親と一緒に旅をしている今感じること
祖母の介護をしていた母がいつも言ってた。
『私がしていることを、私が介護をしてもらう時に、
あなたが同じことをする。
だから、今一生懸命看病している。』
なんだかそれってどうなの?
その為(自分の為)に介護してるの?
とちょっと思っていた。
確かに、子供は真似る。
大人になっても、自分の身近な親の真似を知らず知らずのうちにしていて、自分で驚くこともある。
心を込めて看病することは、自分の時間も心も(言葉は悪いが)犠牲にしている。
たぶん、母はそう思わないとしんどい介護が出来ないと思っていたのかもしれないと今思う。
私は自分の親の介護を本気でしなくてはいけなくなったら、どう向き合うのだろう。
きちんと自分の気持ちを決めておかないといけない と近頃思う事が多い。(もう目の前に来ている)
親になかなか素直に感謝の言葉は伝えにくい。
だから今まで受けた愛情への、恩返しだとは思っている。
いつも優柔不断な私だからこそ、芯をもって自分の真の心で、親の介護にあたりたい、介護にあたれたら、と思っている。
そんな綺麗事で済まないことは、周りから山ほど聞く。
だからこそ、今の時点で自分の気持ちにきちんと芯を持っていたい。
そうしないと、自分が崩れてしまいそうな気がしている。
みんなの話を聞いて、
『1人で背負い込まないようにしよう』とは思った。
自分の性格上、何もかも頑張ってしまいそうだから。
まっ、今はゆっくり旅を楽しむ事にしよう!
これも一つの恩返し。