わたしの仕事 #4「書く人」の文章リライト・校閲承ります
「書く人」の文章リライト・校閲とは
ライティングのプロ、つまり「書く仕事」をしていても、いつでも編集者や校閲者が後ろに控えているわけではありません。たとえばご自身のWebサイトを立ち上げて挨拶文を書いたり、編集者が入らない媒体に寄稿することもあるでしょう。
プロであれば、いやプロであるからこそ、自分が書いたままの文章では、いくら時間を置いて読み返しても「やっぱりプロの目を一度通らないとなぁ」と思うことはありませんか。
その「プロの目」として機能します。ご要望に応じて、リライターとしても校閲者としても使っていただけます。
翻訳者は文章のプロだけれど……
翻訳者は文章のプロとして、毎日朝から晩まで「翻訳」しています。
けれどもそれは「翻訳」という仕事であり、自分の中にある内容を文章という形にするというのは、使う脳の領域が若干異なります。作家で翻訳家の村上春樹も言っているように、「文章をクリエイトする」と「第三者の書いた文章を別の言語に翻訳する」のは、似てはいるけれども異なる仕事です。
したがって、ご自身のWebサイトを立ち上げたり、業界誌等の媒体に寄稿するなど、翻訳ではない文章や記事を書く機会があると、毎日「自動運転」でできる翻訳とは違って「うーん」と考えてしまうこともあるかと思います。これは当然のことです。
「第三者の目」として機能します
ひとりで考えていてうまく文章にならなくても、「こんなことを書こうかなぁ」と誰かに話していると、アイディアが湧いてくることはよくあります。じっさいに、そういう発想法もあります。
その「話し相手」としてのみ機能することもできます。メールのみのやりとりがご希望ならばそのように、15分ほど連続でお時間をいただける場合には、Zoomでお話をうかがったりしています。もちろん、顔出しなし、声のみでもかまいません。
「話し相手」は不要、「とにかく書いてみる」ことはできるし、どんどん書ける。けれども、指定された文字数より大幅に超過してしまった、あるいは足りなくて調整が難しい。論理の流れがとおっているかどうか自信がない、推敲がうまくいかないということもあるでしょう。
そんなときに「第三者の目」として拝見します。
個人のお客様は人によって思いもさまざま。「校閲だけ」してほしいということもあれば、「がんがんリライトして」という依頼もあります。ご自身のWebサイトの顔となる挨拶文を、「第三者の目」でチェックしてほしいと要望されることもあります。
わたしは翻訳チェッカー出身ですが、「翻訳チェック」という仕事は、クライアントやその時と場合によって、何をどこまで作業するのかは異なります。「誤訳と訳抜けだけ指摘して」と言われる場合もあれば、「日本語も直して」と指示されることもあります。
チェッカーで培った「細かいご依頼に応える」立ち位置で、翻訳ではない文章もリライトや校閲をしています。
ライターも「校閲者」がほしいとき
ふつう、ライターが書いた原稿は編集者や校閲者がチェックして、よりよいものに仕上げていきます。
しかし、ご自身のWebサイトの挨拶文や、編集者・校閲者の入らない原稿だけれど「プロの目」がほしいということはあるかと思います。
ライターならば、編集者・校閲者の入った原稿と、そうでない生原稿の差はご存知であるはず。プライベートで書く文章だけど他の人に一度見てほしい。そんなときにお役に立ちます。
個人から受ける仕事は楽しい
校閲者やリライターのなかには、個人からの仕事は受けないという人もいます。小口の仕事にひとつひとつ事務処理をする手間と時間が削られる、というのが理由ですね。
けれどもわたしは「個人向け」の仕事が好きです。「書く商売」、つまりプロの文章をクリアにしていく仕事は、発注者の想いを感じることができるのでやり甲斐もあります。じつは、こうしたカスタマイズの仕事を増やしたいと思っています。
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