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蜃気楼専門学校(Mirage School)

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●メッセージ 私たちは2020年のコロナ・パンデミックの情況の中で、オンラインを活用して日本各地の人たちと、さまざまなテーマで対話を重ね、関係性を築いてきました。2023年、コロ…
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暗中模索力講座の報告

2023年5月6日、7日に大学セミナーハウス(八王子)の蜃気楼専門学校において、最初の「暗中模索力講座」を実施した。 すでに定まっている枠組みの中で前例を踏襲する仕事がAIなどによって代替されていく時代状況の中、身体を動かしながら、何かを感じ取り、次の一歩を見出していくことが大事になってくるのではないかと思って、暗中模索力講座を手探りで行った。 暗中模索力講座の背景ChatGPTが登場して、毎日のようにFacebookに「ChatGPTを活用した業務改善」を訴える広告が流

「歌がうまくならないトレーニングは、だめですよ」ーオリンピック選手やプロボクサーからも信頼される、宮崎要輔さんにきく

宮崎要輔さんのことは、「一本歯下駄」のトレーニングを自分で考案した人ということで興味を持った。 それで先日、1時間半の講座を受けてみることにしたのだ。 プロボクサー、オリンピック選手、プロサッカー選手など一流のアスリートたちをサポートしてきた宮崎さん。 もちろんその実績はすごいのだけど、私が「うわー」と思ったのは、「一本歯下駄」を履くのはなんのためか、という彼の言葉だった。 「文化をインストールするためだ」と言ったのだ。 ツールによって、私たちの身体は拡張し違ったも

AIによってファシリテーションはどのようにアップデートするか?

ChatGPTが出てきてから、各業界が大きく揺れていますね。生成型AIの使用が拡がるのを止めることができない以上、それをどう活用するか、どうリスク回避するか、という話になってきますよね。 社会変革ファシリテーターの視点で、生成型AIの登場が、社会構造のどのような変化を促進するのか?5分の動画にまとめてみました。 私は、社会と教育とが相互補完的に変化していくと思っているので、教育にフォーカスした考察も作りました。 教育も企業組織も、前例踏襲型と前人未踏型の「両利き」になっ

ライブ対談:今井陽子(画家)×田原真人(デジタルファシリテーター)「身体と創造性」

それが何かが分からなくても、重要なものだということが分かる この感覚を人間は持っている。 最初は、「兆し」しかないけれど、 その奥に自分にとって重要なものが隠れていることが分る。 「兆し」にこだわって、 その奥が「発現」してくるプロセスを生きると、 自分の人生が創造されてくる。 今井さん(おこちゃん)は、 学生のときに出会った「兆し」を、 40年間追い求めてきた人。 おこちゃんが、画家として社会的に評価されているかどうかは分からないけれど、「兆し」に導かれ

ライブ対談:今井陽子(画家)×青海エイミー(小説家・クンダリーニヨガ)「身体と創造性」

どのようにアーティストになっていくのだろうか? アーティストがやっていることを学んで、それっぽいことができるようになるだけでは、内面が空虚になってしまう。 今井陽子と青海エイミーという二人のアーティストが歩んだ道は、自分を成り立たせているものを徹底的にアンラーニングすることだった。 今井陽子は、西洋画の絵画手法を学んで芸大に合格したが、うまい絵というものに疑問を感じてしまう。うまい絵には感動しないのだという。じゃあ、感動する絵を描くにはどうしたらよいのかを探求するために

ライブ対談:青海エイミー(小説家・クンダリーニヨガ)×宮崎要輔(一本歯下駄GETTA®︎)「身体と創造性」

クンダリーニヨガティーチャーで小説家の青海エイミーさんと、一本歯下駄GETTAトレーニング開発者の宮崎要輔さんのライブ対談。 それぞれが探求してきた「身体と創造性」の世界が交差する面白い対談になりました。 以下、青海エイミーさんのFacebook投稿 ーーーー 【身体に、文化をインストールする】 宮崎要輔さんのことは、「一本歯下駄」のトレーニングを自分で考案した人ということで興味を持った。それで蜃気楼大学の講座を受けてみることにしたのだ。 プロボクサー、オリンピック

蜃気楼専門学校の講義フェスが行われます。

詳細は、こちらです。

深呼吸学部通信教育は「深呼吸寄席」(橘川幸夫、久米信行、滑川海彦、平野友康、田原真人)として、新しい展開をはじめます。オープンスクールです。

 深呼吸学部通信教育は「深呼吸寄席」として、新しい展開をはじめます。  深呼吸学部と久米橘問題が合流します。  深呼吸学部は2020年、コロナ・パンデミックの状況の中で、橘川幸夫のオンライン私塾として始めました。毎週土曜日に4時間余りの講義を100回以上行いました。  久米橘問題は2014年から、橘川幸夫と久米信行がライフワークとして続けている「ネタ持ち寄り型トークライブ」です。それぞれが、自分の関心をもった最新情報を持ちより、相互に紹介しあうというものです。この方式を

橘川幸夫の「深呼吸学部5期生」一泊二日講義

●メッセージ 橘川は参加型社会の輪郭を少しでも生きているうちに触れてみたいと思って活動してきました。本講座は、そうした活動を一緒に考え、担ってくれる人の合流を期待します。 ●企画概要 橘川幸夫は1972年に音楽雑誌ロッキング・オンの創刊に参加し、1978年に全面投稿雑誌ポンプの創刊する。以後、一貫して参加型メディアを開発し、参加型社会を追求してきた。その橘川がこれまでの経験から導き出した思考と方法を、遺産相続していくのが深呼吸学部。現在4期生まで実施しているが、5期生は、一

今井陽子の「初めての絵の始めかた」

★講師・今井陽子 東京藝術大学 美術学部 油画科卒 画家 生涯学習絵画指導歴40年 上野の森美術館アートスクール講師 ★日時 2023年05月06日(土)07日(日) ★会場 八王子大学セミナーハウス ★参加費(受講料+一泊宿泊費・三食付き) 30000円 割とチョロイぞ西洋絵画 深呼吸専門学校は一泊二日の宿泊型セミナーです。 ●企画趣旨  気楽に絵を描いてみたいけど、 どう始めたらいいのかわからないし、 教室 に通うのは気が引ける、という方は多いようです。  通