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2年続けた湯シャンを やめてみた けどいいじゃん

2年ほど シャンプー、ボディーシャンプーなど、体を洗うための洗剤的なものを使うのを止めていた。
乾燥肌がつらかったので、対策はないかと調べた結果、たどり着いた方法だ。

湯シャンはお風呂に入ってもシャンプーを使わないことだ。
これは、できるようになるまで、かなりの忍耐力を要する。

湯シャンのやり方

日頃シャンプーを使っている人が、お湯だけで髪を洗うと、すごーく頭がかゆくなって、大量にフケが出る。
要するに不潔になる。
この段階で、シャンプーの効果を逆に実感させられるのだ。
シャンプーは、余分な皮脂を取り除き、フケが出ないように、いろんな効果を頭皮に刷り込んでくれているらしい。

湯シャンについては、芸能人のタモリや福山雅治が実践していることでも有名だし、一流の女優やモデルさんも実践者は多い。
頭だけでなく、全身何も使わずに、お湯で洗い流すのだ。

私も2年ほど前から実践していた。
体はフケが出ないので、すんなり導入できる。
でもはじめは、それまでボディーシャンプーの生活になれていた肌は、それ用に皮脂を分泌することが習慣化されているので、いきなりノーボディーシャンプーだと、体の油脂分が除去できず、体表面にぬめり感が残るのと、皮脂の蓄積による匂いが残る。そのため、はじめは1日ごとお湯だけ入浴。
なれたら感覚を2日開ける、3日開けるという具合にして、完全お湯入浴へとたどり着く。これは頭に比べると、結構簡単に行える。
1か月もすれば完璧お湯入浴は可能だ。

頭皮はそうは行かない。体と同じように間隔をあけながらシャンプーを止めて行くのだが、頭のかゆみとフケは、いつまでたっても残るのだ。
私の場合、かゆみとフケがまあまあ出なくなる初期段階をクリアーするのに6か月ほどかかった。そして完全湯シャンの域に達するのに丸1年ほどかかった気がする。
完全湯シャン、お湯だけ入浴移行後は2年ほどこの状況を維持していた。

石鹸生活 始めます

そして、この度湯シャン生活を止め、石鹸生活に変わります。
湯シャン生活を止める理由は、
「肌のコンディションが特に改善されたわけではないから」です。
もちろん、ボディーシャンプーやシャンプーを使うよりは、肌のうるおいはキープされるのですが、すごーく乾燥肌が改善されるものでもなく、結局ボディークリームは必須だし、何よりお湯だけ入浴は時間がかかるのです。
頭からボディーまで、お湯だけで汚れを落とすためには、じっくり時間んをかけて、丁寧にお湯をかけながら洗い流さなければならないのです。

要するに、めんどくさいので やめます。

一般的なシャンプーは合成界面活性剤という化学合成されたもので、洗浄力が強く環境にも影響を与えるので、一般的にエコで体にもやさしい「石鹸」を使います。
これです。

牛乳石鹸には青箱と赤箱がありますが、私は乾燥肌なので赤箱なのですが、実家に青箱が一つあったので、5日ほど前から青箱で石鹸生活をスタートさせています。次は赤箱にしたいので、既にAmazonで購入済みです。

石鹸生活5日目の感想は、「いいかんじ!」です。
特に乾燥がひどくなったわけでなく、湯シャンの時よりスッキリ感があります。石鹸の香りもいいですしね💛
ちなみに、石鹸で頭からつま先まで全身洗ってます。

ということで、私の湯シャンから石鹸生活への結論は、もう少し石鹸生活をつづけた後にご報告いたします。

ジュースは瓶で売ってほしいです。

ここで、話が変わるのですが、私が湯シャンや石鹸生活にチャレンジしているもう一つの理由があります。

欲望にまみれた資本主義経済に対する反感です。
物にあふれ、お金を奪い合う社会状況を、高齢者として危惧しているのです。

私が子供の頃、お店で買えるジュースは瓶に入っていました。
瓶以外の飲み物は販売されていなかったのです。
瓶はリサイクルされますから環境に優しいのはもとより、瓶は重くてもろいので、簡単に持ち運べない不便さがあるのです。
その不便さが無駄を排除して、廃棄を抑制するのです。

今、米が不足していると騒いでいますよね。
確かに価格は高騰しています。
我が家は元農家なので、米の流通システムと価格を見てきました。
それはひどいものです。農家が家業を続けられる状況にはないのです。
今、価格が上がっている状況は、30年前に起こるべきだったと思います。

皆さん本当にお米は不足しているのでしょうか?
大手飲食チェーンやスーパーでどれほどのご飯が廃棄されているのでしょうか?

儲けのために、廃棄を前提に大量生産される弁当は、良いことなのでしょうか?

私の稚拙な考えよりも、この方がとても分かりやすく書いてくださっています。

豊かな人生への案内人さんは私と同年代の方です。
昔の不自由な生活こそが、社会維持に貢献していたことを実感できる同世代の方が、ここで情報を発信していただけることに感謝申し上げます。


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