
新卒デザイナーが挑む!初めてのロゴデザイン
こんにちは。今回は初めて挑戦したロゴデザインの過程をご紹介したいと思います。
いきなり「企業のロゴを提案して!」というのは正直、新卒デザイナーからして荷が重く、経験もないと取りかかり辛いというのが本音です。なので自社コンテンツ(企画やプロモーションなど)のロゴ制作から始めることにしました。
1. コンセプトの確認
今回制作したのは「プレヴィー」というコンテンツのロゴ。
コロナ禍に考案したコンテンツで、対面営業がまだ厳しかったとき、情報を「動き」と「音」でわかりやすく伝えるための動画制作というのがコンセプト。
ホームページはこちらから(https://mercury-ad.pro/previe)
2. 下書き・ラフ案の制作
コンセプトの確認が終わったらロゴをどんな形にするかを考えます。いきなりイラストレーターやアイビスペイントなどのアプリで書き始めるのではなく、手書きのノートに描いていきます。カタカナ、日本語、英語と様々なパターンで描くようにしています。ここで大体の形を決めていきます。ひと通り案が出て、これだ!というものが決まれば、アプリでの制作に取り掛かります。

これは個人的意見になりますが、なぜ手書きのノートなのかというと、アプリだといきなりデータが消えてしまったり、前のデータに戻れなくなったりとトラブルが起きやすいと思うからです。手書きにすると消しゴムで消さない限りずっと残っていますよね。
もう1つ個人的に意識していることは、下書きのノートにはボールペンで描くことです。鉛筆で描いてしまうと擦れて消えてしまう事があるからです。ロゴデザインに限らずですが、デザインはふとした所から案が思い浮かぶ時があります。その瞬間を逃さないためにもボールペンで描く事を心がけています。
と言っても学生時代の恩師から教わった癖が抜けていないだけですが(笑)
3. イラストレーターで清書
ここで、いよいよイラストレータの出番です。今回はカタカナ表記のロゴがコンセプトに合うと判断したので、カタカナ表記で清書をしていきます。まずは下書きをそのまま なぞり、形を整えてみます。

あまり納得のいく形にはならず……。
今度は図形を組み合わせたり、少し丸みのあるものにしたりと、ここでもいろんなパターンを制作していきます。

ここでやっと納得のいく形ができてきました。形が決まったらそれをさらにブラッシュアップします。

更にもうひと工夫。
プレヴィーは動画制作のコンテンツなので、よく目にする「再生マーク」と「一時停止マーク」を加えます。最後の仕上げに色を付けていきます。

これでロゴの完成!!
実際にロゴを使用しているホームページはこんな感じです。

いかかでしたでしょうか。以上がロゴ制作の過程になります。ロゴをどうやって作ろう……と悩んでいる方に少しでも参考になれば幸いです。