2024年ドラフトでオリックスが指名した選手について


※指名選手について調べて色々と書き足していきます(最終更新2024/11/20)



1位 麦谷祐介(むぎたにゆうすけ)

2002年 7月 27日(22歳) 180cm 81kg 外野手
右投左打 富士大学

スカウトコメント

走・攻・守3拍子揃った即戦力外野手。
脚力と守備範囲の広さはアマチュアトップクラス。
将来的にはチームの主力選手として盗塁王も狙える逸材。

岡崎スカウト

期待すること

好不調の波はあるのかも。ただ、オリックスにはいないキャラの選手でチームの雰囲気を変えてくれそう。開幕1軍や開幕スタメンにも期待。
将来的には1番センターを任せたい。

2位 寺西成騎(てらにしなるき)

2002年 10月 18日(22歳) 186cm 85kg 投手
右投右打 日本体育大学

スカウトコメント

大学日本代表にも選出された大学屈指の好投手。
伸びのあるストレートと多彩な球種を操る。
まだ伸びしろもあり、将来的にはチームのエースとして期待のかかる投手。

小林スカウト

期待すること

怪我が多いので1年目から無理はさせないだろう。1年目は2軍で先発をして1軍登板を経験できればいいだろう。もしくはリリーフとしてなら1軍でも戦力になりそう。先発としてじっくり育てて欲しいと思う。

3位 山口廉王(やまぐちれお)

2006年 5月 14日(18歳) 193cm 97kg 投手
右投右打 仙台育英高校
スカウトコメント

最大の武器はMAX149キロのストレート。
決め球のフォークも完成度が高く、打者を圧倒した投球が出来る。
スケール感満載で無限の可能性を秘めた大型右腕。

小松スカウト

この記事を読むと山口投手は夏負けてから秋にかけて成長していた。投手歴も浅いのでまだまだ伸びしろがありそう。

佐々木朗希二世と呼ばれることについて

「自分は嬉しくないです。ぜんぜん違うと思うんですけどね。佐々木朗希選手は足を畳んでいますけど、僕は畳まない派なんで。足を上げる理論もぜんぜん違うんですよ。だから2世みたいな言い方はやめてほしいんですけど、みんな使っちゃうんで」

ドラフト指名後の須江監督

(山口が)泣いてたんで、ちょっと言いづらくなっちゃったんですけど、今日は本当は最後に、悔しいと思って欲しいなという話をしたかったんですよ。春先は自分次第でもう1つ2つ上の(指名)順位になれるくらいの才能を発揮していたわけだから。3位で悔しいなと思っていて欲しいなと思っています

期待すること

山下投手のようなスケール感のある投手。大きく育ってほしい。

4位 山中稜真(やまなかりょうま)

2000年 12月 14日(23歳) 178cm 82kg 捕手
右投左打 三菱重工East

スカウトコメント

ストレートに力負けすることなく、広角に長打が打てる打撃と、俊足、強肩を活かした守備が魅力。
走・攻・守3拍子揃った選手で即戦力としての期待がかかる。

佐野スカウト

前軸で鋭く振り抜き二塁打、三塁打を量産。一塁守備が密かに巧く、一、二塁間を抜けそうな当たりに飛びつく

野球太郎No.52より

期待すること

捕手指名ではあるが大学、社会人時代や一塁、左翼、右翼を守る。バッティングは間違いないのであとはポジションがどこになるのか。

5位 東山玲士(ひがしやまれいじ)

2000年 5月 5日 (24歳) 180cm 83kg 投手
右投右打 ENEOS

スカウトコメント

伸びのあるストレートが魅力の最速151キロ右腕。
勝負球として投じるチェンジアップはプロでも空振りが取れる球質。
主にリリーフとしての登板が多いが、先発もできる馬力を持ち合わせており、即戦力としての期待がかかる。

佐野スカウト

期待すること

質のいいストレートを投げ込む社会人投手。1年目は古田島投手のようにリリーフか?ゆくゆくは先発も狙える投手。

6位 片山楽生(かたやまらいく)

2002年 10月 7日 (22歳) 177cm 82kg 投手
右投左打 NTT東日本

スカウトコメント

最速151キロのストレートと多彩な変化球を武器に相手打者を抑えていく安定感のある投球が持ち味。
1年目からフル回転の活躍が期待される即戦力投手。

岡崎スカウト

期待すること

高卒4年目での指名とういうことで大学生と同じ年齢になる。先発かリリーフかはわからないが1年目から1軍の戦力になることを期待したい。


育成1位 今坂幸暉(いまさかともき)

2006年 10月 19日 (18歳) 178cm 82kg 内野手
右投左打 大阪学院大学高

スカウトコメント

走塁に自信を持っており、常に先の塁を狙う姿勢が魅力。
打撃では初球からしっかりと自分のスイングができ、守備では球際の強さもある。
走・攻・守すべてにおいて大きな成長に期待がもてる好素材。


牧田編成部副部長は「彼にしかできなパフォーマンス、視野の広さや試合展開を変えるような言葉を彼は発することができる。時間をかけて適性を見抜いていこうと思うが、ショートをやりたいと言えばショートで勝負させたい。“第2の紅林弘太郎”が誰がなるのか。横山がなるのか、宜保が復活して取るかもしれないし、太田椋が二遊間に入ってくるかもしれないし、いい競争ができる一人のピースになったという思い」と話した。

以下の記事

育成2位 清水武蔵(しみずむさし)

2003年 4月 14日(21歳) 173cm 76kg 内野手
右投右打 栃木ゴールデンブレーブス

スカウトコメント

打撃ではスイングスピードが鋭く、長打も期待できる。
スピード感のある守備と地肩の強さが魅力の内野手。

育成3位 上原堆我(うえはらたいが)

2007年 3月 13日(17歳) 178cm 84kg 投手
右投右打 花咲徳栄高校

スカウトコメント

最速148キロのストレートとキレの良いスライダーで三振の山を築いていく投手。
将来的にはチームの主力投手になれる可能性を秘めた好素材。

育成4位 寺本聖一(てらもとせいいいち)

2003年 2月 5日(21歳) 170cm 86kg 外野手
右投左打 広島経済大学

スカウトコメント

しっかりと振り切るスイングで、広角に長打を量産することができるスラッガー。
ハツラツとプレーする姿が魅力の選手。

期待すること

茶野選手のようにオープン戦で結果を残せば開幕前の支配下や開幕1軍も視野に入る。育成指名ではあるが即戦力外野手としてチーム内競争を活性化させて欲しい。

育成5位 田島光祐(たじまこうすけ)

2000年 4月 9日(24歳) 173cm 78kg 捕手
右投右打 信濃グランセローズ

スカウトコメント

2塁送球1.9秒台の強肩は安定感がある。
投手の特徴を活かしたリードができ、守備の要としてチームもリードできる捕手。

育成6位 乾健斗(いぬいけんと)

2006年 6月 28日(18歳) 188cm 88kg 投手
右投右打 霞ヶ浦高校

スカウトコメント

188cm、88kgの恵まれた体格から投じる角度のあるストレートはMAX144キロを計測。
今後の伸びしろを大きく感じさせる大型右腕。

全体観

オリックスは担当スカウトがほれ込んだ投手を推薦する方式を取っているからか、スカウトの熱量の高い選手が多く指名された印象がある。実際どうなのかはわからないが、ある程度事前の想定通りのドラフトができたのではないか。ひとりひとりの選手に魅力があり、全体として見てもバランスのとれたドラフトだったと思う。
スカウトコメントから感じたことは、オリックスの守備・走塁に課題を感じており、その課題を埋めれる選手を指名したように思った。

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