自分を肯定していくとは
行動の理由
もしも、自分が望んだままに未来がやってくるとしたのなら。そんな夢みたいな人生なんかあるはずもないと思いつつも想像してみたことがあります。
毎日が喜び満ちていて、楽しくて仕方がない日常。活き活きとしている自分。自分も周りも絶えることのない笑顔。そうなれたのなら、きっと、何処までも自分を信じることが出来て、どんな時も自分を肯定することが出来るのではないでしょうか。
そんな自分になりたいと思うのでした。
ですが、いつしかなりたい自分を忘れてしまったようです。きっと、どこかで、そんな望みは到底叶うものではないとか、自分には出来るわけがないと諦めてしまっていたんだと思います。そうなると、自分が信じられなくなってしまうのです。自分で選んだことでさえ、迷っては思い悩んでしまうのでした。
気が付けば、僕は否定的な理由で行動するようになっていたのでした。
「今日は何の為に頑張るのか。それは、ダメな自分になりたくないから。」
「何の為に必死になって仕事をするのか。それは、大切な家族に嫌な思いをさせたくないから。」
「何の為に貯金するのか。それは将来が不安で仕方がないから。」
そうなってしまったから、分かったことがあります。どんなことも否定的に捉えてしまうのです。いつだって、否定的な考えが浮かんでしまうのです。自然と否定的な言葉が出てしまうのです。そうしたことは、思いとは裏腹に、どんどんと否定的な方に導かれてしまうのです。
人は自分のイメージしたことに強く引っ張られるもの
貧しくなりたくないから豊かになりたい。それでは、どうしても貧しい自分をイメージしてしまうのです。ダメな自分になりたくないから頑張る。それでは、ダメな自分をイメージしてしまうのです。その思いを強めてしまえばしまうほど、どんどんと貧しい自分やダメな自分をイメージしては思い描いてしまうのです。
ある本に書かれてあって、はっとさせられたことがあるのです。「どうか神様願いを叶えて下さい」と、願うものです。でも、どこかでその願いが叶わないと思っているから、神様にお願いしているのではないかということです。それでは、叶う願いも叶うはずはないだということでした。それは、どこか僕の心を見透かされているようでした。
思い通りの人生なんて出来るはずがないと思いながらも、自分らしく生きたいと願っていたのですから。それは、どれだけ自分らしく生きたいと願う度に、思い通りの人生にはならないというイメージを強めてしまうだけだったのです。イメージすればするほど人は、イメージしたものを意識してしまうのです。そして、どんどんとイメージした方へ引き寄せられてしまうものなのです。
自分を肯定していくとは
自己肯定感という言葉があります。それは、ありのままの自分を肯定する感覚だという意味であり、自分が自分を認めて尊重できることだとされています。でも、こうしたことを学ぶことが出来たために、それは、どんな自分もポジディブに捉えていくというよりは、自分の行動の理由を肯定的に変えていくことだと、僕の中で解釈しているのです。
今、自分の努力は何の為にあるのですか。歯を食いしばってまでして、こらえているのは何の為にあるのですか。今一度、見直す必要があるのだと思うのです。全てはなりたい自分になるためでいいじゃないかと思い直すことが僕には出来たのでした。
そして、もう一度自分の人生が思いのままになるとしたらを想像してみました。ほんの少しだけど、満たされた感覚になれたのです。活き活きとした自分でいることや自分の全てを信じるなんてことは、今は嘘になってしまいます。けれど、笑顔で活き活きとした自分や自分の全てを信じるようになる為には、どうすれば良いのかを真剣に考えるようにはなれたのでした。
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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー