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自分を信じることの意味

自分が信じられなくて

誰もが経験をしたことがあることかもしれませんが、僕には、これ以上ないくらい自信を失くしてしまい苦しんでいた時期がありました。何をしても上手くいかないのです。こうも上手くいかない事ばかりだと、自分には何の才能もないように思えてなりませんでした。

人生において、幾度となく困難を乗り越えていくと、それなりに自分に自信が持てるものだと思っていました。過去にいじめを乗り越えることが出来た経験があった僕は、どんなことにも耐えられるような気がしていました。

でも、壁にぶつかってしまうと、ついこんなことを考えてしまうのです。

「僕はもう、限界かもしれない...。」

今だから言えることなのかもしれませんが、自分が限界だと思うと、本当にそうなってしまうのです。これ以上踏ん張れないのです。自分の記憶の中にある乗り越えた経験なんか、何の役にも立たなくなってしまうのです。そして、過去の中の失敗を見つけ出しては、「やっぱり自分はだめなんだ。」と、なっては限界であることを証明してくるのでした。

誰にでも、なにかしらの才能があると言われているのに、自分が信じられなくて、何の才能もないように感じてしまうのです。結果的に、自分の中で限界を作ってしまい、そこから飛び出すことが出来ないのです。

そうなると、自分の中の喜びも色褪せてしまうし、人生において何をしても無意味に感じてしまうのでした。

自分を信じることとは

何かを成し遂げたから、自分を信じることが出来るものだと思っていたんです。僕自身がいじめを乗り越えたことで自信を持つことができたからです。料理を美味しく作れて褒めて貰えたから、料理が得意だと信じることが出来る。かけっこで一等賞になれたから、足が速いと信じることが出来る。テストで100点を取ることが出来たから、勉強が出来ると信じることが出来る。仕事で大きな結果を残すことが出来たから、仕事が出来ると信じることが出来る。

でも、それはとても矛盾していたことだったのです。

だって、いつだって心が先に動くものだからです。

僕は宇宙飛行士ではありません。だって、宇宙飛行士になりたいと思はなかったからです。僕は医者ではありません。だって、医者になりたいと思ったことがないからです。僕は料理人になった経験があります。それは、料理人になりたいと思ったからなることが出来たのです。僕は、起業して自分の会社を経営しているのですが、それは、僕が起業したいと思ったからなんです。

先ほどの話から考えてみても、自分が限界だからと思ってしまったから、本当に限界がきてしまったのです。

つまり、全ては先に心が先に動いて思うことで、思考となり、それが行動となって、現実を動かしているのです。

そう思うと自分の可能性は無限に広がるものではないかと思えました。何かを成し得たから自分を信じられるのではなく、自分が信じたから何かを成し得ることが出来るということだからです。

だって、自分が望めば、どんなことも可能になるということです。

自分の可能性を信じた分だけ、自分の可能性は広がっていくのです。

そう思うと、どんなことも望んでいいんだと思えました。これまで、自分には何の才能もないと諦めていたことも、出来るかもしれない。そう思えたのです。

この事実を知ったことで、本当に勇気が湧きてきたんです。自分を信じてみようと思えたのです。

何もかも自分を信じることなんかは、未だに出来ないけれど、自分がやりたいことや、今の自分が取り組んでいることに関しては、限界なんかないということ。時間はかかりましたが、現段階で自分を信じようと取り組むことが出来ている気がします。

それだけでも、現実は大きく変わりました。

自分なりにでも、人生を楽しめているじゃないかと満たされるまでになれたのでした。

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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー

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