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【統合Season1】天使になった少女

小さな少女が大きな大きなごつごつとした岩にしがみついていた。

手も足も顔も、ごつごつした岩にあたって傷つきながら少女はその岩を守っているかのようだった。

わたしはその子に聞いてみた。それは、なに?

少女は言う。わかんない。

「わかんないけど、これを離しちゃダメなの。これを離したら一人になっちゃうの。」

わたしは少女に言う。でも、見てごらん、顔や手足にいっぱい傷がついてるよ。

「これくらい大丈夫だもん。だってこれを離したらお父さんもお母さんもいなくなっちゃって、わたし一人になっちゃうから。」

少女はかたくなに岩から手を離そうとしない。

小さな身体で必死に守っている大きな岩は、少女を守ってくれる大切なものようだ。きっと自分を守るために抱えてるのだ。

もう岩に同化しているのではないかというくらい少女はしがみついているので無理やりとることはできないと思った。

わたしは代わりになるものを探した。見つけたのは胸につけられるような小さな軽い羽根。

少女にそれを見せながら聞いてみた。

その岩と同じくらいにあなたを守ってくれて、とっても軽くて、自由に動けて、大好きな人がもっと近くに寄れるようなものがあるんだけどそれと交換してみない?

すると少女は私の方をいぶかしげに見ながら「ほんとに?」とちょっとだけ安堵の表情をにじませる。

本当はもう離したかったんだよね。重いし、痛いし、もっと早くに手放したかったよね。でも怖かったよね、ひとりになってしまうって思うと。自由なんて選べなかったんだよね。

私は言う。うん、片手だけ離してみて。つけてあげる。

ためらった様子の少女だったけど、ゆっくり右手を岩から離した。

私は少女の右胸に羽根をつけてあげる。

小さな羽根は、少女の胸の中に暖かく広がって、少女を優しく包み込んでいく。体中の傷は癒えていって、目には輝きを、頬には赤みを帯びていく。

すると自然と岩をつかんでいたもう片方の手が、そっと岩から離れた。

そのとたん、大きな岩はガラガラと大きな音を立てて崩れ出す。崩れた岩は、キラキラとした光の砂になって空気に溶け込んで消えていく。

最後に残されたのは、小さな小さな石。それは硬い石というよりも、つるつるとした翡翠のような丸い石。

少女はそっと手の上に乗せると自分の胸の中に小さな石を閉じ込めた。

そうか、最初はそんなに小さな「愛してる、愛されたい」っていう気持ちだったんだね。

すると少女の背中には小さな羽根が生えてきてそっと空へ消えていった。

--少女と私のハナシ①--

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私ね、毎日いろんな古傷が刺激されていて、第二の覚醒期に入ってるような感覚なんだよね。でね、今日もすごい感情が溢れたの。

目の前の現実と自分の乖離とか、魂と心と脳の乖離とか。

たとえば、愛してる人の大切なものは奪いたくないし、愛してる人には幸せでいてほしいし、その人の周りの人も幸せでいてほしい。これってキレイごとじゃなくてベースにあるもの。なのに私の心と脳はエゴの塊www

でね、その時におもったの。

あれ、この悲しさとか寂しさって、エゴって、もしや自分に対してじゃない?って。そしたらさ、気づいちゃったんだよね。

「幸せを感じられない」自分と、「感じてると言い聞かせてきた」自分に。

こんなに何年も夫という人との生活の中で幸せを感じる練習してたくせに、なんにも変わってないじゃん!!って思ったら、申し訳なくて。夫にも私にも。あ、冷静になったら何も変わっていないわけはないんだけどね。

そしたら、なんで幸せを感じられないんだろう私ってなっちゃって。ずっとそこをケアしてきたはずなのに、なんでまだこんな感じなんだろうって。

泣きながら高次の方に「幸せってなによ」って投げかけてたら(言い方w)「今のその苦しみも悲しみも泣いてることも全部幸せなんだよ」って返ってきた。目から鱗。

そうか、幸せってふわっとして優しい感じだけじゃない。今のこれも幸せなんだな。って思った。まだ思った程度だけど、でもなんかほっとした。私も幸せなんだって思ったから。

で、それで終わればよかったんだけど、そのあとその幸せを感じきれなかった自分の中に『過去に捉われてる』自分っていうのも認識して。いや、知ってはいたけどさwwww今までもなんどもその自分と向き合ってるし。何度めやねんw

でも新たな発見だったのが「過去にしがみつきたいからしがみついてる」んだってことを認識したっていうか。

なので、イメージでインナーチャイルドに会いに行ってみたら、でっかい岩抱えてるじゃない!あたし旧姓小岩だから!大岩じゃないから!なんて思いながらw

話を聞いていたら「これ手放したら一人になっちゃう」っていうんだもん。納得したわ。

そうだよね、だってさ親が離婚しただの、おばあちゃんの家に引き取られただのっていう出来事って、少なからずかわいそうって言われてて、こどもながらに守られてたって思うよね。それに、その傷があるから親は「申し訳ない」と思いながら私のことを思ってくれるって勘違いしている。

あああああああ!!!ってなりましたw

そうか、今も親に対して私のことをほっといて!って思ってるけど、逆だったわ。私が両親を解放してないんだ・・・・・・。

って気づいてしまいまして。

そして大人になって自由度が増せば増すほど、無意識下では(やっべ!足りないこの石ころじゃ足りない。もっとキズをキズを!)ってなるから、裏切られたりしてきたんだなwwwwうける。

ごめーん(泣)って思って岩を取ろうと思ったけど、あまりにしがみついてて、無理やりはキケンだなって思ったので、愛の羽根みたいなものをあげました。

どこまで効いてくれてるかまだわからないんだけど、こうやって少しずつでもいいから自分の古傷を癒しながら、前に進んでいこうって思います。

泣きすぎて頭痛いwww

いや、でも私さすがだわ。発見からの気づきからの回復が早い・・・。だから次々きてて毎日向き合わせれてるんだけど。

他にもなんかめちゃ色んな事出てきて、愛とエゴを行ったり来たりしております。風の時代よ、風ふきすぎじゃない?w

しかしさ~宇宙にさ~地球の波動をあげて次元上昇させるために私の命を使ってってお願いしたら、ツインに出会ったわけだけど、それがきっと私の統合を進める上で、一番安心で安全で、早い方法だったんだなって思う。

三次元のカタチとは関係なく愛を伝えられる人がいるって素敵よね。そして愛を感じるから、安心して統合に迎えるんだとおもう。

もしこれが一人だったら、めちゃくちゃ時間かかるか、身体を壊しているかと思われるw

宇宙の采配ってすごいわ~❤

そして自分のエゴがすごいわ。こんなにあるのね。どんどん嫌な人間って思っていくわwwww

ああ、人間って、ステキな生き物ね。

mero


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