お金持ちになれない人の残念なお金の使い方
「お金持ちとそうでない人の違いって何だろう?」と考えたことはありませんか?
実は、その差は「お金の使い方」にあるんだという、アメリカのCEOのインタビュー記事を読みました。
彼曰く、どんなに稼いでも、使い方を間違えると豊かさは手に入りません。
逆に、ちょっとした工夫や考え方の違いで、生活が驚くほど安定し、満たされたものになることも。
なるほど、と思った部分も多かったので共有したいと思います。
お金持ちが大切にしている「お金の使い方」の秘密がシンプルに語られています。
1. お金を稼ぐより大切なこと
多くの人は「どうやってお金を増やすか」って永遠のテーマのように考えますよね。
私もそうです。
お金よりも大切なものがある、って心では思ってるんですが、実際に生きていくためには財源が必要なのも事実ですもんね。
最近読んだコラムで、資産形成についての考察がありました。
稼ぐことを考えるのは大切、だけど資産形成で本当に大事なのは「豊かさを維持する」ことなんだとか。
せっかく手にしたお金も、無駄遣いやギャンブルで失ってしまえばあっという間に消えます。
よく言われる事では、宝くじに当たっても、1年後には破産している人が多いのです。
だから、稼ぐ方法だけでなく、豊かさを保つ方法も学ぶことが大切だということなんです。
2. 一般人とお金持ちの「買い物習慣」の違い
記事によると一般の消費者は、CMやSNSの影響を受けやすい傾向が強いんだそうです。
たしかに、ドラマや映画で貧しい家を描写する時、いつも散らかった家でテレビがつけっぱなし…のイメージがありませんか?
逆にお金持ちの家を描写されるとき、テレビがついているイメージがありません。
お金持ちになれない人は、流行に流されて買い物をする人が多いのが特徴なのだとか。
一方で、お金持ちは「コスパ」や「価値」を重視します。
高級ブランドも、無駄に高価なものには冷静な目で判断します。
ブランドにこだわらず、品質や長期的な価値を大切にするのです。
3. お金持ちは「体験」にお金を使う
お金持ちは「体験」にお金を使う傾向が強いです。
旅行や食事、趣味に投資し、豊かな思い出を増やします。
物を買っても喜びは一時的ですが、体験はずっと心に残ります。
例えば、ブランド物は時が経つと飽きがきますが、旅行の思い出は色褪せません。
また「体験」は知識と経験に直結するので、モノを買うのと違って自分への投資となります。
自己投資はまた後に自身の仕事などで生かし収益アップにつながるので、ますます豊かになるループができるのです。
とはいえ、予算が限られた人たちは豪華なホテル滞在や海外旅行などはできません。
そんな中でお勧めの最もコスパの良い「体験」は読書だそうです。
読書は体を動かす「体験」とはちょっと違うかもしれませんが、そこから絵が喜びはずっと心に残ります。 読書から広がった知識は後に富を生み出す可能性も大いにあります。
これを聞いたら、今日から読書を始めたくなりますよね♪
4. 生活が厳しい人ほどコレに依存する
そして、お金持ちになれない人のお金の使い方としてあげられていたのが「宝くじ」。
生活が苦しい人ほど、宝くじに頼りがちなのだそうです。
アメリカの調査でも、富裕層以外が宝くじに多くの資金を使っています。
逆に富裕層は宝くじを買うくらいなら寄付をする、という考えの人が多いようです。
しかし、確率論からいうと宝くじで得をするのは稀。
多くの場合当選金以上にお金を失っているのに、貧しい人はなぜか気づけないのです。
夢を追って一発逆転を狙う気持ちはわかりますが、宝くじは成功への道とは言えません。
また、運よく大金が当選した人も、その使い道を間違い、元よりも悲惨な生活に陥る場合が少なくないのも怖いところです。
豊かさのカギ
結論、お金持ちになりたいなら、まず「お金の使い方」を見直すこと。
流行に流されず、自分の基準を持ちましょう、ということでした。
そして、長く価値を感じられる体験に投資すること。
予算が少ないなら読書がおすすめ。
それが、豊かさを築くカギになり、自分自身の成長にもつながる近道なんですね。