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たった一人で100億円売れるゲームを作ってみた

今回は実は初めて?のゲームプレイ日記を交えながら、ゲームを紹介したいと思います。

今回プレイしたゲームはカイロソフト制作の
「ゲーム発展国++」です。

とはなんぞや?となる人のためにも、丁寧に説明しながら進めていくので、初見でも安心です!


ゲーム発展国とは?

ゲーム発展国++の紹介

ゲーム発展国++とは、自分で会社を立ち上げ、ゲーム開発を行うアプリです、少しずつ利益を上げていきながら、年末の表彰式でグランプリを取れるように、ゲームを開発していきます。
Switch版、パソコン版など色々ありますが、先日たまたまスマホ版が一日だけ無料で販売されていたので、それをインストールしました。
初めて身内のインスタのストーリーが役に立った瞬間でしたね

今回の企画の説明

このゲームでは、初めは4人まで、最終的に8人まで社員を雇用できますが、今回はたった一人で、全てを行いました。

売れるゲームを作るには?

ただひたすらゲームを作るだけで、黒字経営することは容易にできます。しかし、グランプリを取るには以下の要素に注意する必要があります。

・ゲームのジャンル
アクション、シューティング等の「ジャンル」と、スポーツ、恋愛等の「内容」に分かれます。それぞれに人気、不人気があるだけでなく、ジャンルと内容の組み合わせ次第で、売り上げが変動します。

・社員の能力
社員が優秀なほど売れやすくなります。能力を上げるには、お金のかかる「教育」、研究データを消費し、年俸も上がる「レベルアップ」があります。また、新たな社員を雇用するのも大切です。

・市場シェア
このゲームでは、現実にあるゲーム機をパロった様々なゲーム機が登場します。大金をはたいて、売れてるゲーム機のライセンスを取得することが大切です。
また、広告戦略などを通じ、自社のファンを増やすこともimportant。

その他にも、夏休み・冬休みに売ったり、ゲームデックスに出展したりなど、様々な工夫をして売れるゲームを作っていきます。

本日のMVP

社員育成

というわけで、今回はこの「井上こうぞう」という人に、に全社運を賭けます。芸能リポーターやめたのかな?
最初から在籍してる最も能力値の低い社員であり、年俸はたったの200万円。
そしてこのゲームは、レベルアップではなく教育でステータスを上げれば、年俸は変化しません。
しかし、教育でもレベルアップでも、伸ばせるステータスには限界があります。ただ一つを除いて。

その限界を超える方法こそ「パチンコ」
パチンコは一回800万円、25%ほどの確率で、全てのステータスが+6されます。
そしてこの方法のみ、上昇させられる限界値がありません。(999でカンストはする)
というわけで、初めは資金を稼ぎながら井上こうごう君をパチンコ漬けにします。

はい。やはりギャンブルは正義ですね。

転職させてオールマイティーに

このゲームはメインのゲーム製作は自動で進みます。
しかし、製作開始時に企画書、進捗40%でグラフィック、進捗80%でサウンドの作り込みを、誰か一人に任せることになります。
当然優秀な社員を選ぶのが普通です。ただし、外注することも可能です。
外注するとその分お金はかかりますが、序盤は外注のほうがよりステータスが高い人に頼めます。

ただし、一つ注意点が。
企画書を作れるのはプログラマーやシナリオライターのみ。逆にグラフィックはデザイナー、サウンドはサウンドクリエイターなど、それぞれに適した職種の社員しか選べません。
じゃあシナリオライターである井上こうぞうは、グラや音楽に関しては他人を頼るしかないのでしょうか。

ご安心を。
このゲームは転職させることが可能なのですが、転職しても転職前のノウハウは残っています。
つまり、シナリオライターからデザイナー、サウンドクリエイターに転職させると、企画も絵も書けて音楽も作れる万能キャラが完成します。

ちなみにスカウトで入手できる最高クラスのステータスの社員がこちら。

全ステータス999の井上こうぞう様には足元にも及びません。しかもこいつは年俸八千万円に対し、井上こうぞうは200万円。これがやりがい搾取ですね

ただ、唯一上昇させられないステータスが「POWER」、つまり体力です。先ほどの「フランソワーズ花」は青いゲージが右端まで伸びていますが、井上こうぞうはこれの4分の1程度しかありません。

ゲーム製作の流れ

企画

というわけで、今回作るゲームのジャンルは「テーブルゲーム」内容は「リバーシ」です。組み合わせは良さげですね。
個別に見ると、これらの類いは最初は不人気なのですが、資金稼ぎのためリバーシを作りまくっていると、なぜか人気になってしまいました。同じジャンルが続くと売り上げが落ちるはすなのに…

企画書、グラフィック、サウンドを頼むのはもちろん全て井上こうぞう。
これらの選択時、確率によってゲームのクオリティがかなり変動します。セーブしてリセマラしましょう。
頼んだ人の台詞が
2回目「内容が○○とは!」
3回目「ここをこうすれば!」
4回目「妙案が浮かんだぞ!」
5回目「おりゃああああたたた!」
となるパターンが最もクオリティが高くなります。

放置製作

基本は放置すると、社員が勝手に進めます。
ゲームには「おもしろさ」「独創性」「グラフィック」「サウンド」があり、それぞれをバランスよく高水準にするのが大切です。といっても基本自動なのであんまり気にしなくていいです。

この広大な空席だらけのオフィスで、一人パソコンと向き合う井上こうぞう氏。
手前の秘書と受付は進行役みたいなもので製作には関与せず、奥の社長に至っては手も動かさず、永遠に前を見ながら座り続けているだけです。マネキンかな?

普通最大雇用人数の8人でゲームを作れば、2~3ヶ月ほどでゲームが完成するのですが、先述のとおり体力の低い井上こうぞう単騎では、一年弱かかります。特にバグ取りがゾウガメぐらい遅いです。
このゲームは、8ヶ月ほどゲームを出していないと、ファンが離れていきます。
というわけで、「リポビタンD」という五千万円するドリンクで、薬漬けにします。
これを使うと、社員全員の体力を全回復できます。今回の社員は一人だけですが…薬とギャンブルがここまで有用な社会はこのゲームだけですね。

仕上げの神の手

もちろん手を加えることがないわけではありません。ここからは手動で売り上げに貢献します。

・イベント
確率で売り上げが上下するイベントがあります。
自分で調べてわかった範囲では、停電以外のマイナスイベントは、リセマラで回避可能。
また、発売後にテレビで取り上げられるイベントは、リセマラすれば任意のタイミングで発生させることが可能。
勢いのある発売初週に(特に年末はすぐ表彰式が始まるので)、このプラスのイベントを引くまでリセマラするとよいでしょう。今回はしませんでした。
あとゲームデックス出展の効果はちょっとわかりません。どうせ七億とかすぐ稼げるし豪華ゲストを乱用しまくってました。

・広告
発売するまでに多くファンを持つことは、売り上げに直結します。
基本的には、約10億円の月面広告で大丈夫だと思います。本格的にグランプリを狙う頃には、資金は有り余っていることが多いので、とにかく月面に広告を打ち上げまくりましょう。
グランプリ作品を作った、たった一人の社員が月面に貼り出されるなんてかっこよすぎる…

・研究データ
このゲームはお金の他に、研究データと呼ばれるものがあり、社員のレベルアップやゲーム制作に使えます。
能力を上げてもカンストしてる井上こうぞうには意味ないし、年俸も上げたくないので、レベルアップはしません。ブラック労働は楽しいね

ゲームのクオリティに影響するのは、「○○アップ」と「○○テクノロジー」。
○○アップは発生条件がわかりませんが、発生すると、研究データの消費量に応じて、一定確率で成功し、該当するパラメータが上昇します。
発生してしまえばリセットしても同タイミングで発生するので、成功するまでリセマラしましょう。
もう一つの○○テクノロジーは、該当パラメータを確実に上げることができますが、影響は小さい上に連続で使うと効果が薄まります。今回は最大まで使い切ったけどね!

あと、これはどのくらい影響があるかわかりませんが、市場シェアの多いゲーム機で開発するのも大切です。

資金を稼ぐだけならライセンス交渉の必要がないパソコンだけで十分ですが、今回はこのためだけにプレステみたいな他社ハードのライセンスを取得しました。

そしてこちらはもっと意味の無さそうな、方向性ポイントの割り振り。

タイトルにもある通り、世界観と斬新さとリアルさを重視したリバーシとかいうカオス過ぎるゲームで100億円売れてしまったので、あんまり影響ないと思います。

結果発表🐔

完成したゲームがこちら!

雑誌レビューは40点満点中39点でしたが、見事に100億円以上の売り上げを達成しました。年末に売る予定でしたが、ファンが離れないように夏にもう売ってしまいましたね。てかなんで赤字?

しかし「ひとりでリバーシ」なんてブラウザで誰でも無料でできると思いますが、どれだけ娯楽の少ない世界なんだ…

今回の売り上げ比較&連続で同じ社員に企画させるとやる気が落ちるので、適当に外注して作った、画像右上の「比較用ゴミゲー」ですら300万本以上売れていますが、一体何本売れたのでしょうか。

過去作品との比較

なんと自社製品歴代一位+圧巻の3700万本。
(「最低費用」は我が社の名前です)
ポケモン赤緑青で3000万本ほど売れたらしいです。ポケモン並にリバーシの一人用ゲームソフトが売れる世界線なんて嫌ですね。
ガルパンの戦車道くらい、国技としてリバーシが推されているのかもしれない。

表彰式

無事グランプリを受賞することができました。
しかも制作に携わった社員は事実上たった一人。それもこのゲームの最低費用である、200万円の年俸で働いている創造神「井上こうぞう」のみです。
エンディングのスタッフロールを是非見たいですね。

さて、まだ井上こうぞうの挑戦は終わっていません。
余程この記事が批評されなければ次回、井上こうぞうにハードを作らせ、ゲーム機、ゲームソフトともにたった一人で制作してグランプリを獲得したいです!

お楽しみに!

最近インフルが怖い人は高評価、拡散の方よろしくお願いします。

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