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タラベラ焼きとメキシコ料理の街、プエブラ

3月の三連休を利用して、プエブラ(Puebla)に行ってきました。プエブラはタラベラ焼きという、メキシコを代表するカラフルな陶器で有名なほか、メキシコ料理の発祥の地でもあります。旅の記録を写真とともにお届けします。

のんびり、セントロ散策

メキシコはどの街に行っても、ソカロ(Zócalo、広場)と大聖堂がありますが、プエブラの大聖堂(Catedral)は、私の中でNo.1か2にランクインするほど良かったと感じました。天井の淡い水色と金色の組み合わせ、太陽をモチーフにしたような飾りが、素敵でした。

大聖堂の南にある、アメリカ大陸で最も古い図書館にも行きました。建物に入って、奥の階段で2階に上がると、図書館があります。木製の本棚に、光が当たって艶めき、とても美しかったです。

大聖堂のすぐ隣には、緑豊かなソカロがあり、朝から晩まで人で賑わっていました。

ソカロの北には、ヨーロッパを彷彿とさせるアーケードがあります。

さらに北に進むと、Capilla de Rosarioという教会があります。こちらは内装がとても豪華で素敵だと聞いたのですが、大混雑で入れず。またいつかリベンジしたいです!

カラフルな街並みにうっとり!

プエブラはコンパクトな街だと聞いていたのですが、カラフルな街並みや、タイルで飾られた建物、教会など、想像以上に見どころがたくさんありました。早くもまた訪れたいと思うほど。

まずこちらは、ソカロの3ブロック北の6オリエンテ通り(お菓子屋さんが多いので通称Calle de Dulcesと言われているそう)。

6オリエンテ通りを東に進んだところにある、エルパリアン市場(El Parían)は、地面にエネルギッシュな太陽の模様が!市場周辺にはお土産屋さんが並びます。

市場の東の8ノルテ通りは歩行者天国で歩きやすかったです。

8ノルテ通り。ハカランダの花も咲いていました。

市場の西の6ノルテ通りには、タラベラ焼で飾られた素敵な建物もありました。

その少し南の6スール通りには、カラフルな建物が多く並んでいました。

私たちは街の雰囲気を気に入り、短い旅行期間の間に
、このあたりを2周しました。

ちなみに下の写真は、セントロから少し離れたところにある、Estrella de Pueblaという観覧車。チョルーラの帰りに寄ったのですが、このあたりはデパートやコストコがあり、プエブラの近代的な街も見ることができました。

タラベラ焼きがあふれる街

プエブラといえば、タラベラ焼きが有名です。わんぱく息子がいて、ゆっくりと陶器を見るのは難しかったですが、いくつかお店を回りました。

まずはTalavera Armando。伝統的な青ベースのものから、少し現代的な色使いのものまで、魅力的な陶器がたくさん!広い店内で、ソファがあったので、息子にはソファでiPadを見ていてもらい、危険(食器を割る)を回避。その間に夫婦で交代しつつお買い物をしました。

すごく気に入った柄のお皿があったので、大きさ違いで2枚購入しました。

続いてTalavera Salazar。ピアスとマグネットを購入しました。

こちらのお店ではタラベラ焼きの素敵なタンブラーも売っていました。

今回購入しなかった、Talavera Talateca、行けなかったUriarte Talaveraも素敵なタラベラ焼きがたくさんあるので、今後行かれる方はぜひ覗いてみてください。  

タラベラ焼き以外では、Magnoliaという雑貨屋さんで、白いサボテンのチャームと刺繍ピアスを購入しました。


そしてメキシコ子連れ旅あるある(⁉︎)で、今回も露店で息子におもちゃを購入。安いので、ついあれこれ買ってしまいます。今回は、最近”混ぜる”のがブームな彼にぴったりの、ミニチュアのモルカヘテ(メキシコ版のすり鉢のようなもの)と、木製のカーズをお迎えしました。

美食の街、プエブラ

メキシコ料理発祥の地、プエブラ。今回は滞在約1.5日の弾丸旅行でしたが、限られた食事回数の中で、いろんなレストランに行ってみました。

まずは、友達に教えてもらった、El Mural de los Poblanas。

5つのモーレ(メキシコの伝統的なソース)を味わえる料理を注文しました。真ん中の焦茶色のモーレが、伝統的なモーレ・ポブラノ(Mole Poblano)。甘くないチョコレートに香辛料を混ぜて作られたソースです。他はカボチャのモーレなどでした。どれもとても美味しかったです!

続いて、Augrio。モーレにはまり、ここでも、鳥もも肉にモーレがかかった料理を注文。

下の写真も友達に教えてもらったお店、
Attico303 。プエブラ大聖堂(Catedral de Puebla)の目の前にある、ルーフトップのお店。教会を見ながらブランチをいただきました。景色が良くて、風と心地よかったです。

スターバックスにも行き、無事ご当地マグカップもゲットしました。タラベラ焼きの街だからか、ここのスタバには、タイルで描かれた絵がありました。

お子さま連れにおすすめ!鉄道博物館

今回のプエブラ旅行で、親子とも1番楽しめたのは、こちら、メキシコ国立鉄道博物館。セントロからUberで10分ほどのところにあります。ガイドブックにはほとんど載っていませんが、電車好きなお子さま連れの方には声を大にしておすすめしたい場所!

広い土地に、SLや日本で見ないようなカラフルで大きい電車がずらりと並んでいました。この旅行中、ずっと抱っこマンだった息子も、ここでは電車めがけて猛ダッシュ!

鉄道博物館から徒歩10分弱のところある、時計台、El Gallito Clock Towerと、タイルの美しい教会、Templo de Nuestra Señora de Guadalupeも見ることができました。

ちなみにプエブラ市内は、台数は少ないですがUberが走っていて、10分ほど待てば乗車できました。

一足のばして、チョルーラへ

空港とプエブラのセントロの間にある街、チョルーラへも行きました。

チョルーラ周辺には素敵な教会がたくさんありました。
こちらはカラフルな陶器で美しく装飾されたSan Francisco Acatepec教会。

続いて、赤茶色の壁が美しいSanta Maria Tonantzintla教会。

こちらは、チョルーラで1番有名な、Santuario de la Virgen de los Remediosという教会。

トラチウアルペトル(Tlachihualtepetl)という巨大ピラミッドの上に、16世紀にスペインにより建てられた教会です。

教会からの見晴らしはとてもよく、いくつもの教会や、歴史を感じる建物を見ることができました。

チョルーラの街は、カラフルな建物が並んでいたり、お土産屋さん、おしゃれな雑貨屋さんなどが集まっていて、街歩きも楽しかったです。

ちょうど春分のお祝いをしていて、近くには移動遊園地や多くの露店があり、活気にあふれた町の様子を見ることができました。

チョルーラのピラミッドの北側、14ポニエンテ通りに、お洒落な雑貨屋さんやカフェが並ぶ一角があり、La Monarcaというお店で、ピアスとカメレオンを購入しました。

14ポニエンテ通り。左手におしゃれなお店が並ぶ。
ピアスとカメレオン

修道院がホテルに!キンタレアル

今回の旅で、ホテルは大聖堂の近くの、カミノレアルプエブラ(Camino Real Puebla)に泊まりました。昔の修道院を改築したホテルで、回廊のある中庭や、タラベラ焼きの置物が素敵でした。中庭でいただく朝食ビュッフェも、リーズナブルな価格でありながら、とても美味しい料理ばかりでした。

モンテレイからの行き方

モンテレイからプエブラまでは、Viva Aerobusの直行便が出ています。プエブラ空港から、チョルーラ、プエブラのセントロまでは、HISさんに送迎をお願いしました。

プエブラは今まで訪れた街の中で1番、子連れで街歩きしやすいと感じました!歩道が広く、街もコンパクト、坂道もないので快適です。私も機会があればまた行きたいと思います。

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▶︎monterrey_kurashi

\メキシコ旅行の記録はこちらにも/

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