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引きこもったら幸せに気づけた

大学院の最後の授業が終わってからもう一年が経つ
あの1年間は本当に楽しくて充実していた
自分が学んだこと、興味のあること、授業や教育に対する考えを
いつも真面目に議論できたこと、新しいことを学べたこと、
自分は全然すごくないと思わせられること、どれもがすごく楽しかった
安心、安全な空気感もよかった
みんな同じ学び手であることを保障されていたからだろうか。


3連休のうち2日間は家にずっと引きこもって
なんにもせず、ただひたすら寝て過ごした
幸せだった
整体の先生に最近何もやる気が起きなくて何もしてないことを伝えたら
それが私の本当にしたいことなんじゃないか、と言われた
いつも土日は教材研究や教育に関する本を読んだり勉強会に参加したりしていたし
それが自分のやりたいことだと思ってたけど、
本当に差し迫ったらやるけど差し迫られてなければやらないことは、
やりたいことではないのでは?という話になった。

確かに、今まで自分は子どものためとか教育のためとか自分のためとか
何かのために勉強をしていた
その「何かのため」がなくなってもやるかと聞かれたら確かにやらないなと思った
”「何かのため」じゃなくてもやりたいことが本来のやりたいこと”

そうだとしたらこの二日間の何にもせずひたすら寝ている生活は本当にやりたいことなのかもしれない
がんばらなくてもいいって幸せだ
何かに追い立てられもせず、怒られもせず、危機的状況にもならず
安心して眠れる環境があること
なんて幸せなんだろう

こんな幸せを感じられるのはやはり周りの人のおかげなんだろうな
夫と1時間半くらい電話した
光熱費は全部夫が払ってくれている
誕生日の私にプレゼントも送ってくれた
電話でいつも励ましてくれる
母もケーキを買ってくれていた

モヤモヤしたことがあって会いたいと言ったら
急遽集まってくれる友達もいる
大丈夫かと心配してくれる生徒もいる
大学院に行けたことも幸せ

ありがたいことがたくさんある
本当に私は幸せだと思う

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