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マニュアル

仕組みを学ぶ

企業や個人問わず、運営していく上で最適に向かうべくマニュアルの構築をしている会社は多数あると思う。           

もちろんOJTを基にマニュアルは身体に叩き込む方もいると思うので形に残すことと残さないこともあり。実に様々。

運用の仕方も会社によりけり。
ディズニーのようにマニュアルがないことが良いと考え、真似てみたりと様々な画策をしているところは多いが、企業が培ってきたものにマニュアルというものができているため、根本が違うと浸透しないケースがある。

成功者を真似るというアプローチはすごく良いのだが・・・
今日も持論を伝えたいと思う。

簡潔に言えばマニュアルにこだわりを入れる。
それに尽きると思う。
マニュアルは時にオペレーションを統一することで一定のサービスが出来るようにするために存在していると思う。
いかに人件費の費用対効果を上げるのか、そのために存在するものだと。
ただし、一定のサービスが出来る会社は山ほどある。
そこでこだわりが必要となる。

こだわりとは。

会社やお店の色が出ていることが重要で、それこそ細部にこだわる必要がある。
そういった意味でのディズニーのマニュアルなしというところなんだと思う。
無印良品は2000ページにもおよぶマニュアルがある。
膨大だが一貫していることは理念に忠実であるということ。
特に飾り立てない商品表記など、無印良品だけに素朴さをマニュアルの中に組み込んでいる。
これが企業カラーでありこだわりを感じる。
よくあるのは理念を考えずにマニュアルを作るケース。
現場を第一に考えて会社を考えていないケースのマニュアルは、会社のブランディングとはかけ離れた内容になっているケースが多い。
そういった会社はHP上で飾られた言葉とは裏腹に、電話口や店頭から明らかに違ってくるものだ。
そういう姿を見ると心底がっかりする。

もし会社にマニュアルがあったら見返してみてほしい。
そこに会社の軸が入っていて、うちの会社っぽいなと思うところがあればよいと思う。
場当たりな作りになっているとすると、その他大勢のうちの一つの会社でありお店になりがちになる。
なによりそういったマニュアルは開かれない。
なぜなら業務に慣れてしまうと自分が正解になるからだ。
そこに会社の大事にしたいことが不随してない場合はブランディングが困難になる。

マニュアル人間は必要ないが、最低限の素養は必要で、その最低限の素養の中に会社のエッセンスが入っていると良い。
それがわかる会社が好きです。









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フローリスト堀祐次郎
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