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To my diary. 52「N番部屋事件、博士部屋事件について思うこと」

※内容が内容なので、気を悪くしてしまう方もいるかと思います。心配な方は拝見を遠慮していただきたいです。

【目次】 1.初めに
2."N番部屋事件"とは
3."博士部屋事件"とは
4.どのようなことが起こっていたのか
5.世間のさまざまな意見
6.私個人の意見

初めに・・・

韓国犯罪史上最大のデジタル性犯罪と言われている「N番部屋事件」「博士部屋事件」はデジタル性犯罪という面では同じですが、全く別の事件。時期も違えば、犯人も違います。同一ではありません。
今回は、主に「N番部屋事件」について書いています。

"N番部屋事件"とは・・・

始まりはカッカッ(ニックネーム)と呼ばれる人物がテレグラムの共有チャッティングルームを1番部屋から8番部屋の8つを作った。女性の個人情報を入手し、「奴隷」と呼び、相手の両親までも脅迫し、性的搾取の写真をアップなどした。
また、ケリー(ニックネーム)という人物に運営を引き渡したし、ウォッチメン(ニックネーム)という人物も関わっている。
N番部屋は2019年9月に消えた。元祖運営者であるガッガッは5月9日に逮捕され、そして被害者人数は200人を超える。

"博士部屋事件"とは・・・

博士(ニックネーム)という人物が博士部屋を作り、運営していた。
女性の個人情報を把握し、サディズムな写真や映像を撮影して掲載させた。また、女の子に違う女の子を紹介させないと殺すぞなどの脅しもしており、つまり被害者を加害者にさせるようなことも行っていた。
博士は職員と呼ぶ手下に指示を出し、直接、性暴行や撮影をしていなかったため、重大な罪としては問われにくいところもある。
博士の本名はチョ・ジュビンといい、報道陣の前に現れた際には質問に無視を続けていた。そして、自殺を図ろうとしたため首元にギブスをはめていた。

どのようなことが起こっていたのか・・・

"N番部屋"と"博士部屋"では女性たちが性的搾取、脅迫、暴行、虐待、強姦されていた。とても残酷な事件で膣内にハサミや体内に幼虫を入れる、ナイフで肌に”奴隷”と刻む、乳首を切りおとす、大便を食べさせるなどを強要されていた。被害者の中には未成年も含まれ、十歳未満の幼女もいた。

世間を騒がせてる理由のひとつは加害者数は累計二十万人以上ということ。お金を払って”それ”を閲覧していたことに対して加害者側は「お金を払ったんだからいいだろ?」「実際には手をくだしてないし」などの声もある。

テレグラムのチャットを介して”それ”を閲覧する場合、入室料だけで数万円以上したり、加害者の人数も多いことから政治家や芸能人も含まれているんじゃないかなどの噂もある。

被害者だけではなく、加害者にも未成年もいたりと、年齢による驚きも世間を騒がせている理由の一つ。

カッカッと博士はお互いに敵視していたと思われる。博士は犯罪利益のため(金儲けのため)にしていたのが主な犯行動機とされており、それに比べてカッカッは女性たちを酷い目にあわせる過程で得られる快感や支配欲による犯行という味方もある。
なので、カッカッのほうが博士よりも、より悪くみられている。
なぜかというと、双方が得た犯罪利益は博士は少なくとも1600万円以上で、カッカッは8万円だったから。

さまざまな世間の意見・・・

韓国には性風俗やアダルトビテオ禁止などがあるため、性的弱者が性的欲求を上手く処理できずに、このような事件に至ってしまったという意見もある。
これがレイプの多さにも関係しているとの声も……。

また、未だにお金を支払って"それ"をみていたことに対して正当化するような意見もみられた。

しばらくして、この事件に関しての映画化の話がでた。しかしながら、被害者への配慮がなってないと批判が集まり、制作中止が発表された。

この大規模な犯罪は韓国だけにとどまらず、日本でもニュースで見ることも増えている。
そして現在、韓国では入会していた男性が自殺するなどしている。

私個人の意見・・・

私がこの事件を調べていくと同時に男性の意見が少ないことも分かりました。それは、おそらく性犯罪だということが関係していると私は思います。
事件を知り、なにかしら思ったこともあるかも知れません。意見を残すということに躊躇してしまう気持ちもわかります。しかし、世間の関心も大事です。このご時世、いろいろ言われこともあるかと思いますが、このご時世だからこそ自分の意見を積極的に言うことも可能かと思います。

自分と年齢の近い子や年下の子もいたと思うと、色んなことが身近な気がしてならない。被害者の子たちがどんな気持ちなのか想像くらいできる、逆を言えば想像しかできない。でも、想像すらできなかった大人たち(これもまた、自分と年齢の近い人もいたかもしれない)が加害者になってしまったのだと私は思う。

私はこのような犯罪(模倣犯罪も含め)なくなってほしいと心から思う。
中国でもこのようなデジタル犯罪が起こっていたことを知り、韓国よりも大規模だという。

被害者の中には、自分が被害者だと気づいていない子もいるそうで、知ることがその子たちにとっていいものなのか私にもわからない。慎重に調べていく必要があると思う。

カッカッが報道陣の取材を受けていた際に、被害者のご家族などが罵声を浴びせていたところを見ると胸が痛くなり、行き場のない怒りを覚えた。

この大規模なデジタル犯罪の真実はこのブログの内容が全てではないと思うし、真実ではないかもしれない(個人で調べたから)。誤った捉え方をされるとも思うし、新たな進展もあると思う。でも、まだまだ新型コロナウイルスが世間を騒がせている中、知っておいてほしいと思った。

以上

まだまだ事件の全貌はわからないが、わかっているだけでも悪質極まりないです。誰かがいつ死んでもおかしくないと思いました。

文章で伝える内容にしてはあまりにも難しく、未熟な上、誤解を招いてしまうかもしれないと思い、気をつけながら執筆いたしました。

このブログ内で再スタートを切る一発目の投稿が、胸糞悪いものでも一人の女性として、この事件を調べ、深く考えることに費やした時間は決して無駄じゃないと感じております。

長文、読んでいただいてありがとうございます。

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