ドイツ語ですが、サンプルPDFはこちら。燃え尽き症候群を引き起こす6つの要因など、参考になることが多いです。(この本がすごいのが、ほぼ本の内容を公開しているところです。このままプリントしたら使えちゃいます。)
https://einguterplan.de/wp-content/uploads/2022/05/ein_gutes_projekt_leseprobe.pdf

他にもドイツだとたくさんのブランドからジャーナル帳が出ています。女性が購入することが多いかもしれません。が、デザインはモレスキンのように中性的なので、もちろん誰でも持てます。

日本のアマゾンでジャーナルをみてみる

今回のデザインを作った時に、日本のアマゾン上で販売しているジャーナルも見てみましたが、普通のスケジュール帳が多い印象です。私が言っている自己啓発、タスク管理系のジャーナルはほぼ英語でした。

日本のアマゾンで探す時は、ジャーナル、ヘルスケアやマインドフルネス、自己啓発、ウェルネス、ノートなどで探すと出てきます。自己啓発だと突然胡散臭くなってしまいますが、日記自体は実際にうつ病の治療などでも勧められるので、ジャーナル自体はおすすめです。内容が変なものはあまりないと思います。(合う合わないはありますが。)ちなみに、なぜか一万くらいしてめちゃくちゃ高い。ドイツだと3000円くらいで買えるんですが、理由は不明です。

セルフケア、ビジネス系のジャーナルは、どちらかというとコーチングに近い

英語のジャーナル系をみてて思ったのは、マインドフルネス系のジャーナルはコーチングに近いと思います。
コーチングを受けてみたいけどお金が20万以上かかるのはちょっと・・・という人や、キャリア相談したいけど誰に相談していいかわからない。という方は、まず、その悩みに対応するジャーナルを探してやってみるのがいいと思います。
物足りなかったり、自分1人でやるのは難しそうだとわかったら、コーチングを受けてみるのがいいのではないでしょうか。

以下にある程度サンプルを出しておきます。見事に英語しかないですが、Google翻訳があれば使えるので、試してみてはいかがでしょうか。それにしても高くて驚きますね・・・

マインドフルネス系(ストレス軽減におすすめ)

メンタルヘルス系

習慣トラッカー

こうやってみると、日本語のものはあるにはあったんですが、ビジネスの昇進に重きを置き過ぎている気がしたので、一旦除外しています。


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