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教学相長~学び合うことは大きな財産になる~

前回の記事でも、4月5月は書道教室をお休みしていたと書きましたが、
やっと!6月から書道教室をやっと再開することになりました。

当教室は、毛筆、ペン字、筆ペンのコースがあり、
毛筆は、四字熟語の課題を毎月ホームページに公開しています。

課題は、私の独断と偏見で…というと多少語弊がありますが、

季節感のあるもの、今の自分の気分に合ったもの、漢字の難易度など、
色んな要素を鑑みて選んでいますが、

6月の課題は「教学相長」にしました。

教学相長(きょうがくそうちょう/教学相長ず)
意味:人に何か教えるということは、自分にとっても学びがある

中国の古書「礼記」に由来する故事成語で、
人に何かを教えることは自分にも学びがある、
自分の修行にもなるという意味です。

なぜ今回この課題を選んだか。

コロナ禍に伴い、仕事や家庭での生活がガラリと変わった中、

・テレワークによるオンラインツールの使い方
・自炊に役立つアイテムの紹介
・自宅での筋トレ方法
・お得なランチテイクアウト情報
・廃棄の危機にある野菜の即売情報

などなど、それぞれが持っているスキル、お得情報、助けを求める声まで、

自分が持っている「何か」を、
お互いにシェアする機会が格段に増えました。


このような知識や情報といった「何か」が、
身近な人や仲間うちだけではなく、見ず知らずの人にも伝わるのは、
伝えた自分も、受け取った誰かも、双方にとって心地良いものです。

何かと窮屈な日々も、小さな「お互いさま」の連鎖があれば、
物理的な距離など関係なく、人と人とのつながりが強まり、
より良い信頼関係を作れるなぁと。


誰かの役に立ったときって、素直に嬉しいものだし、
直接的にその相手からじゃなくても、何かしらの形で、
「感謝の気持ち」が自分に返ってくるんですよね。

そんなWIN-WINな関係を大切に、
気持ちも前向きに、心晴れやかに日々過ごしたいものです。



そう、ちょっとした「お互いさま」をすると何がいいかって、
脳から快楽物質の「ドーパミン」がドバドバ出るんですよ。


ドーパミンと言えば、ギャンブルや薬物に手を出している時に分泌される、
中毒性が高い物質というイメージがありますが、
いいことをしたとき、何か目的を達成したときにも出ます。

この本で、人間の脳の仕組み、ドーパミンの正体が分かります。

上手く脳をだまして、いたって健全な形でドーパミンを放出すべし!



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