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#17 ビギナーズラックを引き当て 初めての大型受注

こんにちは!「めおと」ブランドマネージャーの中川です。

ふたりで楽しむ暮らしのギフトブランド「めおと」。
そんなブランドの立ち上げ秘話をnoteしています。

▼めおとWebサイト


ビギナーズラックを引き当て 初めての大型受注

さてさて前回の続きから・・・
▼前回の記事はこちら

営業上手な相談相手のおかげで、東京の会社7・8社にアポイントが取れた。
初めての対面営業にワクワクしつつ燕三条から新幹線で向かう。

私が、展示会や対面営業にワクワクするのは、自分史上初めての試みだから。

性格上、やった事がない仕事に挑戦するときにワクワクする。

逆に「一つの性質の仕事を数十年と続け、トップシェアを目指す」というのはモチベーションが続かない。
人間、得意不得意があるものです。

東京では、アポなし営業も含めて、10社ほど商談ができた。
話をしてみると、導入確度が高い会社、低い会社、いろいろと分かれる。
事前にアポが取れず、ダメ元で2社ほどアポなしで訪問したが、偶然担当者がいて、きちんと話ができたのは意外だった。(東京も案外あったかい)

ただ、クタクタになって訪問して回ったものの、
「すぐに取り扱いを始めましょう!」
と言ってくれる会社はゼロ。
感触が良くても、「チームで検討します」という回答だった。

展示会で数十枚と名刺をいただき、見込み顧客はいるが、営業を行ってもなかなか受注が決まらない。悶々としていたある日、
 
「めおと包丁の取り扱いに興味があるので、商談をお願いしたい」と連絡があった。

展示会場で私が直接応対した会社ではなかったので、会社名を見た時にピンとこなかったが、いただいた名刺の中には確かに、その会社と担当者の名刺があった。

先方のWebサイトを見てみるとギフトカタログの大手だとわかった。
おぉー!デカい会社。いっちょ気合い入れてみるか」とオンラインでの商談に臨む。

はじめましてのオンライン商談。すでに先方は、めおと包丁を導入すると決めているようだった。商談でよくある、相手を伺う雰囲気も特にない。

新潟県燕三条エリアにも詳しく、このエリアの包丁やその他キッチンツールも長く取り扱っているようだった。

最後に掛け率(めおと包丁を先方に定価の何%で販売するかを表す比率)を提示され、そこまで厳しい内容ではなかったので、オンライン上で「お願いします」と返事をしていた。

先方が、「では、後で契約書等送るので」と商談を切り上げようとしていたので、
「え?これって決まりってことでいいですか?」と私。
「はい。夏の特別号の掲載からと考えています」と先方。
改めて「よろしくお願いします!」と商談を終える。

商談後、展示会に同行してくれていた海外部長に「こんなに大きな会社が扱ってくれるって!」とすぐに報告。
部長も先方のWebサイトを見て「年商○○○億はすごいっすね、おめでとうございます。」と喜んでくれる。

ドラマのような展開だが、本当に分厚い契約書が届き、合計で100万円ほどの発注書をいただき、納品、代金の回収と滞りなく進んでいった。

というわけで、初めての展示会でビギナーズラックを引き当て、初の大型受注を獲得できた。


この後もしばらく、めおと包丁の営業展開は続きます。