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ハロウィンからのクリスマスからのお正月の街の変わり身の速さは見ごたえがある。
2024年は12月28日までの営業です。
4周年とクリスマスを抜けてもう年末ですね。
4周年記念のご来店ありがとうございました。たくさんのお客さんにお会いすることが出来てとても嬉しかったです。
棄却されたはずだった幻の4種盛り(通称寿司)も大変好評で、土曜日はマスターがケーキを作りながら営業するというメチャクチャなスケジュールでしたがお祭り的な感じで楽しかったです。
問題は疲れすぎたところですかね。今朝(27日の朝)彼は本当に店に行きたくなかったようで布団で嘆いていた上にめっちゃ怒って挙げ句「いってきます」も言わずに出ていったのであわや喧嘩になりそうでしたが本当に疲れていたと思うしお休みの間私の体調不良にも付き合ってもらっていたので仕方ないかなと思います。私が復活して午前中からゴキゲンに掃除など始めていたのもやかましかったのかもしれません。自分のタイミングで起きたいよね。
年末は終わりだから採算度外視
酒が酒が飲めるぞみたいな感じで今日明日のおやつは「柿のトライフル」です。
柿のジャムとフレッシュの柿を使ってシフォンやパイの層を作り、カスタードクリームと挟んでアイスクリームがちょこんと乗っています。
小さいパフェみたいな感じです。こちら700円。
フルーツをつかったメニューは居るカフェではちょっとめずらしいです。初秋頃に出した梨のトライフルも非常に人気だったのでこの機会にぜひお試しください。なくなり次第終了です。
三郷に来て半年
7月の上旬にこちらに越してきたので、もうこの土地に来て半年になります。
自分の地元とはぜんぜん違う環境での生活で、思い返すとしんどいなあって状態のほうが多かった気がします。
保育士をやめて県をまたいで引っ越してきて、恋人とずーっと一緒にいる生活。友達はありがたいことに関東に散らばっているのですぐに遊びに行くことが出来ましたが。
神奈川県の横浜市出身なんですけど、まず個人経営の店っていうものがほとんどない街で育ったので、「居るカフェ」というものが異文化だったのですが、個人でお仕事をしている人が本当に多い。会社員家庭だったのでみんなお仕事を自分で取って自分でやっているというのが不思議で仕方ないです。
地域のお祭りというものにも2回出店側で参加しました。
お祭りが大変だったのはもちろんですが、「どこのお店!?」と聞いてもらったり、「居るカフェの奥さんさ〜(奥さんではない)」と話を振ってもらったり色々と見守っていただけてる地域柄に戸惑いながらもあったかいなあと思いました。頑張ってると見てもらえるってことがわかりますね。
お店でのコミュニケーションも大変刺激になっていて、居るカフェの空気を壊したくないなと思って空間に融けようと思っていた時期もあったのですが、ちょっとずつ慣れてきて、私が居ることも歓迎してくれるお客さんもいて、
コレを書き始めてから「note見て来ました」なんてお客さんもいて。
お客さんと善い場所を作っていこう。みたいな。そういうグルーヴ感っていうのかしら。感じることが多くて、大変嬉しいです。
正直言うと中には「図々しいなあ」みたいなこと言ってくる人もいたけどね。
あとなんかみんな私のこと知ってる。私の母が居るカフェに来たこともみんな知ってる。仲良。
恋人と暮らし始めてからも楽しいことばっかりじゃなくて、生きてきた環境の違いにぶつかってばかりで、具体的に書いちゃうと長くなるしアレなんですけど、「羨ましい」と「なんでそんなことするの」でとにかく彼のことが許せない時期があって、心労で私の持病が何度も悪化してこれはもうだめなんじゃないかな。みたいなことも多かったですが、話し合ったり調整したりしながらなんとかやってくことが出来ました。ちゃんと自分の思ったことを伝えられたのって初めてなんじゃないかなあ。まあ「面倒くせえ」とか「は?」って言われたりして「なんやねんすぐ言わないと忘れるって言うからその場で文句言ってんだろがもういい」と冷戦に突入してるんですけど。
伝家の宝刀「もういい」って絶対もうよく無いのになんでそうなっちゃうんですかね。争いを産まない終了宣言ってなんか無いんですかね。気持ちが切り替わるホイッスルとか作れないんですかね。
それでも喧嘩をしながらそうやっていけるのは、スロースターターな私を見守ってくれていた恋人のおかげだと思います。
同棲し始めて3ヶ月位のとき本当にうまくやっていけなくて結婚5年目くらいの友人に相談したんですけど、「そういう喧嘩は1年目めちゃくちゃ多かったから順当に階段登ってるよ」と言われてから目先の分かりあえなさに苦しみすぎなくなりました。思ったこと言えなくて関係が終わるよりは良いよね。
正直環境に適応するというのが本当に苦手(やりすぎてすぐ疲れる)なのですが、合わせつつ、自分らしくをさせてもらえているので、なんとかなんとか。という感じです。
あと三郷は道が平らなのがめっちゃ好きです。歩いても疲れないしチャリンコも乗るの難しくないので。(横浜は不動産の物件情報に「◯◯駅から平坦◯分」という表記があるくらい坂が多いです)
しんどいことのが多かったけど嬉しいことの瞬間最大風速が大きかった
そんな半年間でした。
手放しに「HAPPY!」みたいなバンザイはできないんですけど、なんというか、もう少し気長に生きてみようかな。と思える日々だと思います。
日常をサボる場所で日常を過ごしていくというのは極上の鮮やかさみたいなことはないけど、淡々とした灰色さもない。セピア色にたまに色彩が覗けるような毎日が続いて行けばとてもラッキーなのかな。と思います。
今日(27日)も22時(ラストオーダー21時)までと、
明日(28日)12時頃から22時までで、今年の居るカフェはおしまいです。
何卒、今年も最後までよろしくお願いいたします。