
漫画レビュー18 ダンジョンの中のひと
たまにはこういう変化球。
こんにちはメルカです。
今回の漫画レビューはこちら
「ダンジョンの中のひと」です。
作者:双見 酔(フタミ スイ)
コミックスはまだ1冊しか出ていませんが、通常の漫画とは視点が異なっていて面白い漫画だったので取り上げてみました。
2021年12月に2冊目が出版される予定です。
でも1冊しか出ていないので1話以降のネタバレ控えめです。
転生ものではなく普通にアナログなファンタジー。
では本編へ。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
導入はシンプル。
モンスターが徘徊するダンジョンで生計を立てているであろう父と娘がいました。
親子共にジョブはシーフ(盗賊)。戦士や魔法使いよりも弱キャラです。
ゲームの世界ですね。
父は娘にダンジョンでのサバイバルのいろはを教えます。
が、本人自体は強いのですが教るのはヘタ。その上無駄にスパルタ。
その父がダンジョンで行方不明になり3年が経ちました。
娘(クレイ)は優秀だったのでなんとか一人でダンジョンを突き進んでいました。
ある日斧を持ったミノタウロスと思(おぼ)しき強敵と出くわします。
強敵と認識しながらも油断せず善戦するクレイ。
闘いの流れでミノタウロスは斧を投げつけてきます。
その斧は壁に当たり、壁の一部が派手に砕けました。
その後、急に
ミノタウロス「うへ マジか」
クレイ(!?モンスターが喋った!!!)
クレイからすると3年ダンジョンに潜っていて初めての出来事です。
ミノタウロスは言葉を続けます。
ミノタウロス「あ………待った。やめやめそれどころじゃない。きみ 壁が崩れただけとか思ってるでしょ?違うからね?すぐ責任者来るから。」
身構えていたクレイは警戒態勢を維持していましたが、間の抜けた空気からか徐々に戦闘意欲がなくなっていきます。
ミノタウロスは崩れた壁を指して「見て」と促します。
壁の中を見てみると「宿の一室のような部屋」が丸見えになっていました。
そしてその部屋の奥のドアからローブを来た可愛らしい女性が出てきました。
?「わっ。崩れてる。…すいません少々お待ちください。」とクレイに声をかけます。
そしてミノタウロスの方へ歩いていき話かけます。
?「お手数おかけしました。後はこちらで引き継ぎますので配置に戻っていただいて大丈夫です。」
頷くミノタウロス。
?「詳しくお話しますのでついて来ていただけますか。」とクレイに声をかけ、少女が入ってきた部屋の奥への扉へ誘います。
クレイは警戒しつつも付いていきます。
?「警戒しなくても居住区は安全区域になります。」との事。
ますます意味が分からない状況のため話を聞くことにします。
少女はなぜか自分の名前がクレイであることも知っていました。
そしてダンジョン内の安全区域の謎という本題に入る前に唐突に提案をされます。
?「クレイさん。ここで私と働きませんか?」
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
この先はぜひ漫画をご覧くださいませ。
軽くこの後の展開を話すと、話し合いをした後にお互い同意の上でこの少女と戦うことになります。
そして今まで倒すことしか考えていなかったモンスターやダンジョンを管理する側としての生活が始まります。
コミックアクションにて第一話を読むことが出来ます。
冒頭でお話した通りコミックスは現在1冊だけ刊行されています。
ダンジョンを踏破するのではなく管理する側の事情が展開されていくこの漫画にもし興味が出た方はスキ・フォローをお願いします。
紹介漫画マガジンを作成しました。
このnoteも収納されています。
何か面白そうな漫画を探している方は眺めてみてくださいね(*'ω'*)
では今回はこんなところでノシ メルカ
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