資産形成30年の父から学んだマネーリテラシーについて
「日本は資本主義やから、情報や制度を知ってる人が得をして、知らへん人は損するんやで。やから何でも理解できるように勉強しとかなあかん」これが父の決まり文句だった。
中学生から高校生の頃に成績が良くない時に言われた言葉。
この意味を社会人になり少し理解した。
確かに知ってるだけで得することがたくさんある。
知ってるか、知らないか、知った上で実行するか、しないかそれだけでお金を守れたり、増やせたりすることを痛感した。
【両親について簡単な紹介】
父はごく普通のどこにでもいるサラリーマンだが、不動産をいくつか所有
(これが父の勘の鋭さ+年功序列の恩恵を受けた会社で勤め続けているからできていること+不動産や株の勉強があったから今があると思っいる)
実家は都会で駅近に戸建てを買い、母と共働きで10年でローンを返済して今はローン無しで余裕のある暮らし。母は返済完了後数年働き早期リタイア(最近のセミリタイア状態)
父はまだまだキャリアを積んでいる途中かばりばり働いている
社会人になり結婚しそれがすごい事であることを理解するようになった
前置きが長くなりましたが最近よく父に言われる節税対策についてまとめました。
【節税策】
①ふるさと納税
これはやらない方がもったいないくらいのもの。誰にでも返礼品という恩恵を受けることがでる。年収が高ければ高いほど、寄付額が増えるのでまだやっていない方は是非!夫にも昨年の年末ギリギリに楽天でふるさと納税してもらった。たらこや、カツオ、お肉、ホタテが届いて普段より食卓が華やかに✨
これは1番手軽でおすすめです。父から社会人になって1番にこれを勧められました!
②iDeCo
ふるさと納税は住民税に関する節税ですが、iDeCoは所得税に関係する節税になります。iDeCoのメリットは給与天秤で年金のように積み立てていけるところ。デメリットは60歳か65歳か決まった年齢までお金を引き出せないところ。これも父に勧められましたが、まだ手をつけていません。
③積立ニイサ
積立ニイサ、年間40万円までの積立で、利益が出た分も非課税というところが魅力的です。これも昨年から夫と共に始めました。銀行にお金を預けても増えない時代。元本割れの可能性もありますが、ある程度のリスクを取って増やしていきたいと思います。
④確定申告
5つの市以上にふるさと納税をした場合は確定申告が必要になります。確定申告を行うと、ふるさと納税を行った年の所得税からの控除(還付)と、翌年の住民税から控除!つまり節税の対象が所得税と住民税になるということです。
一方、ワンストップ特例制度の場合は、所得税の還付は無く、住民税の減税のみの控除となります。たたし、住宅ローン控除など条件によってワンストップ特例制の方が得になることも…ご自身で調べてみてください。
【番外編】
◇固定費削減
これは番外編。父のすごいところは年収が高いのに金銭感覚が狂っていないところ。携帯代は格安SIM、電気代は安い会社を探す。仕事で忙しそうにも関わらず、しっかり固定費削減に努めている。だから不動産も所有できるのだなと感じる今日この頃。
【まとめ】
結局、知ってるか、知らないか、知った上で実行するか、しないかそれだけでお金を守れたり、増やせたりすることを痛感した。お金がない…😭と嘆いてる友人や先輩は、めんどくさがりで、お金について学ぶ意欲がなかったりする人。今は働き続ければなんとかなる!そんな時代でもない。マネーリテラシーを高めて自分が何とかしていく!その気持ちが大切だと思う。