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人ってどっかで繋がっているんだな。

世間ってば思っているよりも狭いんだな、って感じた出来事。

僕は今、新たな業務提携先を必死こいて探している真っ只中だ。既存の提携先が大幅な予算削減をしたため、業務時間が致命的なくらいに減ってしまった。

その一環として、クラウドワークスが運営しているビズアシが紹介する案件に応募しまくっている。なんでもビズアシは倍率が高く、書類選考を通過するのが非常に難しいらしい。

確かに、結構応募しているけれど、通過率はそれほど高くない。とはいっても、僕の経験にあんまりマッチしない案件に応募しているのも一因としてありそうだ。

つい先日、やっと書類選考を1社通過し、念願のオンラインでの3者面談までこぎつけた。そして、今日がその3者面談日だった。

提携先の面談担当者が入室してくるまで、僕の心臓はバクバクしっぱなし。

「圧迫面談みたいにならないだろうか?」「うまく話せなかったらどうしよう」などといった不安で、口の中がカラッカラに乾燥していた。

しかしそんな緊張は、面談担当者が入室した瞬間、物凄い勢いでどこかへ吹き飛んでしまった。

だって……面談担当者が前職の元同僚だったんだもの。それも、結構仲良くしていた後輩。アウトドアや音楽の話で盛り上がったっけな。

「〇〇さ~ん!お久しぶりっすね!」

開口一番、めっちゃタメ口で挨拶してきた後輩。僕はちょっと呆気にとられたけれど、すぐに返事を返す。

「久しぶっ、お、お久しぶりです!ほ、本日はよろしくお願いします!」

いかんいかん、これは面談だ。ここはひとつ、しっかりとした言葉づかいで臨まなければ…!元同僚につられ、ついつい飛び出しそうになったタメ口をぐっと飲み込んだ。

「これも何かの縁なので、気楽にいきましょう!」
「はい、こちらこそよろしくお願いいたします」

その後は、とくにトラブルなくスムーズに話が進んでいった。自己PRもスラスラと言えたかと思う。ただ、元同僚は僕の働きぶりを、過去に長年見ていたので、自己PRはあんまり必要なかったかな?笑

それにしても、まさかこんな形で元同僚に再会するとは思わなんだ。関わる機会がなくなったかつての知り合いと、ひょんなことから再び繋がるんだなと思った出来事だった。



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