エッセイ漫画のネーム作業をする時の道具紹介
はろ~!
今日は、わたしが出版用に描いている、闘病エッセイ漫画を描く為に
使っている道具類を、思いきってご紹介したいと思いました。
人様が使っていらっしゃる道具って、気になりませんか?
わたしは気になります。 HSPですし、ただの文房具好きでもあるので。
あくまでもネーム作業(下描きの下描き)をする時の道具紹介です。
下描きとペン入れ作業では、また色々と違って来ます。
アナログ派なので、道具も写真もいっぱいです。
これからエッセイ漫画に挑戦なさってみたい方々のご参考になれば
幸いですが、『モノのやり方』に正しいも間違いもありませんので、
この通りの道具がないと描けない…なんて事は、絶対にありません。
★ノート:
わたしは、紙を好みます。
やはり漫画は、紙じゃないと落ち着かないのです。
ネーム作業は、このA5サイズのノートでやっております。
ただ、小さくてストレスになる事もあるので、B5の方がオススメです。
現に、わたしもこのA5ノートを使い終えた後(あと数ページ分)に、
B5ノートに乗り換えるつもりです。
先日、別の記事にて、そのB5ノートをご紹介しておりますので、
そちらにてご確認頂けます。
このノート、元はただの茶色いクラフト紙のカバーのノートでしたが、
あまりにも表紙がつまらないとヤル気が出ませんので、デコりました。
表紙のラベルには、執筆中の闘病エッセイ漫画のタイトルを書き込む
予定なのですが、未だにタイトルが決まりません…。
あと、元は3冊セットでした。
注文し、届くまでは分からなかったのですが、中はクリーム色の紙でした。
ネット上の写真では、紙の色が白に見えましたので、かなりガッカリ…。
以下の写真では、薄いクリーム色に見えますが、実際はかなり黄色い
クリーム色なので、Wanderings社のA5ノートをご購入なさる場合には、
ご注意を……。
★下敷き:
わたしは多大なるストレスにより、筆圧が超絶高いので、
下敷き無しでは、ノートの紙が破れ放題でございます。
という訳で、ノートと同じサイズの下敷きが必要なのです。
日本でなら、そこら辺に行けば売られていると思いますが、
アメリカのお店には、そんな素敵な物は一切ございませぬ。
ネット上で、日本からの輸入品を注文するしかありません。
わたしが良く利用するサイトでは、このクリアで硬い下敷きしかなく、
仕方なくコレを購入しましたが、んまあ~、硬い下敷きは使い難い…。
下敷きをご購入なさる場合は、フレキシブルなタイプをオススメ致します。
特に、ノートに挟んで使う場合なら、なおさらです。
もっと可愛いA5サイズの下敷きは色々と持っているのですが、
わたしは同じ下敷きを、色んな事に使い回す事は致しません。
日記は日記用、お絵描きはお絵描き用、お手紙はお手紙用の下敷きで
使い分けております。 このクリアな下敷きは、あくまでもネーム用です。
ちなみに下敷きだけでなく、他の文房具類も用途によって使い分けます。
★シャーペン類と消しゴム:
わたしのNote内で、何度か登場しております。
そう、ドラえもんの道具の1つ、『コンピューターペンシル』です!
日本のお友達からの、遊び心いっぱいのプレゼントでしたが、
わたしはとても気に入っており、ネーム作業にも、お絵描きにも、
大体コレばっかり使っております(笑)。
まさか、本当にこの世にドラえもんの道具が存在していたとは…!!
ちなみにコレ、0.5 の芯のシャーペンです。 そこら辺は、さすが日本!
わたしは、青い芯を入れて、アタリや下描き用に使っております。
ちなみにこのPentel社の青い芯、消しゴムで消せますので、ナイスですよ。
わたしの鬼のような高い筆圧で描いても、まだ消せます。 素晴らしい!
さすがは日本の文房具です。 文房具では、誰も日本に敵(かな)うまい!
その他のネーム作業用のシャーペン類や消しゴムは、コチラ。
・芯の太さ 1.3 のシャーペン/Pentel社 Fiesta
・芯の太さ 0.7 のシャーペン/BIC社(アメリカで最もポピュラーな#2)
・芯の太さ 0.5 のシャーペン/ZEBRA社 nuSpiral
・小さい範囲を消す為の細い消しゴム/Pentel社 Clic Eraser
・広い範囲を消す為のデッカイ消しゴム/頂き物のマリオの消しゴム
日本とアメリカの文房具類が、見事にミックスされております(笑)。
この中で、日本から来た物は、nuSpiralと、マリオの消しゴムのみです。
あとは全部、アメリカの薬局で買った、そこら辺の物ですね。
『なんでネーム作業ごときに、こんだけシャーペンが要るんだよ!!』
…と、お思いになるかもしれませんが、その時の気分とか、使い分けとか、
まあ色々あるのです。
以前は、1.3 の芯のシャーペンでコマの線を描いておりましたが、
三刀流はちょっと疲れますので、今は太くて大きい『描き文字』を
描く時に使っております。
ネームですし、コマの線の太さにはもう、あまりこだわらず、
最近は 0.7 の芯のシャーペンで描くようになりました。
あとは中くらいのサイズの描き文字を描く為に使います。
0.5 の芯のシャーペンは、人物や背景を描く為に使います。
コマの中の台詞も、この太さで書きます。
ただのネーム作業なのに、まるで下描き作業をする時並みの
準備や使い方をしておりますが、まあ良いじゃないの!
わたしの自由だっ!!
ちなみに、そのZEBRA社の nuSpiral シャーペン、なかなか良いです…。
日本のお友達に頼んで送ってもらった物なのですが、わたしの小さな
手にもフィットして、良い感じなのですよ。
太さ的にも、持つ所のグリップ的にも、不思議とシックリ来ます。
闘病エッセイ漫画のネームに限っては、もうそれでしか描けないかも。
それが手元に来るまでは、コチラの 0.5 のシャーペンを使っておりました。
Pianissimo シャーペン。 多分、Pentel社の物だと思います。
コレも良いのですが、グリップの所が硬いので、指が痛みます。
0.5 の芯ですが、わたしは特にこだわっておりません。
描ければ何でも良いです(笑)。 ただ、アメリカのお店では、細い芯って
ほとんど手に入りませんので、日本で購入した物がほとんどですね…。
0.7 の芯のみ、Pentel社のにこだわっているというか、それしか存じません。
アメリカのそこら辺のお店で売られているの、コレしかないんだもん…。
日本では、色付きの 0.7 の芯などもあり、もちろん購入してありますが、
さすがにネーム作業には使いませんね…お絵描き用です。
ついでなので、それぞれの芯のシャーペンでの見本を作ってみました。
特に何の参考にもならないかと思いますが、それでも載せます(笑)。
闘病エッセイ漫画のネーム作業には、0.3 の芯のシャーペンは一切
使っておりませんが、ついででしたので、一緒に載せておきました。
0.3 の芯のシャーペンは、わたしの場合は、本気絵用です。
…と、そんな感じで、お道具紹介でした。
お楽しみ頂けましたでしょうか?
『アメリカ人なのに、なんで日本の文房具が多いんだよ…。』と、
ツッコミが飛んで来そうですが、わたしはアメリカの文房具なんぞ、
まったく信用しておりません。 日本の文房具類が一番っ!!
★ついでなので、英語レッスン:
この記事内で、何度も『シャーペン』という単語が出ましたが、
アメリカではまったく通じませんので、ご注意下さいませ。
『シャーペン』は和製英語です。
正確な英語は『メカニカル・ペンシル』でございます。
タメになったねぇ~!!
今日から貴方様も、立派なアメリカ人っ! いやっほう!!