
ネガティブ思考でも人生は上手くいく
ポジティブになりたいが呪いになった
ネガティブ思考な自分が嫌いでした。すぐにマイナスに考えてしまうせいで、どれだけ苦しくなったのか分かりません。そして、僕の人生は上手くいかないことばかりなんです。何故か、後悔ばかりしてしまうのです。そんなネガティブな感情に負けっぱなしの人生をどうにかしないといけないと感じていました。
ポジティブに生きたい。ポジティブな人に憧れてあんな風になれたらいいのにと思いを募らせていくうちに、僕はポジティブな思考を意識するようになりました。「自分らしく生きる」「ありのままの自分になれる」という言葉にとても強く惹かれました。
ネガティブな思考が影響しているのか、自分が嫌いだったから影響しているのか、それともこの2つが大きく影響しているのか分かりませんが、自分らしく生きているとはとても思えなかったからです。人一倍、人に気を使っていたし、いつも自分なんかと思い、人を優先させてきました。だから、人に振り回されることばかりだったのです。そんな自分が余計に嫌になっていました。
ポジティブな自分になって、自分らしく生きる。そう誓ったのです。でも、臆病な性格やすぐにあきらめてしまう性格、すぐに自分を甘やかしてしまう自分では、いつまで経っても、自分を変えられない。そう思いました。実際に、ポジディブでいようとしても、すぐにネガティブ思考が浮かんでくるのです。足掻こうとしても、すぐにしんどくなってしまい、いつものネガティブな自分に戻ってしまうのです。そして、また辛く苦しくなってしまうのです。
よりポジディブへの思いが強くなって、自分に厳しくするようになりました。自分に叱責しることも、当たり散らしてしまうこともありました。自分を強く否定しては、自分の感情をコントロールしようとしたのです。ですが、それは、余計に自分の感情をネガティブな方向に寄せてしまったのです。
足掻いたそ見えたこと
自分でも分かっていたことでした。あそこまでしみ込んでしまっていたネガティブな自分が、そう簡単に変わる訳がないのです。自分に厳しくしても、ダメだったのです。ほんとうに苦しくてしんどかったです。自分に対して何度失望したことかわかりません。
それでも、僕はポジティブな自分に生まれ変わりたかった。やれることは自分の知っている限り全て試したかもしれません。無理だと分かっていても、足掻き続けたのです。それでも、神様は許してくれず、僕が変わることを許してはくれませんでした。
そして、このことだけだとは言えないけれど、その時の状況の変化も重なってしまったに違いありません。運命としか言いようがなくなるべくしてなってしまったのですが、ついに、僕は自分を極限まで追い込んでしまったのです。自分自身の希望まで奪ってしまったのですから。心は壊して、自ら命を絶とうとしてしまいました。
我に返ったときは、もう手遅れでした。
人生のどん底まで落ちてしまったのです。
仕方がないとはいえ、そこまで苦しめてくれるのかとしばらくは嘆いていました。悲しくてしかたなかったんです。全ての努力が無意味に思えてしまったんです。これまでの僕は悪あがきでしかなかったのです。どれだけ自分をポジティブな人間に変えようとしても無理だったのです。
悲しみに明け暮れた日々を過ごすうちに、吹っ切れたように、ネガティブな自分でもいいじゃないかと思えたんです。
その理由は、こうでした。僕は、ポジティブな人間になりたいばかりに、いつも自分を否定していたんです。湧き上がる感情も、そんな風ではダメだと言い聞かせていましたから。ですが、この時は、素直になれたのです。悲しみを時間をかけてでも味わったのです。それは、僕にとっては初めてのことかもしれません。ありのままの自分だったのです。ありのままの気持ちをそのまま受け入れたのです。そのことによって、気持ちが前を向くいことが出来たに違いありません。
ネガティブな自分を受け入れることが出来たことによって、ネガティブ思考な自分に変化が起きました。ネガティブな自分の脱却からではなく、ネガティブな思考が浮かんできたらどうするのかを考えるようになたのです。
不安になったら、楽しいことをしよう。
疲れたら、休むようにしよう。
落ち込んだら、自分を癒すようにしよう。
苦しく成ったら、自分に寄り添ってあげよう。
ネガティブにならないように必死になるのではなく、ネガティブだからこそ出来ることを必死に探しすようになりました。足搔き続けたからこそ、見えてきたものでした。
これが僕の中でのポジディブ思考になりました。
それから、少しずつ人生がより良いものになっていったと実感できるまで、僕は変わることができたのです。
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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー