看護師としての経験を経て、新たな挑戦へ
2020年、私は第3子の育休を終え、
コロナ禍の中、医療現場に戻りました。
変わり続けるルールや情報に対応し、
家庭と仕事の両立に奮闘する毎日。
朝6時半に家を出て、
帰宅後は子どもたちの世話をこなした後、
夜遅くまで仕事で分からなかったことを調べ、
気づけば深夜。
心に耳を傾ける余裕はなく、
ただ、「やらなければ」と
自分を追い込む日々でした。
そんな日常の中で芽生え始めたのは、
「自分らしい働き方がしたい」という思いでした。
でも、どうすればよいかは
全く見えないまま、
夫の病気が発覚。
支えなければならないという使命感に駆られ、
さらに自分に負荷をかけてしまいました。
そして、追い打ちをかけるように、
正月の休み明けに小学1年生の娘が
不登校になり、
「働かなくちゃ」
「仕事に行けない」
「仕事に行きたくない」
明日への不安と心の葛藤から
夜も眠れなくなり、抑うつ状態となったのです。
そこで、ようやく私は立ち止まり、
今まで走り続けてきた道を
見つめ直すきっかけに。
「私はどう生きたいのだろう?」
初めて自分に投げかけたこの問いが、
すこしずつ心の重荷をほどき、
歩むべき道を照らしました。
誰かのため、何かのために
突き進むだけではなく、
自分を大切にしたい。
今思えば、
あの日々の葛藤は、
「自分らしい生き方を見つけるための旅」
だったのかもしれません。
そうして、私は大きな決断をしました。
15年間働いた職場を退職し、
これまでの過去を振り返り、
新しい未来の再構築に向けて
動き出すことにしたのです。
自分の心としっかり向き合い、
自分らしい人生を歩むため、
一歩を踏み出しました。
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