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絶対損したくない、そんなあなたに…

新しいことを始めても続かない、三日坊主になってしまう…そんな経験はありませんか?
「習慣を変えたい」と思っても、なかなか続けられないのが現実ですよね。
私は自他ともに認める3日坊主なので、習慣を身に付けようと思っても普通のやり方ではすぐに挫折してしまいます。
でも、習慣化のために使えるテクニックを勉強してみたところ、いくつか効果のはっきりわかるものがありました。
そのひとつが「損失回避」です。
人は何か得するよりも「損することを避けたい」という心理が強いと言われています。
その心理を利用することで、私たちは意外と簡単に習慣を身に付けることができるんです。
「習慣を続けなければ何かを失う」という状況を設定することで、行動を持続しやすくなります。
今回は、この「損失回避」をうまく使う方法について詳しくご紹介します。

1. ご褒美を先に設定する

最も簡単にできる「損失回避」を活用する方法は、あらかじめご褒美を設定することです。
例えば、目標にしている習慣が達成できたら、自分にご褒美を与える。
逆に、達成できなかった場合には、そのご褒美を失うというルールを設けるのです。
「せっかく楽しみにしていたご褒美を失いたくない」という気持ちが、私たちの行動を後押ししてくれます。
私自身、読書習慣を身に付けたいと思ったときに「1か月間、1日でも読書をさぼったら、買ったばかりのKindleを娘にあげる」と決めました。
せっかくのKindleを使い続けたいがために、渋々でも本を開き、気づけば毎日読む習慣が自然と身に付いていました。
この「損失回避」の効果には驚きました。
本当に、損を避けたいという気持ちは強いんだなと感じます。

2. 少しの投資で「やらなきゃ」と思わせる

また、新しい習慣を始めるときに少しの投資をすると、無駄にしたくないという気持ちが働きます。
例えば、新しいことを始めようと思っている場合、まず道具やツールを購入するのも一つの方法です。
高額な道具を買ってしまったら、使わなければ損です。
その「損したくない」という心理が、私たちのやる気を引き出してくれます。
実際、私の友人は動画編集の副業を始めようとしていました。 彼女はまず動画編集ソフトを購入しました。
そうしたら「使わなければ高額なソフトが無駄になる」という損失回避の心理が働き、忙しい中でも少しずつ動画編集を続け、スキルをUPさせました。
その結果、彼女は動画編集のスキルを習得し、2か月後には副業として収入を得ることができ、今でも毎日少しずつ作業をする習慣が身についているそうです。
これはスポーツを始めるのに最初にウェアを買う、とかゴルフを始めるのにまず道具をそろえる、など「形から入る」アプローチですよね。
最初に少し投資をするだけで、「使わなきゃ」「やらなきゃ」と自然に思えるので、習慣化しやすくなるのです。

3. 習慣化アプリを活用して「損」を設定

最近は、習慣化を助けるアプリもたくさんあります。
中でも、目標が達成できなければお金を失うといった「損失回避」を利用したアプリが人気です。
例えば、毎日運動する目標をアプリに設定し、達成できなかった場合は少額の寄付をする、あるいは口座から自動で引き落とされるなどの仕組みがあります。
こうしたルールをアプリがサポートしてくれるので、達成するたびにやりがいを感じられます。
ある調査によると、このようなアプリを利用した人は、習慣化の成功率が90%以上に達するという結果が出ています。
お金を失いたくないという気持ちをうまく使えば、日々の行動が継続しやすくなるのです。
この引き落とされたお金は誰のものになるのかきになりますよねw
そして私はこのアプリはあまり使いたくないと思ってしまったので、ここではあえてリンクなどは貼らないでおきますw

損失回避は強力な習慣化の味方

損失回避を活用することで、私たちはやる気を引き出し、習慣化しやすくなります。
そして、続けることが楽になれば、自然と成果がついてくるでしょう。
「損したくない」という気持ちは、決して悪いものではありません。
むしろ、習慣化においてはとても大切な要素です。
ご褒美を先に設定したり、少しの投資をしたりするだけで、行動を起こしやすくなります。
ぜひ、「損失回避」をうまく活用して、新しい習慣を始めてみてください。
続けることの楽しさを、きっと感じられるはずです。
ただしこのやり方は合う人と会わない人がいると思いますので要注意!

最後まで読んでくださってありがとうございました。
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