見出し画像

自分ご褒美はすぐに辞めた方が良い

自分ご褒美で頑張ってきた

今の僕の仕事は、施設で食事を作ることです。ですので、朝昼晩の3食の食事を365日分のメニューを栄養も含めて考えないといけません。この仕事が、思いの外大変で、自分で言うのもなんですが、綿密に計算していかないと、当日大変なことにもなります。僕は毎月、そのメニューの作成に追われているのです。

昔から無茶な仕事の仕方が抜けきれずに、この作業は平気で夜通し行ってしまうのです。今もなかなかの具合で追い詰められています。

だから、僕は自分ご褒美を設けて、頑張ってきたんです。

頑張った自分にご褒美をするという、マイルールを設けることで、そこに向けて頑張れるというものは、ポジディブに働くものだということ。過去に僕は、この「note」でも、良いものだと記事にさせて頂きました。

しかし、それが当てはまらないこともあるということを経験して学ぶことができたのです。

無意識の部分では

はじめは、とても自分にご褒美を設けたことで、気持ちを高めることができました。メニューを完成させたときは、達成感を強く味わえたし、解放的にもなれました。その感覚をしっかりと、自分に刻み込んでいました。そうしたら、次に取り掛かったとき、また、その至福な気持ちを味わいたくて、モチベーションも高く望むことができたのです。

ですが、次第に憂鬱な気持が強くなってきたのです。自分ご褒美を用意しておいても、気持ちがどんよりとして、思うように進めなくなってきたのでした。

ひとつ達成したときに、以前よりも、解放的な気持ちが大きくなっていくのを感じたのです。羽目の外し方も、ひどいものになっていました。そうやって、羽目を外せば外すほど、次の取り掛かりが、より憂鬱なもになっていくのを感じました。先月なんかは、取り掛かることに、3日も要したのでした。

そんま時に、急に思い直したように、潜在意識の本を読み直したのでした。

そこで、僕は気づくことが出来ました。自分ご褒美を設けたことで、その目標や目的が、辛いものやしんどいものだということを、無意識の部分で認識して認めていることになるというものでした。頭の中では、楽しいものにしたいと、自分にご褒美を用意していたつもりが、心の奥の無意識の部では、メニュー作成が、辛いと断言していたのでした。

思い返してみれば、達成した時に、やたら開放的になっていたのも、辛い気持ちを耐え抜いたから、そうなってしまったと言えるのでした。だから、僕の心は次第に耐えきれなくなり、憂鬱な気持ちとして、自分自身に訴えかけていたのでした。

そのことに気が付いた僕は、改めて、自分の仕事を見つめ直せたのです。何の為に、僕はこの仕事をしているのか。食事を通して施設で暮らす人たちが、健康で元気に過ごしてもらうこと。美味しい食事を提供することで、喜びや感動をしてもらうこと。食べることを楽しんで欲しかったのでした。

そんな思いを再確認した時に、ご褒美の為にやっているものではないのだと感じました。だから僕は、自分にご褒美を用意することを辞めました。

そして改めて、施設の方々の食事している姿を、自分の目で確認してみたのです。美味しそうに食べている姿や、実際に美味しかったと声を聴くことが出来たのです。この仕事そのものに喜びや価値を感じられたのです。

そうやって無意識の部分から変わることが出来たために、今回の僕は、メニュー作成そのものを楽しむことが出来るようになりました。あの時に見たあの笑顔を想像しながら、取り組むことが出来ています。

お知らせです

お悩み相談はじめました!

人生に迷った時、どうしたらいいのか分からない時、誰にも相談できずに、苦しみました。いつか、僕自身も誰かに寄り添い、背中を押すことが出来たらと思い続けてきました。
だから、あなたのお悩みに、寄り添いたいのです。
どの記事でも構いませんので、コメント欄にてお待ちしております。

詳しくは、こちらを読んでください。

相談される方は上の記事内にある注意事項を読んでから、ご相談下さい。


最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日が皆さんにとって最高な一日になりますように。
メルシー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?