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構造化を目指して中古マンションをリノベした⑤和室、建材、デザイン

中古マンションをリノベするにあたって、
どんな家に住みたいかを以下のように
優先順位ごとに言語化しました。
今回は和室、建材、デザインについてです。
構造化というより、その上位概念にあたる「環境調整」
の話が中心です。

発達障害の子どもの問題行動における環境調整

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9 和室

収納を増やすために4畳半でいいかなと思いましたが、
それだとシングルサイズの布団が3枚並べられないので、
リノベ前と同じく6畳の和室となりました。
流行りの?小上がりにしなかった理由は
4点ありました。

①子供部屋が3部屋必要になるタイミングでこの和室を畳敷きからフローリングに改装するつもり

②畳の上もルンバを走り回らせたい

③乳幼児に段差はちょっと危ない

④段差から飛び降りてマンションの下の階に音が響く可能性を少しでも取り除きたい

理由③や④のように、環境調整の考え方では
危険や迷惑の元となる要素をあらかじめ取り除いておくようにしています。

10 建材、デザイン


【二重窓】
築約20年、
1枚ガラスのアルミサッシだったためか、
特に北側の窓周辺は結露の影響で
窓枠や壁紙に傷みが見られる状態でした。
二重窓にすることにより、
昨冬の結露はほぼありませんでした。
また、マンションから踏切まで50mほどの距離だし、
娘達もけして大人しいタイプではなく騒ぐ声が大きいので,
内側、外側両方の防音効果も期待しての導入となりました。
見積もりではペアガラスを提案されましたが、
コストカットのためシングルにしました。
日本の中では標準的〜やや温暖な地域のためか、
西日がそんなに気にならない立地のためか、
シングルガラスで十分かなと感じています。


【引き戸】
ドア、収納共に引き戸を最大限に導入しました。
引き戸でないのは、
お風呂(折戸)と主寝室(開き戸の簡易防音ドア)だけでした。
リノベ会社の担当者さんから
ソフトクローズ機能をお勧めされ採用しましたが、
手を挟む心配や開け閉め時の騒音がかなり軽減されました。
これも危険や迷惑の元を絶つ環境調整となりました。

【調湿建材】
主寝室や子供部屋には窓は一応あるとは言え、
日当たりはよろしくないし狭く空気がこもりがちになりそうなので、
天井にのみエコカラット(リクシル)的な
建材を導入しました。

DAIKEN製 クリアトーン12SⅡ

調湿だけでなく、吸音性能も併せ持っているそうです。

【低コスト、デザイン】
リノベ会社が出した見積もりの書類を読んで
こちらから発しまくったセリフは
「もっとグレードを下げてください」
です💧
キッチン、ユニットバス、洗面台、フローリング、二重窓、ドア等は
当初提示された「竹」ランクから
「梅」ランクへと次々に変更されました。
オシャレな家に住みたい!という希望が夫婦ともにあまりなく、
持ち家(マンションですが)に踏み切った直接の動機が
・ビルトイン食洗機が欲しい
・狭くていいから子供部屋が欲しい
の2点だったためです。

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