Vol.4 40代ワーママが働きながら通信制大学入学〜50代で卒業するまで
※これは私が40代後半で通信制大学に入学し、50代にようやく卒業するまでの記録です。話があちこちにそれるかもしれませんが・・・どうぞお付き合いくださいませ。
(前回のお話はこちら)
テキスト到着
履修希望科目を提出した後は1週間~10日くらいで段ボール一箱に詰められたテキストが届くので、納品物と実際送られてきたものが合ってるか確認します。
※履修自体は卒業予定の4年生の分まで希望を提出しますが、このタイミングで届くのは入学時の学年分だけです。
科目によっては指定年次が決まっていて「4年生にならないと受講できない」というものもあり、その場合は4年生になる時にテキストが送付されてくる仕組みになっています。
勉強を始めるその前に
1つの科目に1~2の単位が付与されるとして、60単位を取得するには最低でも30~40科目くらい取得する必要があります。そのため最初は何から手を付けたらよいのか本当に迷いますが、まずは事前送付された「学習のすすめ」を読んでおきます。
「学習のすすめ」には
・単位を取るまでの流れ
・学習計画の立て方
・実際の学習の仕方
などが書かれていて、勉強の仕方はそれなりに分かるようにはできています。
「学習のすすめ」は「それなり」だということ
ただここで注意したいのは、本当に「それなりに」だということです。
これによって一般的な流れは分かっても、科目によっては配布されてるテキストだけでは足りないとか、レポートの提出がウェブなのか郵送なのかとか、縦書きか横書きか、何回提出するのか・・・など本当に様々です。
更に言えばこちらはワーママ。
朝から夕方までフルタイムで働き、その前後で子供のお世話+家事の数々・・・とてもじゃないけど「1日2~3時間、週末は4~6時間が学習の目安です」と言われても
そんなにできません!!!
というのが正直なところです。
本当にやった方がいいことは?
私が実際に経験してみて、「ワーママが勉強するなら、これは本当に早めにやったほうがいい!」と自信をもって言えるのはまず1つ。
自分の一番活動できる時間帯を知り、学習ペースをつかむ!
です。
それまでの私の日々
ワーママの皆さんがもれなくそうであるように、私も普段の平日はこのような毎日でした。
5時:起床、身支度、食事準備
6時:残業できないので朝のうちに在宅で仕事片づけ
7時:子供起床→食事&身支度
8時:学校送り出し&出社
18時:帰社→子供のピックアップ
19時:帰宅→食事準備&お風呂
20時:食事、片づけ、明日の準備
21時:宿題確認、寝かしつけ→22時には一緒に寝落ち・・・
とてもじゃないですがここに自分の学習時間を入れる隙が無い(泣)
更に言えば土日は子供をあちこち連れて行ったり習い事の送迎で全く勉強どころではない状態(ついでに自分の仕事も・・・)。
「学習のすすめ」に書かれてるような「1日2~3時間、週末は4~6時間が学習の目安」は夢のまた夢の話でした。
「自分の一番活動できる時間帯を知り、学習ペースをつかむ」とは?
そのためここからどうやって自分の時間を捻出するかについてですが、「自分はどの時間帯ならあとちょっとだけ頑張れるか?」をまずは知ることが大事ではないかと思っています。
例えば私の場合は朝に強く夜に弱いタイプで、眠くなるとすごく不機嫌になってしまいます。ですが、逆に言うと「朝なら多少の早起きは頑張れるタイプ」なのです。
なので夜の勉強は完全に諦めて、朝は1時間だけ早起きすることにしました。
何回(何か月)か繰り返すうちに「これはいいかも」と思った自分のペース・決めごとをこちらに書いておきます。
・「毎日1時間早起きする!」と決めすぎない(辛くなるので)
・平日は情報収集に徹する(テキストを読む、必要な書籍を検索して借りるor買う)うまく進みそうならできれば文章構成も考えておく
・土日は平日と大体同じ時間に起きるようにする(5~6時に起きれば子供が活動する8時頃まで2~3時間近く時間を確保できる
・土曜日はレポートの下書き。日曜日で最終チェックして提出準備を済ませる。
ペースがつかめたら
最初にこのペースがつかめないといくら学習意欲があっても「思う通りにできない自分」に嫌気がさしてストレスがたまるだけです。
「無理をせず生活習慣にうまく組み込む」ことで、自然と学習できるようにする仕組みを作ってしまうこと。
加えて「うまくできないときは仕方ない」と割り切る気持ちを持ちつつ、
「大学に行こう!」と思った最初の気持ちを忘れずにコツコツ取り組むことが、
結局のところ「学習継続の一番の成功の秘訣」なのでは?と思っています。
※(Vol.5)へ続く予定ですが、上記以外にもう少しテクニカルな視点で「本当にやった方が良いこと」を4つ、まとめてみました。ご興味ある方はぜひ!
そしてまたお時間ある時に、お付き合いくださいませ。
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