理想の上司像
今年から新入社員として働き始め、もう半年が経とうとしているらしい。
あと半年もすれば自分が先輩になるという事実に愕然とする。月日は早い。
働き始める前に不安だったことがある。
入社前に不安だったことランキングの上位に必ず食い込む項目、「職場の人間関係」である。
とりわけ、「自分の直属の上司がどんな人なのか」ということについては誰しもがドキドキするのではないだろうか。
蓋を開けなければわからないが、自分ではどうしようもない部分。例に漏れず私も不安に感じていた。
では実際、どうだったのか
…すんばらしく素敵な上司であった。
では、どこがそんなによかったのか。
端的に言うと、”丁寧さ”と"余裕"であろう。
まず、指導の際に "なぜ、どのようにしてそう考えたのか" の過程をできる限りわかりやすく解説してくれる。
素敵である。
普段はこちらのペースに任せてくれるが、難しい仕事になってくると「このへん難しいかもなと思ったんですが、一緒にしますか?」と本当に絶妙なタイミングで助けてくれる。
最高である。
如何なる時も穏やかで、ゆったりした雰囲気で接してくれる。
やっぱり最高である。
知識が豊富で、聞けば答えが返ってくる。必要があれば図を描きながら説明してくれる。
控えめに言っても最高である。
最初にお会いした際に「自分の時間はいくらでも使ってくれていいんで、わからないことがあれば何回でも聞いてください」とさらりと言ってくれる。
来世でも上司でいてくれないだろうかと本気で思う。
…他にも色々あるが、既にくどいので割愛する。
何を食べればそんな出来上がった人間になれるのだろうか。
その上司のようになることが、今の最大の目標である。
道のりは果てしなく長そうだが、理想の上司像を目指して少しずつ頑張りたい。